http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/217.html
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こういう記事で銭儲けする教育出版社『小学館』は日本では有数の会社。
◆週刊ポスト10/4号(小学館)『日中戦争はもう始まっている』宣戦布告なき先制攻撃を黙って見過ごすな!
@衝撃情報!法務局石垣支局に中国人集団が突如来局
A尖閣を望む無人島の登記簿を閲覧し買収寸前
B知日派知識人が次々拘束され始めた
C神戸で「潜水艦乗り」「造船社員」にハニートラップ
D中国に軍事機密を売り渡している「売国企業」を告発する
中国共産党の機関紙環球時報が週刊ポストの記事を冷かし半分に紹介。週刊ポスト買わなくても環球時報で内容がわかる。
「日媒:日渔船一去钓鱼岛就遇中国船 疑有间谍」(日本の漁民に中国のスパイ疑惑?)環球時報
http://mil.huanqiu.com/paper/2013-09/4377321.html
週刊ポスト記事は見事に現状を歪曲。そうしないと書けないでっち上げ。
【現状】
➊釣魚海域での漁業を日本政府は紛争勃発を恐れて喜ばず、届け出制。
➋日本の漁船は元々めったにここでは漁をしていない。高級魚が豊富で沖縄漁民が頻繁に漁と嘘を書いているが、釣魚は大陸棚の浅瀬で高級魚は居ない。石垣の高級魚はマグロ系で、石垣島と台湾の間が漁場。
➌沖縄本島から釣魚は450kmも離れている上に、深さ4000mの沖縄トラフを流れる黒潮本流に逆らって南下するため、往復だけで3〜4日かかる。そんなところに行く馬鹿はいない。石垣島からでも往復15〜16時間かかる。
➍釣魚は原則として中国の海警船が24時間監視下に置いている。居ないのは台風か強い低気圧来襲時のみ。そんな時は日本海上保安庁の艦艇も来ない。中国海警船は長距離レーダーを装備しており、120km前後の探知能力がある。
◆皮肉られた週刊ポスト10月4日号『沖縄漁協幹部にスパイ疑惑』の要点:
@釣魚島海域では高級魚が豊富に獲れ、出漁に燃料代だけでも10万円以上かかるが、沖縄漁民はこの海域を目指す。日本政府も実効支配強化のため漁業を奨励している。
A尖閣に漁に行くと「中国海警船がまるで日本漁船を待ち伏せしている」かのように中国海警船に遭遇する。
B中国のような遅れた国が日本漁船の接近を遠くから探知できるはずはない。だから、沖縄漁業界に日本漁船を中国に密告するスパイがいる。容疑者は二人だ。A氏は「中国船は悪くない。あれは本土のマスコミが煽っているだけだ」と発言したし、B氏は日中友好団体と深い関係がある。
C『日中戦争はもう始まっている』「尖閣防衛の要衝の無人島を買占めに中国人が押掛け」「中国では政府が知日派中国人を軟禁し」などなどと小学館が発行する週刊ポストに。
…………
◆日本の極悪下劣マスコミと阿保政治屋の安倍・小野寺が戦争を煽るから日本唯一の友好国であると安倍らが思っている台湾の最大新聞が「日中戦争を心配する」社説を書いた:
中国時報(台湾)「社評−中日釣魚台衝突一觸即發」
http://www.chinatimes.com/newspapers/社評−中日釣魚台衝突一觸即發-20130923000893-260310
【中国時報(台湾)社説】:
@9月18日は満州事変が始まった日で、この月は元々「抗日月間」でしたが、昨年9月11日に野田が「釣魚を故買」して恨みが重なり、9月の抗日月間はいっそう緊迫した情勢になった。
A9月9日に中国の無人偵察機が釣魚まで200kmに接近し、小野寺防衛相は今度来たら撃墜すると口走ってしまった。小野寺はどんな軍事的自信があって口走ったのか?中国政府は1年前から一貫して釣魚は中国(台湾)領土と繰り返し、海警船も台風以外は24時間現場パトロールにした。
