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http://civilopinions.main.jp/2013/09/916.html
2013年9月16日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]
<「審査員がいたのかどうか」を疑がわない人が多すぎる>
今もって「審査員が存在した」という確証はない。
説明しえない不思議なこと、あり得ないことが多く報告されているが、それらに対して納得できる説明もないままだ。
だが、M前議員らは「小沢検察審の審査員は存在した」と言い切っている。
その根拠は、審査員日当旅費請求書と審査事件票があるからだという。
それらが偽造書類だということは考えないのだろうか。
最高裁事務総局・検察審査会事務局は種々の裏金作りをしてきた。裏金作りは偽造書類作成がつきものだ。
<発表された以下の3つの事実だけをとっても、「審査員がいた」と考えることはできない>
@ 議決の6日前の9月8日主要6紙が「これから審査が本格化する。議決は10月末の公算」と報道した。(9月8日6紙一斉報道.pdf)
http://civilopinions.main.jp/items/9%E6%9C%888%E6%97%A56%E7%B4%99%E4%B8%80%E6%96%89%E5%A0%B1%E9%81%93.pdf
A 「9月14日代表選投票30分前に議決した」と発表した。
B 石川克子氏が情報公開請求した審査員日当旅費請求書の中に、9月8日〜13日までの請求書が一通もない。9月8日〜13日の間、一度も審査会議を開いた形跡がないということだ。
@ABの事実を整理すると、
最高裁は9月8日「審査がこれから本格化する」とリークし、9月13日まで一度も審査会議を開かず、9月14日代表選投票日に審査し、投票30分前に起訴議決したということだ。
半日そこそこの審査会議で、小沢事件のあらましを掴んで、議論をし、検察の判断を覆して起訴議決するなどできるのか。
「審査員がいて」「審査会議は開かれていたら」、@ABの事実が3つ重なることはない。
言い方を換えれば、@ABの事実が3つ重なったということは、「審査員が存在せず」「審査会議が開かれなかった」ということだ。
<9月8日新聞社へのリークの真相は?>
9月8日の新聞社へのリークを、M前議員らは「実際には、審査会議は開示された請求書通りに着々と進んでいたが、その審査会議開催状況と違った嘘を、検審関係者が新聞社にリークした」と説明した。
この説明はおかしい。
検審関係者がわざわざ実体と違う嘘を吐いて国民を騙す必要があるのか。
また、森前議員が言うように本当に審査が進んでいて9月14日頃に議決できる状況になっているのであれば、9月8日に「審査が本格化し、議決は10月末公算」等見え透いた嘘は吐かない。
「9月14日に議決した」とその直後に発表をすれば、最高裁が嘘を吐いたことがばれ、自分で自分の首を絞めることになる。
敢えて「審査が本格化し、議決は10月末公算」と嘘を吐けたのは、審査会議の実体がなく、 9月14日に議決する予定がなかったからといえる。
最高裁は審査会議の実体がないから、審査会議が開かれていたと見せかける偽装工作を必要とした。だからこのような嘘をリークしたと考えれば説明がつく。
<最高裁が画策した「架空議決ストーリー」>
1 最高裁は、小沢氏を「架空議決」で起訴することを決めた。
2 「架空議決日」を10月末にすることで、アリバイ作りのため審査員日当旅費請求書等を偽造し続けた。
3 9月8日、審査会議が開かれていると見せかけるため、「これから審査が本格化する。議決は10月末の公算」と嘘のリークをした。
4 9月8日直後、代表選に出馬した小沢氏が総理大臣になる可能性が生じた。もし総理大臣なったら「架空議決」はできないと判断し、「架空議決」を代表選前に前倒しすることにした。
5 9月8日のリークの件があって、9月14日すぐに発表すると怪しまれるので、10月4日に起訴議決の発表をした。
6 検審関係者は、「架空議決日」を早めたことに合わせ審査員日当旅費請求書等を偽造する必要があったが、その作業を怠った。(請求書を市民が請求するなど思ってもみなかったのだろう)
極めて悪質なイカサマが許されてしまう現状に落胆している。
議員、メディア、法曹関係者が何も声をあげないことに大きな憤りを感じる。
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