http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/312.html
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http://31634308.at.webry.info/201308/article_29.html
2013/08/31 23:09
「もんじゅ」は、前回衆院選挙において、与党の民主党が原発ゼロを公約、自民党も福島の候補者などは声高に原発ゼロの公約を表明した。その結果、「もんじゅ」は必要が無くなり、廃止の方向と考えられていた。このもんじゅには既に1兆円以上のお金が投入されたが、事故を起こし火災を発生させたことはあるが全く稼働したことが無く、これからも実用化することなど期待しても無駄である。何せ、もう各国でこれを実用化開発をしているところなどないという。
プリトニュウムを原料とするが、水の代わりに冷却材料に金属ナトリュウムを使う。恐ろしく危険な材料である。少しでも水に触れると爆発する。今のウランを使う沸騰型の原子炉ですら、手が負えないのに、とても実用化など無理と思っている。
きっと、実際にここで働いている技術者もほとんど諦めていると思っている。ただ、そのまわりにぶら下がっている様々の企業、従業員がいるので、止めるに止められない状態だと思っている。
ちゃんと開発を行っていれば、1万箇所以上の点検漏れなど指摘されないだろう。稼働していないから、点検の必要も無かったというのが実情と思っている。
そんな「もんじゅ」に点検個所を増やすためお金が必要という。そのために21億円増、新たな基準対応に74億円で、計100億円弱増やすという。バカではないか。これから使いもしない、また使えないものに、そこで暮らす企業、人達のために予算を増やすという。これほどの無駄使いはない。今、キーボードを打つ手が震えるほど怒りがこみ上げる。こんなことにお金を使うなら、クリーンな再生可能エネルギー開発のための補助金にした方がいい。
自民党になって、急に強気になってしまった。ここにも自民党の族議員の利権が絡んでいるのであろう。当然その見返りに選挙の票が流れていると思われる。やはり、自民党を政権から引きずり下すしかない。
来年度予算概算要求 もんじゅ関連269億円
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20130831-OYT8T00003.htm
文部科学省が来年度予算の概算要求を行った30日、同省の田中正朗官房審議官が県庁と敦賀市役所を訪れ、同省が所管する日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)関連分について説明した。予算要求額は269億円と、今年度(174億円)を大幅に上回った。
要求額の内訳は、維持管理・安全対策経費が今年度比21億円増の195億円。約1万2000件に及ぶ機器点検漏れ問題に対する原子力規制委員会の指摘で、点検対象が1万点から2万9000点に増えたことが影響した。新たな規制基準への対応費は74億円で、ケーブル類の難燃化や津波対策などを盛り込んだ。
杉本達治副知事は、概算要求に研究開発費が盛り込まれていないことについて「今年度から2年間は研究が進まないように思える」と懸念を示した。田中審議官は「そもそも電力会社並みの保守点検すら行われていないのではないかという危惧がある」と組織改革を優先させる方針に理解を求めた。
一方、田中審議官は敦賀市役所で河瀬一治市長に面会後、報道陣の取材に、「今まで機構の言う通りに要求していたが、保全計画通りの機器分の点検予算を確保する必要があった」と述べた。河瀬市長も「文科省も認識が足りなかったし、機構も組織としておかしかった。今後は改善されると思う」と話した。
(2013年8月31日 読売新聞)
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