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これじゃ先祖返り 族議員が予算ブン捕り合戦
http://gendai.net/articles/view/syakai/144292
2013年8月30日 日刊ゲンダイ
<古屋防災相VS.二階国土強靭化会長>
今週の自民党本部は、連日、部会や議連で早朝から大賑わいだった。来年度予算案の概算要求締め切りを前に、各省庁が概要を関係議員に説明しに来ているのだが、今回の概算要求額は過去最高の99.2兆円になる見通し。部会や議連は、大盤振る舞いの概算要求を本予算に組み込むための、さながら“族議員の決起大会”だった。
29日は、防災関連の2つの会議が同時刻でバッティングし、つばぜり合いまで勃発した。古屋防災担当相が会長を務める「消防議連」と二階総務会長代行が会長を務める「国土強靭化総合調査会」が、同じ7階フロアで揃って正午に会議を開いたのだ。
「古屋さんは消防議連の冒頭で、マスコミがいるにもかかわらず『最悪の日になってしまいました』と挨拶したのです。消防議連が先に日時を設定したのに、二階さんの調査会が同じ時間にぶつけてきたとイヤミを言いたかったようです。消防議連も国土強靭化調査会も、ともに防災関連予算のパイを奪い合う。古屋さんは担当大臣だけど、二階さんは派閥のボス。2人の主導権争いでもあります」(自民党関係者)
<「オレが獲得」の主導権争い>
二階は30日の記者会見で、「われわれは災害と関わりが多く、それを一生懸命やったからといって、族議員との呼称でマスコミが言うのはおかしい」と激怒したという。だが、自民党が概算要求段階から予算編成に関われるのは4年ぶりとあって、公共事業を進める国交省の概算要求は今年度予算より2割近くも増額されている。防災名目で予算がドンドン積み上がり、それを巡って主導権争いが起きているのを見れば、「族議員復活」「先祖返り」という言葉が出るのは当然だ。
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