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2013/09/13 【稗史(はいし)倭人伝】
山崎行太郎という人が激しい言説を展開している。
どうにもいい気持ちがしない。
山崎氏が口を極めて罵っている人の範囲が分からないからである。
山崎氏の罵詈雑言は”いわゆる”小沢信者という人に向けられているのだが、果たしてその小沢信者というものにわたしは含まれているのだろうか?
勿論、わたしという個人が山崎氏の意識に入っているはずはない。
わたしのような人間、という意味である。
わたしのような人間つまり小沢一郎を支持する人間に山崎氏の悪口は向けられているのか?
山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20130912/1378960270
『さらば、「小沢信者」どもよ。』
こう言った時、山崎氏はどのような人に決別宣言をしたのだろうか?
小沢支持者だろうか?
小沢応援者だろうか?
小沢シンパだろうか?
小沢信者とはどのような人なのか?
おそらく自分を小沢信者だと規定するひとはほとんどいないのではないか?
「小沢信者」とは、小沢一郎を敵視する側からのレッテルに過ぎない。
『私は、なかば冗談のつもりで、言い換えると半分は本気で、「元祖小沢信者」を自称してきたが、そして今も、今後も、「元祖小沢信者」であることは一貫して変わらないつもりだが……』
わたしは山崎氏が「元祖小沢信者」を自称していたと言うことを知らない。
いつからそう自称していたのかも知らない。
百歩譲っても、「元祖小沢信者」というのは過去の一時点における事実を表しているに過ぎない。
その事実は変えられない。
なにも仰々しく『一貫して』などということはない。
『元祖』は未来永劫『元祖』なのだから。
『いわば私以外の凡庸・愚鈍な「小沢信者」とは、『保守論壇亡国論』のテーマとも関連することだが、明確に決別を宣言し、「仲間」呼ばわりされることや「裏切者」呼ばわりされることを拒絶することにする。』
『私以外の凡庸・愚鈍な「小沢信者」』というが、小沢一郎を信仰している人が果たして実在するのか?
山崎氏が”半ば冗談”で自分を小沢信者と規定していたとしても、ほかにそういう信者が実際にいたのか?
もし小沢一郎信者がいたとすれば、彼らを凡庸・愚鈍と呼ぶことは結構である。
朝晩小沢一郎の写真を拝んでいるような人々ならば、そう呼ばれても仕方がない。
『一段落した今、彼等、「凡庸・愚鈍な小沢信者」どもの言動を観察していると、私が、『保守論壇亡国論』で指摘していることが、そのまま、「凡庸・愚鈍な小沢信者」どもにもあてはまるということに気付いたからである。』
山崎氏の罵詈雑言の根拠が、『保守論檀亡国論』という山崎氏の著書の中にあるらしいが、それで論拠が明らかになったわけではない。
知りたければ、本を買って読め?
『私は、『保守論壇亡国論』で、「孫崎享批判」を、一章を設けて展開している。おそらく、「凡庸・愚鈍な小沢信者」どもの眼には、私の「孫崎享批判」の意味は通じないだろう。だから、詳しくは説明しない。分かる人だけが分かればいいことだからだ』
ここでも山崎氏は「小沢信者」を凡庸・愚鈍呼ばわりする根拠は明らかにしない。
残念ながら、わたしはお金を出してまで氏の著書を買って読むつもりはない。
『小沢グループの政治的言説が、イデオロギー化、左翼化、キャッチフレーズ化し、馬鹿の一つ覚えのように、意味も思想も分からないままに「反米自立」「反原発」「反tpp」・・・お題目を反復合唱するだけの衆愚化が顕著になったのは孫崎享が小沢グループの勉強会の講師として参加し、「反米自立」「自主独立」「親中属国」を主張したあたりからだと思われる。』
どうやら小沢信者の教典は孫崎享であるらしい。
山崎氏はここでもう一つ『小沢グループ』という概念を持ちだしている。
つまり、小沢一郎──小沢グループ──小沢信者という構造なのだろうか?
孫崎享によって洗脳された『小沢グループ』があって、その周辺に、それでもなおかつ小沢一郎を盲目的に信奉する小沢信者がいる……?
「反米自立」「反原発」「反tpp」
バカの一つ覚えというが、反対ならばそれを叫び続けなければならないのではないか?
ところで彼らは「反米自立」と本当に叫んでいるのか?
「対米自立」の間違いではないのか?
ここいら辺の言葉は勝手に変えて使ってはいけないだろう。
いずれにしろ、政治的言説が多かれ少なかれイデオロギーの匂いを帯びるのは当然であろう。
それらをまとめて、「左翼化」と呼ぶのはそれこそ「キャッチフレーズ化」ではないのか?
『さらば、小沢信者よ。私は、お前たちの仲間ではない。つまり、その「左翼小児病的病原菌」を批判することが、『保守論壇亡国論』のメイン・テーマである』
ここまで来て気がついたが、結局激烈・過激な物言いは自著の宣伝のためだったのか?
本を買うつもりのないわたしには、山崎氏の罵詈雑言、軽蔑の視線が私のような人間に向けられたものなのかどうか永遠に分からないだろう。
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