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http://civilopinions.main.jp/2013/09/96.html
2013年9月 6日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]
<結局、法務委員会秘密会は開催されなかった>
小沢判決直前の2012年4月19日、135名の議員によって「検察審査会の実態調査を目的とする法務委員会秘密会」の開催要請がなされた。
しかし、小沢無罪判決後、議員達は秘密会を開催しなかった。国民の期待は裏切られた。
秘密会開催要請文書を見直してみた。
法務委員会秘密会開催について.pdf
http://civilopinions.main.jp/items/%E6%B3%95%E5%8B%99%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A%E7%A7%98%E5%AF%86%E4%BC%9A%E9%96%8B%E5%82%AC%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.pdf
<「審査員はいた」を前提としたようにみえる秘密会開催要請文書>
未だに「審査員はいた」「審査会議は開かれた」という確たる証拠は何一つない。「審査会議は開かれていない」疑惑は多数存在し、それらは何ひとつ解明されていない。一市民Tも仲間も、「本当に審査会議が開かれたかどうか」を知りたがっていた。この秘密会で明らかになると期待した。
ところが、秘密会開催要請文書は、「審査員はいた」「審査会議は開かれていた」という前提で作られていたようにみえる。
<要請文書にはどのようなことが書かれていたのか>
(2) の記述
検察が捜査報告書を捏造したと指摘し、「...その捏造部分は「起訴議決」の主たる理由になっており...」と書いている。
審査員がいて捏造報告書により誘導されたとの書き方だ。
(3)の記述
「審査員はいた」という前提で、その審査員選定の公正性を問題にしている。
(4)の記述
「情報公開が極めて限定的であることから、実際に検察審査会が開催されたか否かにさえ疑念を抱いた国民......」と書いている。
情報公開が十分になされていれば、検察審査会が開催されていないという疑念は持たないと言いたそうな表現になっている。
国民は、情報公開が極めて限定的であるから「審査会議が開催されていない」と思ったのではない。
以下の事実等から「審査会議が開催されていない」と考えたのだ。
@ 9月8日「これから審査が本格化して議決は10月末」主要6紙が一斉報道した。ところが、一度も審査会議の形跡(審査員日当旅費請求書)もなく6日後の代表選日9月14日に議決したと発表した。
A 斉藤検察官が議決後に不起訴理由を説明に行った(審査会議が開かれていたのなら、議決後に説明を受けることはない) 等
また、これまで最高裁の情報公開が限定的だったのは、審査会議を開いていないからそうならざるを得なかったと、一市民Tは推察した。
(5)の記述
「(斉藤検察官の説明が)規定通りに行われなかった」としているが、これは手続き上のミスとして片づけられる問題ではない。
本当に審査員がいたとすると、その審査員は「検察官の不起訴説明なし」で起訴議決できないと十分教えられているはずである。審査員がいれば説明が起訴議決後になることはない。 説明なく起訴議決できたとしたら、それは、審査会議が開かれていなかったと考えるのが自然だ。そして議決後の説明はアリバイ作りのためになされたものと考える。
<国会議員に司法改革は望めないということか>
このような前提での秘密会開催要請であれば、もし秘密会が開催されたとしても、「審査員がいるかどうか」「審査会議が開かれたかどうか」は焦点にされず、これらの疑惑解明がなされたかどうか疑問である。
小沢氏さえ無罪になれば、「審査員がいたかどうか」という根本的な疑惑の解明などどうでもいいのだろうか。
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