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★「天木直人氏の視点ー(2013/09/21)★ :本音言いまっせー!
きのう9月20日のメルマガ第670号で書いたばかりだ。
安倍首相の福島原発事故現場訪問はやはり単なるパフォーマンス
だったと。
しかしここまでシナリオ通りであるともはや脱帽だ。
きのうの報道を見て私は書いた。
安倍首相の福島訪問は何も目新しいものはなかった。安倍首相が廃炉
を宣言したのはサプライズにならない。もはやそれは皆が当然と思って
いることだ。安倍首相の廃炉要請に即答を避けた東電も、そのことは
覚悟している。それを見透かされて、だから東電は柏崎刈羽原発
(新潟県)の再稼動に活路を開こうとしているのだ、などと毎日新聞に
書かれる有様だ、と。
一夜明けてきょう9月21日の各紙がそれを見事に証明してくれた。
すなわち朝日新聞は書いている。
東電は安倍首相の要請に応じて福島第一原発5、6号機の廃炉を
決めたと。
すなわち福島第一発電所全体を廃炉にすることに専念し、そこを
「廃炉センター」に衣替えする検討に入ったと。
こんな事は安倍首相が要請して一夜で出来ることではない。
前から決まっていたことなのだ。
安倍首相の決断でそうしたと見せかけるシナリオがあったのだ。
そして日経新聞は書いている。
東電は柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼動を目指し、月内にも原子力
規制委員会へ安全審査を申請する方針を固めた、と。
きのう9月20日の毎日新聞の報道どおりだ。
何もかもすべては政府と東電の打ち合わせどおりである。
それをメディアも知っている。
知っていて、安倍首相の福島原発事故現場の訪問をパフォーマンスだ
と書かないのである。
そのうちメディアは書き始めるだろう。
その経費負担は料金値上げなどで国民も負担しなければならない、
脱原発は国民の総意である、と。
ふざけた話であるが、これが権力を握った者たちが決めるこの国の
政策である。
我々ではどうしようもない現実がそこにある。
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