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http://31634308.at.webry.info/201309/article_23.html
2013/09/26 23:06
ドイツは、チェルノブイリ原発事故の核物質でドイツ国内が汚染され、政府、国民、経済界、工業界、つまり国全体で原発を廃棄することを決めた。別にドイツの原発が事故を起こしたから止めようと決めた訳ではない。
今や、ドイツの再生可能エネルギー技術は世界トップレベルになっている。産経あたりのマスコミは、ドイツが再生エネルギーを推進するために、その補助金を電気料金に上乗せし、国民は困っていると喧伝した。しかし、ドイツ国民は健全で賢い。そんな不満はがまんして、原発というエネルギーに頼らない再生可能なエネルギーの道を選んだ。今や原発エネルギー分以上に、再生可能ネルギーの道筋が見えてきた。バイオマス発電、風力などの技術は相当進んだ。メルケル首相は日本の汚染水問題を見て、ドイツの選んだ道は正しかったと控え目ながらも宣言した。
それに引き替え、安倍首相は福島原発の収束も全く出来ていないのに、核物質汚染は湾0.3平行キロメートルの中に完全にブロックしていると、嘘八百を世界に宣言した。今日、米国のNY証券取引所で、原発を今後も推進していくと述べた。確か衆議院選挙の時は、福島、東北地方の候補者は原発ゼロと言って当選した。自民党本部の公約も、2,3年掛けて判断し、原発を無くす方向だと述べていた。国会で多数を取り、もう何を言っても安心と本音がごろごろと出て来る。
「原発技術放棄しない」 首相、推進を強調 NY証取講演
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013092602000238.html
【ニューヨーク=竹内洋一】安倍晋三首相は25日午後(日本時間26日未明)、ニューヨーク証券取引所で講演し、日本の原発技術について「放棄することはあり得ない。東京電力福島第一原発の事故を乗り越えて、世界最高水準の安全性で世界に貢献する」と原発推進路線を強調した。
上記の記事に呼応してか、公明党の山口代表も原発輸出承認を進めると述べている。日頃格好いいことは言っているが、自民党と同じ穴のムジナである。この原発輸出に当たって、もし原発に事故があれば日本国が補償するという裏取引条件があると言う。国会でどの野党もこの件について質問しない。
この原発輸出については、これだけの事故を起こしておきながら、砂糖に群がるアリの如く外国から引き合いがあるのは、正に取引の中に密約があるのではないかと思っている。こんな秘密も、特定秘密保持法が通れば、国民、国会議員ですら全く知ることが出来ない。なぜなら、国会答弁でも秘密保持ということで、回答しなくとも済むからである。
原発輸出承認進める 公明代表
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013092602000126.html
公明党の山口那津男代表は二十五日、日本外国特派員協会で講演し、安倍政権がトルコとアラブ首長国連邦(UAE)との間で進めている原発輸出を可能とする原子力協定について「国会の承認手続きを進めたい」と述べた。山口氏は、安倍首相が五月に両国との間でそれぞれ署名した原子力協定について「相手国も(福島第一原発)事故の結果を研究した上で、日本に技術供与を求めている」と指摘した。政府は、二つの協定案を秋の臨時国会に提出する方向で調整している。
公明党は七月の参院選で、原発について「新規着工を認めず、速やかに原発に依存しない社会、原発ゼロを目指す」との公約を掲げていたが、原発輸出に関する記述はなかった。
維新を除く野党5党が、国会の早期開催を求め、署名を集めることを決めた。やはり維新は第二自民党と言われる所以である。その理由が総理の外交日程を縛るなと言うだけである。これだけ原発問題が山積しているのに、政府だけが国民の疑問に答えず勝手にどんどん決めていく。外交も糞もない。こんな首相を持つ日本は不幸の極みである。その内、原発事故警視の自然のしっぺ返しが来るだろう。
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