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2013年09月20日 世川行介放浪日記
昨日、
旧日記の訪問者数が、昨年5月以来最高の数となった。
二日続けてかなり長文の小沢文章を書いたからかもしれない。
僕は、数か月前から、旧日記の読者数拡大を考え、
新日記にはナイショ話を、
旧日記には論理を、
二つに分けて書いて来た。
特に、参院選に敗北してからは、
誰かが力強い「論理の旗」を振らなければ、小沢支持者は総崩れになる、
と考え、
誰に対しても遠慮のない「論理の旗」を振り続けてきた。
国民の<小沢熱>は、僕たちの想像を超えて冷めている。
それは、僕の直感だけではなく、
現実に選挙戦を戦った人たちから教えられた。
いちいちを書こうとは思わないが、
それらの話は、真実味あふれる内容だった。
この逆境に、小沢支援運動はどうあるべきか。
僕は、それを考え、
離れた民意を引き戻すには、小沢一郎が変わるしかない。
との結論に達した。
小沢一郎も、
小沢党も、
変わるべきである。
「変わるべき」と言うと語弊があるので、言い換えると、
小沢一郎は「原点に戻るべき」である。
<小沢一郎の原点>とは何か。
ということになるが、
それは、ただただ、
「政治家は政策によって評価されるべきだ」
という、
自民党離党時からの彼の主張の場所のことだ。
この2年間以上、
小沢一郎は、具体的な政策を国民に明示することなく過ごしてきた。
それは、陸山会事件で刑事被告人になったという事情があったからで、
斟酌すべき余地はあるが、
しかし、それでも、
この国で初めての政策政党「小沢自由党」を立ち上げ、
政策重視政治の旗を振り続けて来た小沢一郎は、
その旗を、いつまでも高らかに振り続けねばならなかった。
反消費税も、反TPPも、反原発も、
その主張は、どれも悪くはない。
しかし、
その「反」の彼方の具体的政策イメージを、
かつての小沢一郎なら、
間違いなく、国民に提示したに違いない。
大学の先輩方と懇談。某資源関連会社の
幹部です。
その会社は最近再生可能エネルギー分野
に進出していて、メガソーラー発電所を立
ち上げるとのこと。
実はこれは、内閣府副大臣時代に手がけ
た規制改革の成果。工場立地法の規制改
革により、工場敷地が有効活用できるよう
になりました。加えて地熱発電の分野でも。
これからますます加速するに違いない。
先輩は私の仕事だとご存知でしたが、余り
にも世間に知られていないのを、残念がっ
ていただいた。
(中塚一宏メルマガより)
今は小沢一郎から離れた中塚一宏ではあるけれど、
内閣府副大臣時代は、小沢派に所属していた。
当時の彼には、小沢自由党からの「政策実現姿勢」が、十分あった。と思える。
小さな政策を着実に積み重ねていく努力。
政策政党には、それが一番求められるのに、
民主党から離脱した小沢系議員たちの大半は、
政権党である民主党時代においてさえ、
そうした小さな努力を厭い、
天下国家を大上段から語る壮士気取りで国民に向かい、
少数政党になってからも、それを続けた。
あれは間違いであった。
だから、
大敗で瓦解寸前のいまこそ、
小沢党は、<小沢一郎の原点>に戻るべきである。
と僕は思う。
最近、この手の趣旨の文章ばかり書き綴っているので、
書いている僕も、食傷気味になりがちだが、
そこでしか小沢一郎が失地回復できない以上、
砂を噛みしめる思いで、
何度でも、何十度でも、書き続けよう決意している。
個人的な感情を言わせてもらうなら、
20年間小沢一郎を遠望してきた僕は、
小沢一郎を、こんな無様な小沢一郎のままで終わらせたくない。
それでは小沢一郎があまりにも哀れすぎる。
だから、
その思いがある限りは、
僕は、小沢一郎が政界引退するまで、
彼のための文章を書き続けることだろう。
小沢一郎の20年の軌跡は、
それほどに重く、貴重なものであった。
(新放浪日記から転載)
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