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県教育委員会(清水松代委員長)の定例会が2日開かれ、2014年度から県立高校で使用する高校の日本史教科書で、国旗掲揚と国歌斉唱の記述をめぐり、教委によって採択の判断が分かれている実教出版(東京)の教科書を県教委が採択(8月22日)したことについて、委員から検証や採択のシステムの見直しを求める意見が出た。今後、県教委として対応を協議していく方針。
定例会では、実教出版を希望した県立高校8校での使用を採択したことに関し、委員から「採択の結果やシステムなど、委員会として検証する問題だと思う。反省もある」とか、「(補助教材となる)指導資料集の作成などをしっかりやっていただきたい」と要望があった。
実教出版の日本史教科書は、国旗掲揚や国歌斉唱に関して「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」と記述。これに対して神奈川県教委は「不適切」とし、不採択とした。東京都教委も「使用は適切ではない」との見解を示し、結果的に使用する高校はない。大阪府教委は補助教材を使うなどし、教科書の記述を補完する具体策を実行させる条件を付け、使用を認めた。
県教委は、実教出版の記述について委員から「不適切」と懸念する意見が出たものの、希望した県立高校8校での使用を採択。県教委は他社の各教科書の記述を網羅し、比較できる「指導資料集」を独自に作成し、併用を求めていくことにしている。
県議会は同日、臨時の文教委員会を開き、清水委員長や教育委員でもある関根郁夫県教育長、県教育局に教科書選定の流れや実教出版を採択した経緯、今後の対応などを調査した。清水委員長は「(記述に)疑問と思うところがある」などと述べた。複数の委員(県議)から採択の再考を求める意見が出た。県議会は13日に再度、文教委員会を開き、調査する。
高校の教科書は、専門学科などがあり、各校の特色が明確なため、各学校ごとに生徒の実態などを考慮して選択し、教委が採択するのが一般的になっている。
http://www.saitama-np.co.jp/news/2013/09/03/02.html
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