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「…特定の人を排撃するヘイトスピーチはおもてなしの国には似合わない…」今朝の毎日新聞一面に掲載された小川一東京本社編集編成局長の記事に、その通りだと思いました。
― 武田 肇 다케다 하지무 (@hajimaru2) September 9, 2013
20年夏季五輪:東京決定 半世紀後、誇れる大会に=編集編成局長・小川一
毎日新聞 2013年09月10日 東京朝刊
http://mainichi.jp/sports/news/20130910ddm001050084000c.html
東京五輪開催まで7年。長すぎず短すぎない絶妙の時間を私たちは手にした。首都での五輪はスポーツの祭典という意味合いを超え国を成長し成熟させる力を持つ。「7年後」を日本に山積する課題解決の目標の期日にしたいと思う。
前回の東京五輪は戦後復興のてことなり、高度経済成長の礎になった。五輪を目標に新幹線が開通、首都高速など交通をはじめとするインフラが劇的に整備された。短期間に大事業を次々と達成した先人たちの実行力に感嘆する。視点を変えれば、これほどまでに五輪は人々を勇気づける。
日本の招致演説は素晴らしかった。宮城県気仙沼市の実家が東日本大震災の津波で被災した佐藤真海さんの美しく強く温かな言葉。スポーツの力、復興への思いが世界の心を動かした。安倍晋三首相のリーダーとしての覚悟は国際社会に確かに届いた。滝川クリステルさんが見事に言い表した「おもてなし」の心、高円宮妃久子さまの被災地支援へのお礼の言葉も胸を打った。2020年の東京五輪までの7年は、招致演説の感動を実行に移す時でもある。1964年五輪の戦後復興のように、20年五輪は被災地復興を加速させるものでなければならない。
とりわけ東京電力福島第1原発の汚染水問題の全面解決は国際公約としてすべてに優先する宿題だ。こまやかな気配りと善意あふれる「おもてなし」の心は磨きをかけたい。その心が中国や韓国との関係にも別の位相をつくるのではないか。そもそも特定の人を排撃するヘイトスピーチはおもてなしの国には似合わない。
半世紀前の東京五輪を、私たちはいつも懐かしく思い、誇りに感じてきた。7年後の東京五輪も、半世紀後の未来へ胸張れるものでありたい。
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