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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130923-00000066-san-pol
産経新聞 9月23日(月)7時55分配信
■「都構想」/野党再編/党の存続
橋下徹大阪市長率いる日本維新の会が正念場を迎えている。29日投開票の堺市長選は、橋下氏が提唱する大阪都構想の是非を争点に、反都構想を掲げる現職と維新系新人が大接戦を展開。維新は今年に入り、東京都議選と参院選で連敗を喫しているだけに、ここでの敗北は致命傷になりかねない。野党再編の行方にも大きな影響を与える選挙戦は残り1週間を切った。(松本学)
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先週末、ある政党が実施した世論調査が永田町に出回った。「現職約10ポイントリード」−。維新幹部は携帯電話に送られてきたその結果に、愕然(がくぜん)とした。
維新は堺市長選に「国政選挙並み」(幹部)の態勢で臨んでおり、国会議員団の平沼赳夫代表、松野頼久幹事長ら執行部が相次いで堺入りしている。
維新幹部は逆転の芽は十分にあると踏んでいる。現職候補は自民党から支持を受け、民主党も推薦。さらに共産党までもが自主的に支援する。橋下氏は「共産党と自民党が手を組むのがどれだけおかしいことか」と徹底的に批判している。
その一方で、橋下氏が安倍晋三首相を批判することはない。念願の都構想を実現するには官邸サイドの協力は欠かせず、首相も維新を憲法改正のパートナーに位置づけているからだ。菅義偉(すが・よしひで)官房長官−松井一郎維新幹事長(大阪府知事)ラインは健在で、橋下氏側近は「官邸とつながっているのは俺らやねんぞ」と自民党大阪府連を牽制(けんせい)する。
維新系候補が敗れた場合、都構想はおろか、維新主導の野党再編に暗雲が垂れ込めるのは間違いない。みんなの党の渡辺喜美代表は新党結成を否定し、政党ブロック(政党連合)構想を主張。民主党執行部もこの構想に理解を示している。橋下氏の求心力が低下すれば、新党構想は絵に描いた餅となりかねない。
維新幹部が抱えるもう一つの懸念は、橋下氏が維新共同代表の「辞任」を口にする事態だ。体質が異なる大阪系や旧たちあがれ日本系などででき上がった維新が、分裂せずに今にいたっているのは、橋下、石原慎太郎両共同代表という双頭体制によるところが大きい。橋下氏が身を引けば、バランスは崩れ、党解体の危機に直面する。
都構想、野党再編、維新の存続…。あらゆるものが橋下氏の肩に重くのしかかる今回の戦いは、一首長選という性格を超え、国政の行く末を大きく左右する。
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<堺市長選>竹山氏先行、西林氏追う…中盤情勢・本紙調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130923-00000001-mai-pol
毎日新聞 9月23日(月)2時30分配信
29日投開票の堺市長選について、毎日新聞は21、22の両日、MBS(毎日放送)と合同で堺市の有権者を対象に世論調査を実施し、取材結果と総合して中盤情勢を分析した。再選を目指す無所属現職の竹山修身氏(63)=自民支持、民主推薦=が先行し、大阪維新の会新人で前市議の西林克敏氏(43)が追っている。ただ、4割が投票先を決めておらず、終盤で情勢が変わる可能性がある。
◇都構想「反対」4割
同市長選では、大阪府と大阪、堺の両政令指定都市を再編する大阪都構想に、堺市が参加するかが最大の争点となっている。構想に反対する竹山氏を、自民、民主に加え、共産と社民も自主的に支持する。西林氏は構想の実現と堺市の参加を公約に掲げ、維新代表の橋下徹大阪市長が連日、堺市内で支援を訴えている。
調査結果では、重視する争点として「都構想の是非」が最多の32%を占め、構想への「反対」が40%で「賛成」の26%を上回った。竹山氏に投票すると答えた人の8割が都構想に「反対」し、西林氏に投票すると回答した人の8割が「賛成」していた。【高瀬浩平】
◇調査の方法◇
21、22日の2日間、コンピューターで無作為に作成した電話番号にかけるRDS法による調査を、MBSと協力して実施した。1000人を目標に、堺市内の1006人から回答を得た。
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