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安倍フクシマ視察に非難囂々 何しに行くのか
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2013/9/18 日刊ゲンダイ
安倍首相があす(19日)、福島第1原発を視察する。汚染水対策の進捗状況を確認するというが、安倍は五輪招致のために「汚染水は完全にコントロールされている」と平然とウソをついた男だ。現場に足を運んだところで、今さら「やはりコントロールできていない」とは言わないだろう。ウソの上塗りパフォーマンスに付き合わされる現場の作業員はいい迷惑だ。
16日には汚染水が漏れたタンクの北側約20メートルの観測用井戸から、過去最高となる1リットルあたり17万ベクレルものトリチウムが検出と発表されたばかり。この井戸の近くには、汚染前の地下水をくみ上げて海に放出する「地下水バイパス」計画に使用する12本の井戸がある。こうした周辺一帯が汚染されているとすれば、「バイパス」計画はオジャンだ。
「地下水の汚染が拡大している恐れが発覚したため、現在はバイパス計画を見直しています。加えて台風18号の豪雨がもたらした影響を点検する、汚染水タンクのパトロール態勢を強化したところです。いつにも増して現場は逼迫しています」(東電関係者)
原発作業員がアワを食っている中、安倍がノコノコと訪れるのだ。もちろん、視察するのは安倍1人ではない。
複数の政府関係者やSP、さらには大勢の報道陣も従えて来る。安倍たちが施設内にいる間は「視察団に何かあってはいけない」と、作業はストップだ。
先の参院選中に東京新聞の「ふくしま作業員日誌」は、56歳の男性作業員のこんなホンネを紹介していた。
〈何人もの政治家が福島第一を訪れたが、アピールのために来るのはもうやめてほしい。視察に来ても作業の邪魔になるだけで、現状が改善されるわけじゃない。大迷惑だ〉
安倍は自分の発言を取り繕うため、「政府が前面に立って汚染水対策に取り組む姿勢」や「首相が福島原発に近づけるほどコントロール下にある状況」を国際社会にアピールしたいのだろうが、現場はいい迷惑。もちろん、国際社会だって安倍のパフォーマンスを冷めた目で見ている。
「世界が日本政府に求めているのは、汚染水流出を食い止めるための抜本的な具体策です。IOC総会で汚染水対策を国際公約してから10日あまり。具体策は何ひとつ進まず、流出は少しも食い止められていない。国際社会の総意は『アベは視察する暇があるなら、具体策を講じろ』でしょう。現地に行って『安心・安全』を強調するだけでは、世界の失望を招くだけです」(元外交官の天木直人氏)
ウィーンで16日から始まったIAEA(国際原子力機関)の年次総会に、安倍は山本一太科学技術担当相を派遣。わざわざ汚染水対策の説明会を開いたが、日本側の説明は「法的な責任は東電にあり、我々はサポーターの立場」と繰り返すばかり。各国の専門家は「責任転嫁だ」と呆れていた。
責任は東電、汚染水を止めるのも東電、安倍はパフォーマンスだけでは無責任の極みだ。
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