02. 2013年9月28日 15:01:05
: S28J8bkdYY
「共産主義に対する防波堤」と位置づけるアメリカの対日政策国際勝共連合は統一教会の教祖文鮮明が、1968年1月13日に韓国で、同年4月、児玉誉士夫・笹川良一・岸信介らによって日本に創設され、これと日米韓の軍部とCIAが連携プレーをするようになった。日本の初代会長は「統一教会」の会長でもあった久保木修己。名誉会長は笹川良一であった。 山岡賢治の義父である作家の山岡荘八は、保守・右翼言論人や政治家との親交が篤く、1963年には、福田恒存、田中清玄、田岡一雄、市川房江らと「麻薬追放・国土浄化連盟」を結成する。田中は右翼思想化、田岡は山口組三代目。そして1973年には、谷口雅春、岡田光玉と「日本を守る会」を結成。 谷口は「生長の家創始者」で、岡田は元陸軍中佐・岡田良一、世界救世教・真光教団創始者である。「日本を守る会」の相手は、「共産主義」であり、やがて「日本を守る会」は、保守大連合組織「日本会議」(会長・三好達元最高裁判官)につながる。 ◯歴史的、軍事的経緯から戦後日本の保守・右翼というのは米国と韓国とは親密なのである。特に中曽根首相時代は顕著だった。そして、政財界とカルトやヤクザとの繋がりが深いまま現在に至っている。東西冷戦は1989年のマルタ会談で終わっている。
日韓友情年は、小泉首相と盧大統領の日韓両首脳による「日韓首脳共同宣言」に基づいて日韓国交正常化40周年を記念して2005年を日韓友情年2005と定めた。電通の “天皇”成田 豊が日韓友情年の副委員長が務めることになった。 電通は韓流ブームを盛り上げるなどのメディアミックス的戦略を展開。「ソフトバンク」のお父さん犬も電通生まれである。 ・・・・・・・・ 「カルトの世紀 道徳再武装(MRA)と松下政経塾」より ◯MRAは、フランク・ブックマン博士という人物が提唱し、20世紀初頭にアメリカ・ペンシルヴァニア州立大学で始まった。 ◯元はキリスト教福音主義派の社会改革運動で、禁酒法時代の乱れた学生達を改心させるのに独特の洗脳テクニックを使った。 ◯1921年、ブックマンはイギリスへ渡って新しい精神運動を起こし、オックスフォード大学の学生たちに影響を与えた。この運動は「オックスフォード・グループ」と呼ばれるようになった。 ◯1938年、軍備に代わる世界的規模での道義と精神の再武装を唱え、MRA運動を全世界に向けて提唱した。またブックマンはナチのヒムラーやヘスと特別な関係があった。 ◯戦後、左翼運動・労働運動が激化し始めていた冷戦時代にあって、ブックマンは労使協調を主張し、MRAの存在は西側の体制の利益に合致した。 ◯MRAは戦後間もなく日本にも上陸し、錚々たる日本のエスタブリッシュメントが、MRAのメンバーになった。初代日本会長は石川島播磨重工業(IHI)の設立者で東芝社長と経団連会長を歴任した土光敏夫だった。 ◯MRA は明確にCIAのコントロール下にあったという。CIAのエージェントだった岸信介もMRAにも深く関わっていた。 ◯統一教会は、軍事政権下の韓国の韓国中央情報局(KCIA)が直接組織した団体だったが、その教祖の文鮮明は、実はMRAを参考にして統一協会を作ったと言われる。 ◯戦後日本の政治家の中でMRAの影響を最も強烈に受けたのは、後に民社党(現在の民主党)に連なる社会党右派だった。 ◯日本最大の労働組合の全国組織「連合」(日本労働組合総連合会)がそのゴールだった。 ◯池田大作と松下幸之助は盟友関係にあった。(創価学会は戦後から勝共的性格を帯びていた。) ◯MRAが巨大な影響力を及ぼしている日本の政治勢力はもうひとつある。松下政経塾出身の新自由主義/ネオコン政治家たちだ。 ◯日本にネオリベラリズムを導入した最初の首相である中曽根康弘は、MRAと統一教会に深く関わっていた。 http://black.ap.teacup.com/fukashinogakuin/564.html (より抜粋) ◯ちなみに、デイヴィッド・ロックフェラーは、1936年にハーヴァード大学を卒業しているが、卒業論文のテーマは「フェビアン協会」であった。その後、フェビアン協会が設立したロンドン・スクール・オブ・エコノミクス (LSE)に留学し、同校で修士号を取得している。フェビアン協会の紋章は「羊の皮を被った狼」。麻生太郎と小泉純一郎はUCLとLSEに留学経験がある。 |