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〈月刊正論〉「風立ちぬ」宮崎駿監督の反日妄想を嗤う 
http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/887.html
投稿者 かさっこ地蔵 日時 2013 年 9 月 19 日 01:25:34: AtMSjtXKW4rJY
 

http://sankei.jp.msn.com/life/news/130918/bks13091803050001-n1.htm
2013.9.18 03:05  産経新聞


 かくて軍事マニア少年は護憲音頭に加わった…(ジャーナリスト・三品純 月刊正論10月号)

 今年も「護憲村」の夏祭りは大盛況だった。例年8月15日辺りまでは、祭りのピークでメディアも活動家も遠足前の子供のように活気づく。この時期、護憲村の村民たちの耳は「軍靴の足音が聞こえる」という正体不明の奇病に冒される。これが祭囃子だ。ムラの広報係である朝日、毎日新聞など各メディアは、この時期、こぞって社説、特報という回覧板でアジテーションを続ける。そのご高説は、「我こそ平和の善導者」、さも「煩悶する青年」と言わんばかりの自己陶酔感に満ち満ちたもの。それはもはや報道ではなく・配達してくれるビラ・の領域である。「平和を希求する」ことの尊さも存在する半面、「報道」を逸脱した冗長な演説記事の「痛々しさ」について彼らは全く無自覚だ。

 祭りには、メディアだけではなくて芸能人、アーティストという属性の人々も櫓に立って音頭取りをすることもある。そして今年の夏祭りのゲストには、アニメ業界の大御所、スタジオジブリのアニメーション作家、宮崎駿氏が音頭に加わり活況を呈した印象だ。

 先の参院選も終盤の頃、護憲派を自負する社民党、共産党、各諸派の間で「宮崎さんが護憲を訴える記事を出した」とこんな話題が巻き起こった。スタジオジブリが発行している小冊子『熱風』(7月号)の「特集 憲法改正」に宮崎氏自ら「憲法を変えるなどもってのほか」と題する記事を執筆し、それが護憲村の住民達の耳目を引きつけたのだ。

 余談だが、『熱風』はアニメ制作会社の機関誌としてはしばし「専門外」の分野に口を挟むことがある。同誌11年8月号で「スタジオジブリは原発ぬきの電気で映画をつくりたい」という特集を組んだ。当時、スタジオジブリの社屋にはタイトルと同じ文言の横断幕が掲げられて、JR中央線からも眺めることができた。

 どうも横断幕の意図がよく分からない。福島原発事故を受けての原発批判なのだろうが、それ以前、福島原発が稼働していた頃、同社も原発の電力で映画を制作していたはず。では原発の電力にまみれた過去作品はいっそ放棄すべきではないか。原発が稼働した場合、もう映画制作はしないという意味か。こう同社に取材を申し込んだが「この件について取材はお受けしない」ということだった。周囲の取り巻きと「No原発」というゼッケン姿の宮崎氏はいかにもご満悦そうだった。

 閑話休題。同社は「特集 憲法改正」号を先の参院選直前の7月18日にインターネットで配信。すると瞬く間に記事が拡散されていった。

 宮崎氏の記事が注目された理由として、2つの背景が考えられる。1つはその頃、参院選の争点として九六条改正など憲法の論議が盛んだったことだ。祭りに参加した“9条真理教徒”たちからすれば「あの宮崎駿さんも護憲派だ」ということで歓喜したことであろう。そしてもう1つ、宮崎氏が監督を務めた『風立ちぬ』が同時期に全国公開された点も見逃せない。本作は、零式艦上戦闘機いわゆる「ゼロ戦」の開発者である航空技術者、堀越二郎の活躍を描いたものだ。宮崎作品の特徴として飛行艇や飛行機などが頻出する。とにかく「飛ぶ」ことが重要なエッセンスだ。だから堀越二郎には強い思い入れがあったに違いない。

 もし宮崎氏が記事で護憲、平和と踊っているだけならば祭りの一風景で済んだ話だった。しかし同時にゼロ戦の開発者である堀越を描いたことで9条真理教徒の反応は複雑になった。つまり『風立ちぬ』でゼロ戦開発者を描くことが軍国賛美であると批判する声も上がったのだ。また予想通りの反応だが、反日の態度を取り続ける韓国では『風立ちぬ』が「戦争美化」の「右翼映画」だとして、同国内の公開中止を求める声も強まった。

