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2013年09月02日
偶然目にしたきのう9月1日の夜7時のNHKのニュースで、ビッグイシューの事が取り上げられていた。
私は驚き、喜んでそれを見た。
これでビッグイシューのことが世の中に知れわたり、その活動が更に発展することを期待する。
ビッグイシューのことを宣伝してくれたNHKに感謝したい。
ビッグイシューとは何の関係もない私がなぜこんなことを書くのか。
それは私がビッグイシューの活動を評価し、それを日本に導入して運営している関係者に敬意を払うからだ。
私はビッグイッシューの熱烈な声なき応援団なのである。
もっとも、応援団といっても、それを街頭で売っているのを見つけて買うだけのことであるが。
ビッグイシューとは何か。
英国の篤志家がはじめた「雑誌の店頭売り活動」の日本版である。
ビッグイシューという雑誌が全国の限られた街頭で売られている。
活動の主催者であるNGOが雑誌をつくり街頭販売する。
販売者をホームレスに委ね、一冊売るごとに、その収入の半分ほどを労働対価として与える。
こうして働く意思のある者をホームレスから脱却させる。
それをきっかけに、貧困者にやる気を起こさせ、あらたな人生のきっかけを与える。
およそこういう活動のことであり、その雑誌の名前がビッグイシューなのである。
私がこの存在を知ったのは数年前だった。
街頭で見慣れない雑誌を売り歩いている人物をみて、最初はいぶかしく思ったものだ。
しかし調べてみたら貧困者を救う究極のボランティア活動だと知った。
しかも自助努力を促す立派な活動だ。
私はビッグイシューの責任者を仕事場に訪ねて行った。
そして話を聞いてその活動の素晴らしさをあらためて知った。
下手な政治家が貧困対策の法案作りで時間を費やすことに比べ、はるかに有効で実践的な政治活動である。
それからは全国の街頭でビッグイッシューの販売者を見つけたら、つとめて買う事にしている。
私の応援はただそれだけだ。
しかし、私はこの活動は、今の政治ができないことを、知恵と熱意があれば誰でもできることを教えてくれる究極の貧困対策活動であると思っている。
しかもその気があれば誰でも私のように貢献できるのだ。勝手に連帯できる。
何もしなくてよい。
ただ街頭で見かけたら買えばいいだけのことだ。
この雑誌に各界の著名人が次々と無償で寄稿し、雑誌の内容に付加価値が高まり、読者が増え、販売部数が飛躍的に伸びる。
そうすれば革命が起きるだろう。
いまの政治の外に、ビッグイシューに賛同する人たちのもう一つの政治ができる。
私がインターネット政党を目指したきっかけの一つは、このビッグイシューの存在があった。
これは一つの起業だ。
政党作りも起業と捉えればいいのだ。
これから必要なのは政局に明け暮れる政党ではなく、国民を救い、国民に現実の利益をもたらす政党でなくてはいけないのだ。
その起業は皆がその成果を等しく分かち合い、さらに発展していく、やればやるほど連帯が広がる、活動内容も雑誌の販売からあらゆる分野に広げられる、皆が起業家となり、そうしてできる企業の一員ちなる。そういう夢のある起業であり、それを作りだす政党が必要である。
NHKのニュースがビッグイシューの飛躍的発展につながる事を期待したい(了)
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