Bもともと中国が主権を持つ領土であり、昨年9月14日以降は実効支配状態に変えたが、米軍が押し寄せるわけでもなく、日本軍の4発プロペラ哨戒機が定時運行し、中国機が帰るころに空自戦闘機が緊急離陸して来る。しかし、釣魚は中国領であり、海自船は領海侵犯で、戦闘機は領空侵犯だ。
C小野寺防衛相と言う男は虚言癖らしく、手を変え品を変えて中国軍の侵入・挑発と煽り立てる。防衛力も強化し、北海道自衛隊を沖縄に移し、即時にICBM転用できるロケットを発射実験し、米軍と離島敵前上陸訓練を繰り返し、空母転用可能な大型艦船を作り、無人爆撃機を発注する。
D中国政府もじっとしていると、中国国民から誹りを受ける。だから、急いで海軍と空軍の近代化に取り組み始めた。米軍と日本軍が第一列島線(沖縄弧)第二列島線(グアム)で二重の防衛線を敷いているが、中国はこれを容易く通過するデモンストレーションで「馬鹿にしないで」と。
E中国海空軍近代化は急速で、9月8日には2隻のミサイル駆逐艦が2機の長距離爆撃機を従えて宮古水道を通過した。相前後して無人偵察機の訓練も実施した。中国海軍のミサイル部隊はまたロシアとの合同演習を兼ねて、日本列島を一周した。
F日本は米国の舞台裏ではあるが公然たる支持をあてにして中国に妥協する気持ちがないか、少なくとも日本国民を焚き付けてしまったから収拾のしようがない。沖縄米軍の軍人官僚も煽るようにオスプレイで尖閣防衛などと勇ましい発言をした。
G中国軍は慎重に対処しており、軍艦や軍用機の接近はなく、海洋警察船だけで実効支配状態を作り出してきた。日本だけが盛んに戦争を煽り、実際に戦闘機をスクランブルさせている。もし中国軍が自国領海と領空をパトロールしたらいったい日本はどうする気だ。
H米国政府は沖縄返還時から現在まで『主権問題で中立』と繰り返し、米国憲法抵触を避けてきた。もし日本軍が釣魚防衛と称して中国(台湾)主権を侵したら、米軍の取る行動は両国軍の衝突阻止行動しかない。
Iそれでも日本政府は戦争を煽り続けている。海上保安庁石垣・沖縄を大増強し、那覇の早期警戒機と戦闘機チームを増強し、自衛隊に海兵隊を創設し、硫黄島に軍事無線傍受設備を、与那国島に長距離レーダーとミサイル基地をとキナ臭い。日本は局地戦争へと突っ走っている。
J外交では「中国包囲網」の構築加速に安倍と小野寺はフィリピンとベトナムを訪問し、また安倍は米議会タカ派議員を丸め込み米側支持を要求し、これらは全て島の紛争を扇動して衝突の瀬戸際に立つ臨戦態勢願望と言える。
K北京は軍を動かさず、海洋警察だけで実効支配を固めている。中国政府は実効支配を固める一方で、軍事上の準備を間接的に見せるだけで、永い空白期間を作るでしょう。しかしもし、日本が軍を出動させれば、それが導火線になる。
Lもしそうなったらワシントン政府の困惑は究極点に達するだろう。シリアでアフガンで苦しい立場に追い詰められ、高まるテロの恐怖に怯えながら、日本が挑発する“尖閣”戦争などに巻き込まれたら、これこそ米国の終りだからです。
M安倍晋三ら日本の権力者は、正しく確実な見通しも無く、また戦略の備えも無く、右翼に迎合した軍国主義思想を拡げるばかりで、日本は東アジアでますます孤立を深めるだろう。
N一地方でのいかなる軽微な戦端も、全東アジアに災難をもたらす。日本は釣魚台主権に論争のあることを公認し、中国と台湾と日本が協力して資源探査と開発を行ない、利益を分かち合うことを求めることによってのみ、全東アジアが軍事衝突の危機から免れることができる。
※筆者意見:「主権論争の公認」はこの文字面では済まない。日中双方ともに古来からの領土と主張するが、その根拠は互いに相反し、国民的合意下で決着がつく見込みは無い。最終的には、日本はポツダム宣言第八項と日中国交回復共同宣言三項を批准しているから、日本側に領土主張権が無いと認めること。
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