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台湾でもカメラが同行
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/3156
週刊文春 2013年10月3日号
長い夏休みが続く永田町で、数少ない注目の的が9月下旬に予想される副大臣・政務官人事。中でも最大の焦点は、小泉進次郎氏のポストだ。
進次郎氏は一昨年10月から全国の若手党員を取り仕切る青年局長を務めてきたが、
「政務官などで閣内に入れば、改造を見送った安倍政権の目玉人事になる。進次郎氏は固辞していると見られてきましたが、最近になって民放テレビ局が『復興担当の政務官か』などと報道し、就任に前向きではと受け止められているのです」(自民党議員)
きっかけは進次郎氏の台湾訪問。9月9日から12日まで、自民党の若手国会議員33人を含む総勢85人を率いての訪問だった。閣僚経験もない進次郎氏に、台湾側は馬英九総統との会談をセットするなど異例の厚遇だった。
「青年局と台湾政府との交流は66年に始まり、断交後も『外交窓口』と称するほど深い関係にあった。台湾視察は恒例行事ですが、進次郎氏が局長になるまで大きく報じられたことはありませんでした」(青年局に詳しいライターの常井健一氏)
ただ、同行取材が認められたのは民放キー局4社のみ。
「お盆中に同行取材の募集を党内に張り出し、実質2日で締め切った」(自民党関係者)
東京から駆けつけた新聞記者は、総統府の入口で足止めを食ったという。夜には、同行したテレビ局記者たちと台北市内で懇談に応じた。
まるで首相や閣僚が外遊中に番記者と行う「内政懇」のようだ。
通常、内政懇ではお土産代わりの重大発言が飛び出すことも多いが、視察後、同行したテレビ局が「進次郎氏、大臣政務官へ」と真っ先に報道。永田町では懇談で前向きな発言があったと受け止められたのだ。
ただ、「自分より注目を集める政務官なんて、どの大臣も希望しない」(前出・自民党関係者)と早くも嫉妬の対象に。
台湾でもこんな場面があった。プロ野球の始球式に招かれ、颯爽とマウンドに立った進次郎氏。それを、大勢の同行国会議員らは観衆に混じってバックネット裏で呆然と見守るだけだったという。
今回の台湾視察も「地元の夏祭りを優先したい」(新人議員)と青年局の国会議員の参加は3分の1。当初の想定人数を大きく下回った。親しかった徳田毅衆議院議員は、選挙違反で議員辞職必至とされる。人気は高まるが、お友達は減るばかりの進次郎氏なのである。
文「週刊文春」編集部
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