 こうした言いがかりも含め一連の反応を検証すると「宮崎駿」という個人、そして護憲派や文化人という人々の偽善性と胡散臭さを感じざるを得ないのだ。

■体験なき者の横暴

 宮崎氏の記事「憲法を変えるなどもってのほか」は“いかにも”な内容だ。というよりも護憲派なる人々の主張パターンを踏襲したものに過ぎない。それは、こんな書き出しからはじまる。

「子どもの頃は『本当に愚かな戦争をした』という実感がありました。実際、日本軍が中国大陸でひどいことをしたというのを自慢げに話す大人がいて、そういう話を間接的にではあっても何度も聞きました。同時に空襲でどれほどのひどいことになったかというのも聞きました。伝聞も含め、いろいろなことを耳にしましたから、馬鹿なことをやった国に生まれてしまったと思って、本当に日本が嫌いになりました」

 なるほど随分、早熟で意識の高い少年だったらしい。ちなみに宮崎氏は1941年生まれで戦時中生まれながら直接的な記憶を知らない「プレ団塊の世代」に属する人だ。だからこの言通り、戦争の記憶というのも、誇張された伝聞が大きく占める。彼の父親は親族と一緒に栃木県で「宮崎航空機製作所」を経営していた。すなわち軍需産業である。ゆえに戦後、宮崎少年は父親を責めたという。

「そんな親父が戦争について何と言ったと思いますか。『スターリンは日本の人民には罪はないと言った』それでおしまいです。僕は『親父にも戦争責任があるはずだ』と言って、喧嘩しましたけど、親父はそんなものを背負う気は全然なかったようです」(『熱風』)

 なんだろうか? 父親の背広からキャバレーのマッチが出てきて「父さんは不潔だ」と叱責する高度成長期辺りの少年の反抗期。そんな風景が伝わってくる。こんな童心を今に留めているからこそ数々の名作を生み出せるのかもしれないが、どうもこの種の人々の特有の青臭さが鼻につく。それは「体験なき者の横暴」である。続きは月刊正論10月号でお読みください

 三品純氏 昭和48(1973)年、岐阜県生まれ。法政大学法学部卒業。出版社勤務などを経てフリーライターに。「平和・人権・環境」運動に潜む利権構造や売国性に焦点をあてて取材を続ける。著書は『民主党「裏」マニフェストの正体』(彩図社)。


 

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コメント
 
01. 2013年9月19日 02:18:26 : plsk27d8TE
三品純
>>どうもこの種の人々の特有の青臭さが鼻につく。それは「体験なき者の横暴」である。
三品氏にもブーメランのようにその言葉を返したい
仲間の誰かが殺された
仇を打ちたいと思う
十分に打ったと思わないの手打ちだといわれる
納得できない
収まらない、
一旦殺し合いが始まれば、
感情を高ぶり収拾がつかなくなる
戦争知らないタカ派の平和ボケは
殴られた相手はいつの日かの復讐をねらう
そんな感情は、収まらない
だから下痢ゾウは取り戻すと
声高に叫んでいる、
韓国、台湾か否満洲か
取り戻したいのは?
卑屈になれということではない
先に手をださない賢明さが大事だ
三品氏もマンガウヨクかな
全文7を読むまでもなく
橋下世代のカルイ世界観を感じる

02. 2013年9月19日 02:20:48 : OVKF89mTNc
タイトルに、三品氏の年齢からしての内容矛盾が正確に表されてません。正しくはこちら↓

「風立ちぬ」宮崎駿監督の反日妄想を嗤う。この種の人々の青臭さは「体験なき者の横暴」である…三品純(戦後生まれ40歳)


03. 2013年9月19日 03:18:47 : pGcCkcgANc
この産経口調というの?
kの手の連中がそろって使う時代がかったような言い回しって
わざとらしくて鼻につくのよね。

