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2013/9/2 晴耕雨読
「朝日」28日朝刊、「原発利権を追う」。
原発フィクサー・白川司郎氏追及第2弾だ。
前回は使用済燃料中間貯蔵施設建設をめぐる裏金疑惑。
今回は中堅ゼネコン水谷建設への工事発注をめぐる2億4000万円の不明朗な金の流れ。
いずれも東電の指示の可能性が高い。
ジャーナリスト魂の見せ所だ
「朝日」の「原発利権を追う」
先の西松建設ルートの裏金事件も今回の水谷建設ルートの裏金事件も、小沢一郎氏へのヤミ献金疑惑と密接に関連する。
かってメディアは小沢氏に攻撃の矛先を向けた。
燃え盛った炎は小沢氏及び側近への国策捜査によって鎮静化された。
安倍政権誕生の隠れたファクターだ。
西松建設・水谷建設いずれの裏金事件も東電トップと原発フィクサー・白川司郎氏が絡み、それらが原発マフィアの掴みがねになっていたとしたらとんでもないことだ。
今回、登場する証言者は元東電社員、東電と白川氏の動向がリアルに語られる。
「朝日」には徹底解明を求めたい。
検察もエリを正すべし。
裏金作りの手法はそんなに独創的なものはない。
典型的なのは工事代金の水増し。
発注者・受注者が意を通じて高い工事代金で契約をする。
その先は二つある。
発注者にキックバックする場合と受注先に使わせる場合と。
東電は、後者の手法で自らは手を汚さずゼネコン側に裏金を使わせていた可能性がある。
「朝日」の報道による。
元東電社員の語る裏金づくりは前田建設⇒水谷建設⇒日安建設ルートだけではなく、熊谷組・日安建設JVルートもあった。
このルートでは発注額11億円、予算額より5%以上減らすところ、実に予算額の99%、工事代金は7割は熊谷組、3割は日安建設に配分されたとのこと。
元東電社員の話では、熊谷組・日安建設JVルートで、日安建設が受け取った金額は3億円余り、「日安建設は現場事務所に数人雇っただけ。工事費3億円のうち、下請けに回す以外の多くは利益になったと聞いた」とのことである。
裏金とされる水谷建設の脱税額2億4000万円は氷山の一角に過ぎない。
率直に言って私は小沢一郎氏というと自民党幹事長時代のイメージがこびりついているので好きではない。
そんな好悪の感情により、東電・ゼネコンの裏金作り・原発マフィアの電力料金ピンハネの構図から目をそむけ、小沢氏抹殺キャンペーンに振り回されてしまったのではないか。
不明を恥じる次第である。
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