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2013年09月16日
来月から始まる国会は、ただでさえ不毛な国会が更に不毛となり、おそらく近来の政治史上最低の国会となるだろう。
なぜか。
それは責める野党側に、もはやまともな議員がおらず、能力も気力も団結性もないからだ。
あるのはただ安倍自民党政権に対する批判のための批判だけだ。
どんなに批判しても再び政権交代など近い将来に起こるはずがない。
それを知った上での緊張なき批判である。
それに負けず劣らず安倍自民党政権の対応も救い難く不毛なものになる。
矛盾だらけの欠陥政策を同時多発的に推し進めようとしておきながら、まともに答えようとしない。いや答えられないのだ。
数のおごりにまかせて押し切るしかない。
かくして不毛国会になる。
その不毛国会の中でも、最も不毛となるのが、放射能汚染水を封じ込めたという安倍首相のIOC総会における「ウソ」発言をめぐる与野党の応酬であろう。
もはや攻める事のない野党にとっての格好の攻撃材料だ。
それに対して、攻められたら感情的になる安倍首相は激しく反駁するに違いない。
お願いだからそんな国会だけは避けて欲しい。
その不毛を避けることができるのは安倍首相だけだ。
安倍首相は今度の国会の冒頭で次のように答弁すればいいのである。
すなわち、あの発言は「ウソ」だった、しかし「ウソも方便」の発言だった、とあっさり認めるのだ。
そして、そのウソを本当のウソにしないためにも、これからは汚染水問題の解決をすべてに優先して取り組むと約束するのだ。
そしてその為に自民党政権も知恵を出すが、野党もより良い具体案があれば出してくれ、それがよければ何でも実行する、と言えばいい。
そして言うだけではなく、それを行なうのである。
そしてその勢いに任せて、福島原発事故によってもたらされた国民の犠牲についてその救済と補償を直ちに行なうと約束するのだ。
実際のところ汚染水問題の解決と国民の救済を放置したままでは日本に将来はない。
その事に阿部首相が気づけばたいしたものだが、おそらく気づかないだろう。
気づいてもそれを実行する勇気はないだろう
かくして史上最低の不毛な国会となることが見えている・・・
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