04. 2013年9月19日 03:46:35 : 8UHMbtJLmI
三品とやら、定食の品数か。

アホー右翼の極み。まあ正論の記事など毎月こんなもの。
飽きることなくワンパターン。


05. 2013年9月19日 06:54:03 : sUIswI0NQM
高畑も、宮崎駿もおそらく共産党員だろ。ま、党の路線に忠実な党員とはいえないだろうけど。

世代論で言えば、戦争を実感として知っている世代は小林信彦、ぎりぎりで高畑勲くらいまでじゃないの?宮崎駿の年だと、戦前の教育も受けていないしね。宮崎があれほど高畑勲を尊敬し、ライバル視しているのは、それがあるんじゃないかな。「戦争を知らない」ということは、あの世代の知識人にとってはコンプレックスの原因になりうるのよな。

で爺


06. 2013年9月19日 07:14:02 : rTy2Hbdj0I
宮崎漫画をTVで見て見たが、形式はロマン主義の枠組みを使っている。中身は無い。
枠組みを組み立てて、飾り付けた張りぼてで有る。本人がいう通りの職人映画。
勉強しようと言われてもね。戦時中にはこんなこともあったよと言われてもね。
信州のサナトリウムと聞いて、スイスのサナトリウムがすぐに連想され、ナンダあれかとすぐにわかってしまう底の浅さ。ハンス•カストルプの出てきた日にゃみる気も失せる。
ハンス•カストルプも最後に戦争に行ったっけ。ロマン主義教育小説。
ドイツではナチス裁判で芸術家が裁判にかけられた。無罪になっても汚名返上とはいかなかった。日本では戦時中に戦争まんがを書いた作家が裁判にかけられたであろうか。そのことを言おうとしたのかもね。

07. 2013年9月19日 08:19:12 : 9rJiX8MCHE
宮崎アニメいくつかみたが、あまりおもしろいとはおもわなかった。
たしかに精細に描いている。これは感心した。
ただしその精細ぶりが逆に観る者の想像力を奪い、じぶんのなかで個々のファンタジーをつくりだせない。小学生の子どもがランドセルからなにからすべて母親に着せてもらっているような感覚だ。だから形にはめられるようでむしろぎこちなく感じる。
そういえば宮崎のアニメは幼児性がもつ癒しでおおわれている。それに群がる日本人の幼稚な心性。
あまり上等な思想世界が構築されているとはいえないね。

08. 米犬 2013年9月19日 09:26:19 : PUHl6PtDGaXFs : 4Q80R8Zler
しょうがないね。

宮崎氏は未だに小学生の精神でい続けている永遠の幼稚園児だから
作品を見れば感じると思うが、相当に少女に対してのコンプレックスを持っていたことがわかる。自分はもちろん主役の男の子 理想の女の子を描いていたのだろう

結局ロリコンの塊っていうわけだ まあ本人の姿を見ればすぐわかるが・・


09. 2013年9月19日 10:36:01 : FTIfaikkMc
>「風立ちぬ」宮崎駿監督の反日妄想
> かくて軍事マニア少年は護憲音頭に加わった

宮崎駿監督は、戦争が何故起きるのか、どのように起きるのかを知らないからだろう。
今では、大東亜戦争・太平洋戦争、第二次世界大戦が何故起きたのか、どのように起きたのかについて、欧米の専門家の書いた多数の本が出版されている。
宮崎駿監督はそれらを読んでいないので、戦後のプロパガンダ歴史が頭に染みこんだままで、小学生程度の歴史観しか持っていないのだろう。

例えば、ルーズベルト大統領が日本を戦争に引き込むためにどのようにして真珠湾攻撃を計画したか等、次の本に歴史の真実が詳細に書かれているが[1,2]、読まなければアメリカ政府の戦争プロパガンダに騙されたままである。

[1] 真珠湾の真実 ― ルーズベルト欺瞞の日々
ロバート・B・スティネット (著), 妹尾 作太男 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/%E7%9C%9F%E7%8F%A0%E6%B9%BE%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F-%E2%80%95-%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E6%AC%BA%E7%9E%9E%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%80%85-%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BBB%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88/dp/4163575308
By 京都のサムライ (京都) - レビュー
真珠湾攻撃が米国中枢の策謀であるとの噂は当初から存在した。
 だが本書は、単なる噂話ではく、多くの公文書に基づいて実証しようとした点が素晴らしい。しかも公文書の出典、番号までもが明示されているから、アメリカ国民なら誰でもそれを確認することができる。
 しかし、コトがコトだけに、アメリカ政府が認めることは永久に無い。よって日本政府も公式には触れることは無い。そのために、これだけの資料をもって論じても、トンデモ本扱いされるという哀しい宿命を背負った本である。
 木だけを見ずに、森を観る能力が必要な本である。
 最近でも、イラクに大量破壊兵器はなかった、フセインとアルカイダとも無関係、女性兵士救出は軍部の自作自演だった、などが明らかになっている。湾岸戦争では、石油に塗れる水鳥の写真や、クウェート皇女襲撃もヤラセが判明しているし、ベトナム戦争の発端となったトンキン湾事件も最初に攻撃を仕掛けたのはアメリカ側であったことが公文書で明らかになっている。私事だが20年程前、親友の商社マンがリビアに赴任していた際、彼は小高い丘の上から、米艦隊とリビア艦艇の交戦を目撃した。最初に攻撃したのはアメリカ側なのに、日本の新聞にはリビア側が攻撃してきたので仕方なく応戦した、と報道された。

