http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/113.html
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まあ別に彼の政策がすべて素晴らしいとは言わないけれどもまたまともな政策が出てきた。
市立幼稚園の保育料、私立並みに値上げへ 橋下市長意向
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130919-00000024-asahi-pol
すべての市立幼稚園の民営化を掲げる大阪市の橋下徹市長は19日、市立幼稚園の保育料を2015年度をめどに私立幼稚園並みに値上げする意向を示した。市役所で記者団に語った。
橋下市長は「(民営化に反対する)保護者から言われているのは、私立は保育料が高いと。市立も私立とだいたい同金額になるように上げる。そのことも踏ま えて、市立を残していかないといけないのか考えてもらいたい」と語った。併せて低所得世帯向けの保育料減免を検討するという。値上げには市議会の議決が必 要で、実現は不透明だ。
ということらしい。
いうまでもなく公立の教育施設は効率性が悪いしいい成果を残していない。あるいは少なくとも民間の私立が十分に実績を残しているのだから効率が存在する意味はあまりないという彼の考えは至極まっとうだと思う。同じことが小学校や中学校・高等学校にも言えるわけでこれをぜひほかの教育課程でも行ってほしいと思う。
もちろん、現状急にすべてを民営化/私立化するわけにはいけないだろうから競争条件を等しくするという意味での彼の言っている値上げは当然のことだろう。また私立にすでに子供を通学させている人からすれば、自分たちの税金で安い料金で公立の幼稚園/学校に行っている人がいるのは公平性を欠く。効率だけでなくて公平性の観点からもおかしいわけだ。
反論として、私立に行くのは金持ちが多い。公立に行くのは貧乏が多い。だから公立は安くて当たり前だという意見もあるだろう。だが、それならば現在大阪市がすでに私立通園者に対して行っているように所得に基づいて費用の補助を行えばよいだけの話だ。
幼稚園/学校間の競争をより促す一方で低所得者に対しては配慮していく政策は至極まっとうだ。議会は反対しているらしいが、公平性という観点を踏まえても反対する理由がわからない。むしろこれは全国の自治体が学ぶべき改革だと思う。まあ、大反発間違いなしの改革ではあるがこれだけのことをやっていくことができるのはやっぱり橋下氏くらいしか今の日本にはいないんじゃないかと思う。
たいていの政治家は子育て支援です。とか生ぬるいことを言って金をばらまくことしか考えていないからだ。橋下氏の改革にはおかしなもの入っているがそれでもやっぱりこれだから彼からは目が離せない。
http://blogos.com/article/70295/
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