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必死/(C)日刊ゲンダイ
台風でもツイッター三昧 橋下市長に「人命より選挙か」と非難殺到
http://gendai.net/articles/view/syakai/144568
2013年9月17日 日刊ゲンダイ
住民の安全より、そんなに選挙が大事か。
「天下分け目の戦」と位置づける堺市長選が15日に告示され、シャカリキになっている日本維新の会の橋下大阪市長。選挙戦にかまけ、災害対策を軽んじるような姿勢に、有権者から批判の声が上がっている。
日本列島に大きな惨禍を残した台風18号。大阪市でも、市内を流れる大和川が氾濫する恐れがあるとして、16日午前8時半に平野区や住吉区などの合わせて13万1000世帯、約30万人に避難勧告が出された。
なにしろ、大阪市が河川の氾濫を理由に避難勧告を出したのは初めてのこと。市民の不安が最高潮に達していた頃、橋下が何をしていたかというと、自宅でツイッター三昧だったのである。16日の午前9時34分、こんな投稿から始まった。
〈大和川の状況が落ち着くまで、僕も知事も、自宅で役所との連絡。状況が落ち着いてから、堺市長選挙のために堺市内に入ります〉
橋下は〈久しぶりのツイッターだな〜〉と、ノンキなもので、その後の投稿は選挙のことばかり。現職の竹山堺市長を攻撃し続けた。
〈だいたい自民党と共産党がよく引っ付けるよね〉
〈竹山さんは、堺市役所をフルに使って選挙をするという、まあ旧い政治を思う存分やっています〉
〈竹山さんは、自らの政治ポスターを堺市立病院の掲示板に掲示、そして副市長は公用電話をフルに使って、府内市町村長へ応援の呼びかけ〉
〈竹山さんは小学校単位で100万円をばら撒き。そして小学校単位の自治会長へ自らのパーティー券を最低10枚は購入させる〉
<避難勧告の真っ只中もツイッター三昧で「堺市長選」に没頭>
これが大阪が台風の影響を最も受けていた時間帯だったため、さすがに市民から怒りの声が殺到。ツイッターで「氾濫に備えて水防組織が活動しているのに、選挙活動をしている場合なのか」などと苦情が寄せられると、橋下はこう反論した。
〈こういうことは組織対応するのです。組織マネジメントを勉強するように〉
〈同時に複数の仕事ができるくらいでないと市長などできません。危機管理はちゃんとやっています〉
〈市長の仕事は危機管理監への指揮。危機管理監から報告を受けて、判断を求められたら判断をする。それがトップの仕事〉
大阪府政関係者が言う。
「橋下市長の主張にも一理ありますが、竹山市長は予定していた選挙活動を中止し、氾濫した河川の視察に出かけてます。堺市長選は維新の会が掲げる大阪都構想への参加の是非が最大の争点で、現職と維新新人の一騎打ち。負ければ、橋下市長の求心力低下は避けられない。後がないのは分かりますが、市民の不安を考えたら、もう少し配慮があってもよかったと思います」
トップの資質が問われる。
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