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http://civilopinions.main.jp/2013/09/94.html
2013年9月 4日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]
検察審査会事務局(=最高裁事務総局)は、小沢起訴議決発表と同時に審査員平均年齢を1回目審査34.27歳、2回目審査30.91歳と発表した。
最高裁側が「審査員に関する情報」に関し自ら呈示したのは、後にも先にもこれだけだ。
最高裁にとっては、これは意味のある発表だった。
公の機関の発表だから、その内容に裏があるとは普通の人は考えもしない。
「審査員平均年齢」の具体的な数字を聞けば、審査員11人の存在は間違いないと思い込む。 「審査員がいない」など思いもよらない。
そして、「審査員平均年齢」が若すぎるということに関心が集中した。
検審事務局が恣意的に検察審査員を選んだと思い込んだ。
最高裁の「検察審査員平均年齢呈示」は、「審査員がいた」と思わせる偽装工作であり、それはうまくいった。
<一市民Tは最高裁の偽装工作をこう読む>
1.2009年5月、東京地裁管内に東京第三、第四、第五、第六の4つの検察審査会を新設
(架空議決のため「審査員のいない検察審査会」を準備、検察審査会新設.pdf)
http://civilopinions.main.jp/items/%E6%A4%9C%E5%AF%9F%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E4%BC%9A%E6%96%B0%E8%A8%AD.pdf
2.2010年2月、小沢事件を「審査員のいない東京第五検審」に割り振り
3.「審査員がいた」と思わせる偽装工作
・画面上だけの審査員決定(検審に足を運ぶ審査員はいない)
・架空審査会議日程創作
・架空審査日程に基づき、「審査員日当旅費請求書」等創作
・架空議決に協力する審査補助員準備(米澤弁護士、吉田弁護士)
・議決書の創作
4.2010年4月27日、検審1回目審査で「起訴相当」議決したと発表
・「画面上の審査員」年齢から、「議決審査員平均年齢」を算出し、34.27歳と発表
5.2回目審査の架空議決日を9月14日に前倒しすることを決定
代表選に出馬した小沢氏が総理になる可能性が生じた。総理大臣になってしまえば、「架空起訴議決」はできないので代表選投票前に議決したことにした。
10月4日に「9月14日起訴議決した」と発表
・「画面上の審査員」年齢から、「議決審査員平均年齢」を算出し、30.91歳と発表
6.平均年齢訂正のドタバタ
30.91歳は若すぎると指摘され、「37歳の人を足し忘れた」とし33.91歳と言い直した。37歳の人を足し忘れたのでは33.91歳にならないと指摘され、さらに34.55歳と訂正した。
このドタバタ劇は何故起こったか。
検審事務局職員が、若い人ばかりを「画面上の審査員」にしてしまった。若すぎるとの指摘に慌てた職員は、足し忘れをしていないのに1人分水増しした平均年齢を出した。その計算でミスをしてしまった。
11人の審査員が本当に存在していたら、若すぎると指摘されても訂正はしないはずだ。
若い人達がたまたまクジで選ばれたと突っ張るはずだ。
「画面上の審査員」だから、幼稚な言い訳をし簡単に訂正してしまったのだ。
平均年齢が目の前に呈示されたら、「審査員がいた」と思うのは自然だ。
そこが最高裁の狙いだ。
さすが、最高裁は悪賢い。
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