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「はだしのゲン」の閲覧問題 スタートは恐喝からだった(週刊文春)
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/64142085.html
★孫崎享氏の視点ー<2013/08/31>★ :本音言いまっせー!
28日次のツイッターをした、
「はだしのゲン :先週松江市にいった。
関係者が閲覧すべきでないという人に怯えていたという雰囲気を語る人が
いた。週刊文春最新号 『はだしのゲン騒動 松江市教育委員会を縮み
上がらせた右翼男と危険な組織』。新聞何故この核心を報道しない。」
今回の「はだしのゲン」の閲覧問題が何故起こったか、一番の核心の所を
報ずるメディアはほとんどなかった。
この中で、9月5日号『週刊文春』は「はだしのゲン騒動、
松江市教育委員会を縮み上らせた右翼男と危険な組織」の標題の下、
次の報道をした。以下抜粋する。
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「日本社会を将来担う子供にとってエロ本でしょ。ゲンは」
「あなたの先祖は人殺しですよね。答えなさいよ」
日頃静かな松江市教育委員会の事務室がにわかに騒がしくなったのは
昨年5月1日のことであった。
そもそもこの騒動は“一市民”の容貌から始まった。
中島氏は昨年に二度、松江市教育委員会を訪れ、さらに5月1日には
“同志”を伴って抗議活動を行ったが、このときのことが、“執拗に、
大声で、恫喝を交えながら話す。
担当者としては恐怖心の中で身の危険も感じた”と書かれている。
この日は「在特会(在日特権を許さない市民の会)の京都支部長を
かって勤めていた西村斉氏が同席した。
他に、在特会島根支部長も同行している」
「在特会は韓国人へのヘイトスピーチで知られていますが、西村氏は
市教育委員会に赴いた9日後に、CMに韓国人女優を起用したロート製薬に
対する強要容疑で逮捕されています。」
その中島氏はこう話す。
「同行したのは日章旗、天皇陛下に関する記述が学習指導要綱に反して
いることを問題視したのです」
実は中島氏も松江市界隈では名の知られた右翼活動家だという。
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「はだしのゲン」の閲覧問題を報ずる時には、当然何故この問題が
起こったかを論じなければならない。何故、大手メディアはこの問題を
調べなかったのか、報じなかったのか。
問題は政府の対応である。
・下村文部科学相は21日の閣議後会見で、
「学校図書の取り扱いについて学校に指示するのは、教育委員会の通常の
権限の範囲内」と述べ、法令上問題ないとの見解を示した。下村文科相は
「学校図書館は子供の発達段階に応じた教育的配慮が必要。
一般的な表現の自由に反することには当てはまらない」と述べた。
(21日産経)
・菅官房長官は21日、松江市教育委員会の対応は妥当だとの認識を
示しました。 「設置した地方公共団体の教育委員会の判断によって、
学校に対して閲覧制限等、具体的な指示を行うことは、通常の権限の
範囲内だろうと思っている」(21日TBSニュース)
官房長官は本件に在特会などが関与していることを知らなかった
のであろうか。
在特会の動きは公安がマークしていると言われている。
まず知らなかったことはないであろう。
脅して、閲覧制限が起こっていたことは知っていたはずである。
自民党の怖さは、異なる見解を持つ発言を、手段を問わず封殺しよう
とすることにある。
「はだしのゲン」の閲覧問題は氷山の一角と言える。
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