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「なぜムサシに集計を依頼したのか」(EJ第3640号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/375799335.html
2013年09月27日 Electronic Journal
2010年の民主党の代表選──この選挙で菅氏ではなく、小
沢氏が選ばれていたら、民主党の運命も日本の現在も、大きく変
わっていたと思います。2年3ヵ月に及ぶ菅・野田の失政は目を
覆うばかりです。まして、その選挙に不正が行われていたとなる
と、国民は民主党をとうてい許すことはできないでしょう。
さて、党員・サポーター票の郵送先は、茨城県つくば市所在の
「筑波学園郵便局」だったのです。なぜ、こんな場所が郵送先に
指定されたのでしょうか。
株式会社ムサシ・エービーシー(以下、ムサシ)という企業が
あります。デジタル化サービスがメインの企業です。この企業は
選挙におけるデータ集計作業を請け負っており、茨城県つくば市
にはムサシの「つくばセンター」という名前のデーターセンター
が2つもあるのです。したがって、党員・サポーター票の集計は
ムサシによって行われたと考えて間違いないと思われます。
さて、このムサシですが、単にデータの集計だけではなく、日
本の選挙で使う投票箱も投票用紙計数機も、投票所に行くと紙が
出てくる投票用紙自動交付機も、そして投票用紙もすべてムサシ
の製品なのです。どうやら、日本の選挙システムのかなりの部分
をムサシが行っているようです。ちなみに、ムサシ以外に選挙業
務を行っている企業・団体としては、電子投票普及協業組合、東
芝ソリューション、NTT東日本などがあるので、独占というこ
とではないようです。
実はこの「ムサシ」については、ネット上で不正選挙との関連
で、かなり大きな話題になっているのです。とくに2012年末
の衆院選の結果にも大きな疑惑があったことを指摘しているブロ
グもあります。
ところでムサシにはきわめて重要な事実があるのです。それは
この企業が自由民主党群馬県第四選挙区支部(代表福田康夫──
2011年当時)に政治献金をしていることです。政治献金はべ
つに違法ではありませんが、日本の選挙のシステム業務のかなり
の部分を実施している企業が自民党というひとつの政党に献金し
ていることには強い違和感を覚えます。ましてムサシは過去に選
挙の集計で問題を起こしたことがあるようなのです。
さらにこれに加えて、ムサシの社外監査役である浅野修一氏や
公認会計士税理士の浅野修一事務所が、社団法人原子燃料政策研
究会の監事も務めている事実です。原子力の問題は、現在日本で
きわめてセンシティブな問題であり、こういう企業が原子力ムラ
を代表する代議士の当落に関わる選挙業務を行うことには、大き
な問題であるといえます。
ムサシに関する詳細な調査を行っているサイトがあります。コ
メントもたくさん付いています。何しろ選挙の不正との関係もあ
るので、賛否両論ですが、ぜひ一読してください。
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<不正選挙疑惑を調べてみた>選挙開票・企業株式会社ムサ
シにまつわる事実
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2682.html
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公職選挙法に基づく選挙であれば、少なくとも開票業務に関し
ては不正の入り込む余地はないように思います。もし、そんなこ
とがあるようなら、日本の民主主義は終わりです。
しかし、2010年の民主党代表選は、内閣総理大臣を選ぶ選
挙ではありますが、民主党の党内選挙であり、公職選挙法の適用
を受けないのです。
したがって、主導権を握っている菅首相を中心とする一派が何
としても「小沢には政権を渡さない」と考えれば、何をしようと
罪には問われないのです。それと同じ思いの「米・官・業・政・
電」利権複合体もこの選挙に、小沢落としのために関わった可能
性はきわめて高いと思います。
植草一秀氏のブログ『植草一秀の知られざる真実』によると、
2010年の民主党代表選で、ムサシが使われたことは間違いな
いようです。
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総務省サイトに掲載されている「平成22年分政党交付金使途
等報告書」のなかの、「民主党(その4)政治活動費(1)」
をご覧いただきたい。平成22年(2010年)8月25日付
でデータ処理・発送業務委託費で71,750,619円、平
成22年(2010年)10月25日付で代表選挙機材及び関
係費で87,578,156円が、(株)ムサシに支払われて
いる。 http://bit.ly/Xkfs7y
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2010年9月14日、民主党の代表選の直前に多くの民主党
代議士に伝えられた情報には2つがあるとみられています。
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1.党員・サポーター票で菅氏が圧勝していること
2.第5検察審の2回目の「起訴相当」が出たこと
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「1」に関しては、集計作業は13日中に終わっているはずで
あり、それを菅陣営が自派の議員や「菅か小沢か」で迷っている
中間派の議員に伝えることは可能です。それに「菅圧勝!」の情
報が事前に漏れていたことは、周知のことになっています。
問題は「2」です。これについてメディアは、9月8日の時点
では、「10月下旬までに議決が出される公算が大」という報道
を行っています。これが正しければ、9月14日に議決が出され
るはずがないのです。
しかし、実際には9月14日に「起訴相当」議決は出され、な
ぜか、10月4日に公表されたのです。一体これはどういうこと
なのでしょうか。
実際には、9月14日の代表選の投票直前に「小沢氏に起訴相
当議決」の情報は流れていたのです。なぜ、こんな結果になった
のでしょうか。 ─── [自民党でいいのか/62]
≪画像および関連情報≫
●不正選挙は常にある/「不正選挙疑惑」に対するコメント
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「ムサシ」に対する疑問は、あちらこちらであった話です。
その信憑性はともかく、会社として政治献金しているという
のは、大企業であっても中小企業であっても、許されない行
為です。日本は後進国ですから、法規制がされていないだけ
の話です。国際感覚からすれば完全に『賄賂』ですからね。
それはともかく、各種選挙の開票立会人は、何度かした経験
がありますので、開票に関する不正は難しいと考えておりま
す。不正を考える者からすれば、ヤバイところでしょうね。
ただし、壊せない金庫を作る人がいれば、必ず破る賊もいる
モノです。選挙にまつわる不正は、古典的なモノから、ハイ
テクを駆使したものまで限りなくあるというのが実態です。
選挙の三か月前から、住民票を移動するなど、古典的であり
今でも大々的に行われていると考えています。選挙通に言わ
せれば、開票結果から、どれくらいの移動があったもの・・
と、平然と言うのが実際です。旅行に行っている人の投票所
入場券で、投票を依頼する人が、過去のことですがに何人も
いました。選挙にかかわると、そんな話は普通にあります。
さて、今回は「日本未来の党」が異常に見える完敗をしまし
た。非常に大きな勢力が負けたことで、選挙に対する不信が
大きかったのだと考えています。実際は、随分以前から、普
通に疑惑は山ほどあった訳です。前回の民主党完勝と、今回
の自民党の圧勝と、誰が得をするために、そうなったのかと
疑問の方向性を持つこともお忘れなく。選挙に関しても、政
治に関してと同じように、国民が常に監視する意思を示さな
ければ、バカを見るのは常に国民です。いずれにしても、サ
イト管理者さんの実力には脱帽です。http://bit.ly/YSXjgj
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