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何だこの発言! 「規制委員長“心配ない” “ピリピリせずに”汚染水問題」
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/folder/1517162.html
★孫崎享氏の視点ー<2013/09/12>★ :本音言いまっせー!
1:田中規制委員長の仰天発言―何を話したか
東京電力福島第1原発の放射能汚染水が海に流出している問題で、
原子力規制委員会の田中俊一委員長は11日の定例会見で、
安倍晋三首相が国際オリンピック委員会(IOC)総会で
「状況はコントロールされている」などと発言したことに関連し、
「心配しなければいけないような状況でないことは、私もそう思って
いる」と述べた。
田中委員長は根拠として、第1原発の港湾外では海水に含まれる
放射性物質濃度が低いと強調した。ただ、港湾外にも放射性物質は
出ており、濃度が低いのは海水で薄められたためとみられる。
また田中委員長は、規制委のこれまでの対応について
「非常に良くやっていると思う」と自賛する一方、
「メディアもあまりピリピリしないで、よく見ていてほしい」と述べ、
報道が不安をあおっていると主張した(11日時事)
2:田中発言、なんだこれは。
「心配しなければいけないような状況でないことは、私もそう思っている」、
ゴマスリだけじゃないか。情けない。
「汚染水の影響は原発の港湾内の0・3平方キロメートル範囲内で、
完全にブロックされている」と安倍首相はIOC総会で発言した。
ありえないことを言っているのに追随しか出来ないのか。
汚染水対策で「汚染水処理装置の増設・改良計画に国費470億円を
投入する」のでしょう。
470億も投入するのは、事態が深刻だからでしょう。
問題なければ、470億円もの大金を投入する必要がない。
11日読売新聞は次の報道をしている。
東京電力は11日、福島第一原子力発電所の汚染水300トンが漏れた
タンク1基の周辺の地下水から、放射性物質のトリチウムが
法定許容限度(1リットルあたり6万ベクレル)を上回る
同6万4000ベクレル検出されたと発表した。
こうした状況がある時に、「「メディアもあまりピリピリしないで、
よく見ていてほしい」と述べ、報道が不安をあおっていると主張した」。
規制委員会が福島原発事故の状況を把握していないのが最大の問題だ。
1号機、2号機、3号機、4号機の現状をどれ位調べに行ったか
建屋に入っていないはずだ。
炉心がどうなっていることも把握しない。
使用済み燃料がどんなに危険な状況で放置されているかも調べない。
専門家としての責任感もない。
ただ安倍首相にゴマすることしか考えていない人物であることを露呈させた。
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