本校の校風ですから　すぐには　直しません
　

アメリカでは、生徒が学校の規則を破った時に限定して、罰則担当の副校長が体罰を含めた罰則を課せることができる。ここで言う体罰とは、私が教えた高校では、オールで生徒の尻を思いきり３回叩くことだ。罰則担当以外の教職員は、如何なる理由があろうとも生徒への体罰を一切してはならないのだ。

今日の日本では、セクハラ、パワハラ、家庭内暴力、幼児虐待などが犯罪行為として扱われるようになった。それまでの日本は、これら暴力行為を教育の一環だと容認していた。が、欧米（特にアメリカ）からの影響で（外圧で）犯罪行為とみなされるようになった。この点はアメリカに感謝日本の教師による生徒への理不尽な体罰は何度も社会問題になったにも拘らず、日本では未だに改められていないのに怒りを感じる。目撃している生徒達にも怒りを感じる。私が生徒だったら教師の暴力を止めさせるために、黙ってその場を立ち去るか、”暴力行為は止めて下さい”、”人殺し！”、”部活を止める”と声を張り上げてその場を去るだろう。

この動画が世界に発信されたことで、外国の目を気にする日本の権力者達は、教師によるこの様な暴力行為を犯罪と認めざるを得なくなるだろう。