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★「天木直人氏の視点ー(2013/09/08)★ :本音言いまっせー!
東京五輪の決定の瞬間をもちろん私はテレビで見ていた。
私は東京五輪が決まった事を歓迎したい。
結果的にどちらに転んでも私は、それは日本国民にとって良い結果に
なる、いや、そうしなければいけない、そう私は9月6のメルマガ
第665号で書いた。
その理由をここでは繰り返さない。
ここでは、私の読者から寄せられた二つのメールを紹介したい。
五輪選挙が行なわれる数日ほど前に、福島の有志と名乗る読者から
福島の声としてIOC委員会に直訴したい、つまり原発事故で悩んでいる
福島を放置して東京五輪を招致する日本政府は許せない、だから日本が
落選する事を我々は望むとIOC委員会に伝えたい、その運動に参加
してくれ、というものだ。
私はもちろん、そのような働きかけに賛同しなかった。
あえてその理由を述べずに、賛同できないと応答しただけだが、私が
賛同できない理由は多くある。
最大の理由は、政治に関心のない一般国民の多くは五輪誘致に期待し
ていると思うからだ。
私はアンチ安倍自民党政権であり原発反対論者である。
そして、五輪の東京招致の成功は安倍首相に有利に働き、脱原発に
不利に働くだろうが、だからといってそのような行為を行なおうとは
思わなかった。
IOC委員会にそのようなメッセージを伝える行動は究極的な政治
行動であり、その先頭に立つべきは、打倒安倍政権や反原発を唱える
野党党首であり、いまとなっては立派な政治家となった山本太郎の
ような人物なのだ。
二つ目のメールは、たったいま私の元に届いたメールである。
東京五輪が決まって安倍首相が喜んでいるのを見るのは耐えられない、
これで日本の格差はますますひどくなる、なんとかならないか、という
怒りとも嘆きともつかないメールである。
私はそうはならないし、そうさせてはいけないと応答した。
安倍首相が愚かでなければ、その責任の重さを知るはずだ。
7年後に五輪が開催できるように日本を良くしなければならない。
その為にはこれまでの政策の見直しを迫られることは必至である。
原発推進政策は大きな転換を余儀なくされるだろうし、国民生活を
安定させなければ東京五輪どころではない。
政治を誤れば五輪開催を辞退せざるを得ない状況に事になるかもしれ
ないのだ。
安倍首相が私の期待に応えないようであれば、安倍首相は行き詰まる。
腹立たしく思うことなどないのだ。
このような私の返答に対して、二人は納得せず、直ちにメルマガの
読者を止めると言って去っていった。
残念ではあるが、私は、何が正しいか、それを追求して毎日書き
続けるだけである。
私の体力と気力が続く限り読者がゼロになっても書き続ける。
体力と気力がなくなれば、読者がいても直ちに書くことを止める。
自分との戦いであると思いながら私は全力投球で毎日書き続けている。
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