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(画像作品と本記事は、パロディストのマッド・アマノ氏ご提供です。)
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2013/09/post-82cd.html
2013年9月17日
安倍首相は“大嘘つき”だ。
アルゼンチンのブエノスアイレスで開かれたIOC総会の五輪招致プレゼンテーションで汚染水処理を懸念する委員から「汚染水は大丈夫か?」という質問が出た。
この時の安倍首相の発言が問題になりつつあることは周知の通り。あらためて確認してみよう。
首相は福島の状況を「The situation is under control」(状況はコントロール下にある)と自信ありげに答えた。
「私が安全を保証します。状況はコントロールされています」。
「汚染水は福島第一原発の0.3平方キロメートルの港湾内に完全にブロックされている」。
「福島近海でのモニタリング数値は、最大でもWHO(世界保健機関)の飲料水の水質ガイドラインの500分の1だ」。
「健康問題については、今までも現在も将来も全く問題ないということをお約束いたします。抜本解決に向けたプログラムを私が責任をもって決定し、すでに着手しています」。
この発言を聞いて福島の住民はもちろん、多くの国民は「おいおい、いくら何でも言い過ぎじゃないのか?」「ウソもほどほどにしろ」と思った。
汚染水に関しては東電自身が認めているようにコントロールされていないばかりか、有効な打つ手がないのだ。
図らずも首相と東電との間に考え方の隔たりがあることが露呈した。
汚染水を完全にシャットアウトすることは技術的にみて至難の業だという。
土を凍らせる方法があるらしいが、これとて効果のほどが実証されているものではない。しかも、早急に出来るというものでもない。
一方、福島沖の海底には40カ所の放射能のホットスポットが見つかっている。
首相が安全という「0.3キロメートルの港湾内」では、これまで1キロあたりのセシウムが74万ベクレルという高濃度汚染のアイナメが見つかっている。
港の外の20キロ先で捕れたアイナメからも2万5800ベクレルが検出されている。
さらに、東京湾でも原発20キロ圏内と同レベルの汚染箇所が見つかっている。
ということは海洋汚染が広範囲にわたって拡散している、ということになる。
★モザイク部分を削除したパロディー作品は月刊『創』11月号(10月7日発売)に掲載されます。
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