http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/822.html
Tweet |
リベラル系結集を模索 生活・社民統一会派の動き 小沢氏「このままじゃ死にきれない」
http://www.nikkei.com/article/DGKDASFS14019_V10C13A9PE8000/
2013/9/16付 日本経済新聞 朝刊
野党内で憲法改正や原発再稼働などに批判的な民主党の一部や生活の党、社民党などリベラル勢力が結集を模索している。民主党、日本維新の会、みんなの党による野党再編構想を「保守二大政党化」の動きと警戒。生活、社民両党による参院での統一会派構想などが浮上している。
「このままじゃ死にきれない」。生活の小沢一郎代表は最近、周囲にこう漏らす。国政選挙の敗北が続き、所属国会議員は今や9人。1993年に自民党を離れて以来、小沢氏が率いる政党で過去最少規模だ。
生活は脱原発を唱えるほか、環太平洋経済連携協定(TPP)や消費増税に反対するなど主要政策でリベラル色が強い。しかし参院議員は2人で予算委員会の質問権もなく「小政党が大政党を動かす『テコの原理』も働かない」(生活幹部)。
生き残りをかけて模索するのがリベラル勢力による参院での統一会派の結成だ。臨時国会の召集を来月に控え、社民党や民主党の一部に水面下で打診している。
社民党では重鎮の村山富市元首相が解党視野の再編に言及。又市征治党首代行はリベラル勢力の結集を唱えており、統一会派構想に呼応する可能性がある。小沢氏と気脈を通じ、民主党内に影響力を残す輿石東参院副議長もリベラル勢力の結集に理解を示す。
輿石氏の出身組織、日教組は運動方針で、支持政党として民主党を明記せず「民主的でリベラルな立場を基本とする政治勢力と支持協力関係を構築する」と掲げた。
維新、みんなとの野党再編構想は民主党では保守系が中心。労組では自治労などにも民主党内で保守系が発言力を強めることに警戒感がくすぶる。
参院選で躍進した共産党の存在も危機感の背景にある。共産党は消費増税、TPPなどで政権との対立軸が明確で、組織基盤もあるため「リベラルを支持する世論の受け皿になりかねない」との懸念が出ている。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。