http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/446.html
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http://31634308.at.webry.info/201309/article_4.html
2013/09/04 21:59
最近、猪瀬東京都知事を見るとムカムカとするのは自分だけであろうか?東京都知事の仕事はオリンピックの招致だけか?と言いたくなる。石原前知事もオリンピック招致に狂奔した。あの時は、招致に100億円掛けたということである。電通にかなりの借金が残ったが、結局都税が注入されたのだろう。
東京都の各区、市には、招致成功の時打ち上げる花火や垂れ幕などが大量に残ってしまったと言われた。今回もどれほどお金を掛けたかはわからないが、かなりのお金が使われたと思われる。この裏には、建設関係を含めた利権が蠢いているのだろう。
それにも増して腹ただしいのは、JOCからIOCに原発の影響はもうないからとメールしたことだ。これほど福島原発で被害を受けている人達、また我々国民をバカにした話はない。嘘をつくなと言いたい。
特に原発汚染処理は、もう手遅れの感がある。政府が原発処理の本部を作ると言うが、本部長が誰か全く分からない。つまり、顔隠しである。組織は最終的に誰が責任を取るかで本気度が違う。本部長が誰かも分からないような組織は、失敗しても誰も責任を取らない。取るつもりもないだろう。東電の旧経営陣は全て雲隠れしている。このために人生が狂った人がたくさんいるのに、海外逃避して悠々自適の生活を送っているものが居ると言う。
この政府の原発対策に対して、東京新聞と毎日新聞が同じような社説を出している。
東京新聞:原発汚染水問題 危機意識がまだ足りぬ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013090402000146.html
政府が、東京電力福島第一原発の汚染水対策への関与を強める方針を決めた。遅きに失した感はあるが、政府も東電も、この問題は国の緊急事態だとの危機意識を持ち、対策に全力を挙げるべきだ。
「汚染水問題は、東電任せにせず、政府が前面に立って解決に当たる。廃炉が実施できるかには世界中が注視している」。安倍晋三首相はきのう、政府の原子力災害対策本部でこう語った、という。
その決意は多とするが、安倍内閣がこの問題を甘く見て、本腰を入れるのが遅れたのなら、民主党前政権と同罪だ。
毎日社説:汚染水基本計画 国の覚悟が見えない
http://mainichi.jp/opinion/news/20130904k0000m070118000c.html
東京電力福島第1原発で深刻な問題となっている汚染水対策について、安倍晋三首相を本部長とする「原子力災害対策本部」が基本方針を公表した。「東電任せにせず、国が前面に出て、抜本的な対策を講じる」という姿勢は当然のことだが、中身を見ると抜本策とは言いがたい。
汚染水対策に計470億円の国費を投じるとの方針は、これまでに比べると一歩踏み込んだものだろう。ただ、国費の投入先は限られている。陸側から建屋に流れ込む地下水を遮る「凍土遮水壁(地下ダム)」と、汚染水から放射性核種を取り除く高性能の「多核種除去装置」の二つ。いずれも、実現可能かどうか不確実性がある上、うまくいっても実現するのは1年以上先と考えられる。
この2紙は、原発の問題に対して、日頃から危機意識を持って主張しているが、読売新聞などはどうしようもない。首相の原発対策を強烈に支持している。こんな新聞をありがたく買ってまで読んでいる購買者は哀れである。未だに購買を続けている人は、社説を読んでも何も感じないのだろう。哀しいかなである。
政府は凍土計画を実行するという。電気を発電する場所が、電気を使う最大消費地になるのである。原発というものが火力などより安いなどというのは真っ赤な嘘であることは自明なのに、全く関心の無い国民もどうしようもない。
このブログで何回書いたか覚えていないが、電気を買うために、何万人もが避難訓練をしなくてはいけないような危ない商品など、なぜ不思議と思わないのかと言いたい。従順に黙って避難訓練をする人たちを見ていると、まるで家畜の羊が羊飼いに追われて列を為しているように見える。そんな光景を見ていると、政治に騙されていいように扱われていると感じてしまう。もうそろそろ目覚めようではないか。
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