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“対立”が伝えられる安倍首相(左)と麻生財務相だが
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130919/plt1309191534002-n1.htm
2013.09.19
安倍晋三首相と、麻生太郎副総理兼財務相の関係がギクシャクしている。安倍首相は来年4月の消費税増税を見据えて、法人税減税を指示したが、麻生氏はこれに難色を示しているのだ。与党内では「盟友関係が崩れかねない」と懸念する声がある一方、「財務省や自民党内を納得させる永田町芝居では」という指摘もある。
関係者によると、政府は5兆円超の経済対策を検討している。消費税3%の引き上げで家計や企業に年間8兆円規模の負担増が生じることを踏まえた施策。安倍首相は来月1日の消費税増税発表に併せて、2%の引き上げ分に相当する5兆円超の経済対策を表明する予定だ。
安倍首相は経済対策について話し合うため、18日午後、麻生氏と官邸で約1時間会談した。首相は投資減税や、賃金・雇用を増やした企業の法人税減税などの具体策を検討するように指示した。
これに対し、麻生氏は法人税の実効税率の引き下げについては税収の大幅減などを理由に慎重な姿勢を重ねて示した。
政府・与党内では、菅義偉官房長官や甘利明経済財政担当相らが法人税の実効税率引き下げを主張。財務省や自民党税制調査会には慎重論が強く、経済対策取りまとめの期限である月末に向けて攻防が予想される。
安倍首相と麻生氏は、2006年9月の自民党総裁選をともに戦い、意気投合した。首相は、第1次内閣で麻生氏を外相や幹事長として重用。退任後も2人の盟友関係は続き、昨年9月の自民党総裁選では、安倍首相を麻生氏が全面的に支え、第2次内閣の屋台骨となっている。
安倍−麻生の盟友関係はどうなるのか?
政治評論家の小林吉弥氏は「今回の攻防は、役割分担だろう。政府・与党内にはさまざまな意見があり、ガス抜きのためにも『2人がやり合っている』という芝居が必要だ。お互い納得ずくだ。ちょうどいい落とし所に収まる。ただ、今後も盟友関係が続くかどうかは分からない。永田町では、自分の生き残りのために元盟友が戦ってきた」と語っている。
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