[2] アメリカの鏡・日本 新版 [単行本]
ヘレン ミアーズ (著), Helen Mears (原著), 伊藤 延司 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AE%E9%8F%A1%E3%83%BB%E6%97%A5%E6%9C%AC-%E6%96%B0%E7%89%88-%E3%83%98%E3%83%AC%E3%83%B3-%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BA/dp/4046519681/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1379553851&sr=1-2&keywords=%E3%83%98%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BA
By 本が好き - レビュー
先の大戦〜終戦・GHQ統治に到る一連の流れを大国間のパワー・ポリテックスの観点から冷静に分析されています。
日本の工業生産力がアメリカの10分の1程度で海外に原料を依存しており戦争を継続できる状態で無く、経済封鎖しなければ戦争を回避できたかも知れないこと。 アメリカ国内でも市民にたいする戦意高揚のプロパガンダが行われておりそのために相手の実像を見誤った可能性があること、実際の戦況は硫黄島・沖縄の戦闘以前に決着しており、海上封鎖だけで日本と講和可能であり多くの人命を救えた可能性がある事等、したがって日本本土への空襲も原爆投下も必要なかったこと。
 東京裁判で同じ植民地主義を実践していた勝者が敗者を裁く矛盾・アメリカン・ウェイでのGHQ統治のあり方に対する鋭い指摘があり、当時、日本語版が発禁になるのも無理からぬことと思います。
この本は、アメリカのためにアメリカは本当に正しいのかこのままでよいのかと問いかけています。
残念ながら、原書はすでに絶版となっているようですが、その後の推移を見れば、日本は戦後60年間なんとか平和の中にありますが、かの国は、戦争中毒と揶揄される状態から抜け出せないようです。
 しかし、いくら平和と唱えても、歴史に学ばなければ同じ失敗を繰り返すだけです。
 今まさにこの本が読まれる時が来たと思います。 より多くの方に読んで頂きたい本です。


10. 2013年9月20日 07:38:17 : 0J4wTtThac

    >>08 米犬4Q80R8Zler >宮崎氏は結局ロリコンの塊っていうわけだ まあ本人の姿を見ればすぐわかるが・・


    こら米犬。お前の作文はつまらん。ハッタリの与太話はもう書くな。
   
    しかし、爽やかな季節になって、我輩は毎朝気分爽快だぞ。こら米犬。お前もぼつぼつ我輩の質問に答えんか。この病弱トンスル屋が。あははは。
  http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/584.html#c7


 


11. 2013年10月04日 01:57:48 : FfzzRIbxkp
高校生の甥っ子が映画「風立ちぬ」を見たのですが、

 ”Le vent se lève, il faut tenter de vivre. ”

    風立ちぬ、 いざ生きめやも。

ポール・ヴァレリーに心を打たれたのか、当時の日本の学生のインテリジェンスに驚いたのか、何やら甥っ子に猛烈な学びスイッチが入ってしまいました。

彼曰く、100年前よりも明らかに俺たちの知性は劣化してる。ヤバイ。だそう。

風立ちぬといえば、アイドルの歌よ〜ん♪ なんて、言えませんでした。
知性の劣化が進んでいるのは、学生よりも私どもの方だと自覚した次第です。


12. 2014年5月17日 16:22:25 : MAXIEafrIc
戦争はなぜ起きるのか
2013年07月23日

「風立ちぬ」 その意味  安倍晋三の陰謀
http://blogs.dion.ne.jp/tanpopo0817/archives/11257977.html

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