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その通り! 日本の歴史や政治を考える時、維新以降に埋没する思考停止な人々 (世相を斬る あいば達也) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/260.html
投稿者 笑坊 日時 2013 年 8 月 30 日 14:21:48: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/242a381f72e1131f0207aa32f74f79a4
2013年08月30日

 今日は引用した記事(キーパーソンに聞く)が長いので、筆者は多くを語らない。ただ、多くの部分で、非常に同感した。すべてではないが、90%小倉氏の“ものの味方考え方”は正解だろう。しかし、生活者目線で生きている、一般人も、政治家も官僚も、総論賛成と言うかもしれないが、各論でブーイングが出そうだ(笑)。まぁ所詮日本人の教養なんてのは、哲学や宗教がないのだから、こんなものだろう。

注:【小倉和夫(おぐら かずお、1938年11月15日 - )は、東京都出身の外交官。学者。韓国大使、フランス大使などを務めた後、青山学院大学教授、立命館大学教授、元国際交流基金理事長。
*1962年 - 東京大学法学部卒 、1964年 - ケンブリッジ大学経済学部卒。
*アジア局北東アジア課長時代に中曽根康弘首相の訪韓に尽力。
*1991年 湾岸戦争勃発時に海部俊樹内閣から国際連合平和協力法案成立に向けた準備室長に任命され法案成立に尽力したが同法案は廃案となっている。
*1997年 デンバーサミットで橋本龍太郎首相の個人代表を務めた。
*外交官の佐藤優によるとフランス大使時代に公邸修復が行なわれた際に高級ホテルのスイートルーム(1泊20万円程度)に宿泊したことが明らかにされ、野党民主党議員によって国会で追及された。】(Wikipedia抜粋)


≪ 日中は過去5回も戦争をした経験から学ぶべき
元外交官で『日本のアジア外交 二千年系譜』の著者、小倉和夫氏に聞く

【 日本と中国との戦争というと、日中戦争ばかりを思い浮かべがちだが、両国は663年の白村江の戦い、豊臣秀吉による朝鮮出兵に伴う明との戦争などを含め、これまで5回も戦火を交えている。いずれも、朝鮮半島における勢力争いがその始まりだった。  韓国大使やベトナム大使を務めた元外交官である小倉和夫氏は今春、過去2000年の歴史を「日本の外交」という視点から分析し、なぜ日本が5回も中国と戦争をするに至ったのかを読み解いた『日本のアジア外交 二千年の系譜』を出版し、日本は歴史から学び、「外交を考えていくための視点を根本から問い直すべきだ」と提言する。  昨年来、尖閣諸島や竹島、従軍慰安婦問題を巡り日中、日韓の関係がぎくしゃくする中、日本の外交を考えるうえで必要な視点について聞いた。】

―――中国との戦争と言えば、近代史以降の日清戦争と日中戦争がすぐ思い浮かびますが、白村江の戦い、元寇、秀吉による朝鮮出兵と、それに伴って明と戦争をしたことを含めると、確かに過去2000年の歴史において5回も戦火を交えていた――。この事実は、新鮮でした。特に白村江の戦い、元寇、朝鮮出兵は日本史の中の出来事であって、日本外交の結果というイメージはあまりありませんでした。そもそも、なぜこのような本をまとめようと考えられたのでしょう。

小倉:いくつか動機があって、1 つは日本は外交と言うと大体、明治維新から始まるが、それがそもそも間違っているという問題意識です。そこに何ら論理的必然性はないのに、本も論文もほぼどれもが明治維新から論じている。日本の外交を見る学者もそうだし、政治家もジャーナリストもそう。

―遣唐使、遣隋使派遣も外交ではないかー

 しかし、聖徳太子が遣隋使を派遣したのも、その後630年から遣唐使を派遣したのも、蒙古襲来に伴って蒙古といろいろ交渉したのも、徳川家康や豊臣秀吉が南蛮人の到来に伴ってキリスト教が入ってきた時に欧州と交渉していたのも、あれらは全部、外交ではなかったのかということです。

 日本ではそれらを外交とは呼ばず、東洋史や日本史の世界に押し込めてきた。まず、そこに日本の外交の重大なる盲点がある。日本の外交は、欧州や米国と付き合うことから始まったと思い込んでいる。それではアジア外交は成り立たない――。それをかねて指摘したかった。

 もちろん、ウエストファリア条約や西洋的秩序、今の国際法に基づく秩序があるのは分かります。しかし、ヨーロッパ的な国際法秩序というものに日本がどう対応したかというのは外交の一面でしかない。なのに、青い目が見たアジアというところに、我々の発想もはまり込んでしまっている。これは、まったくもっておかしい。

 もう1つは、外交における「国とは何か」という問題を提起したかった。もちろん外交上、物理的な領土を守ることは大事です。しかし、国家とは物理的な存在がすべてではありません。文化、あるいは日本語をしゃべるという抽象的空間でもあるし、特定の理念やイデオロギーを体現すべき精神的空間でもある。

 米国は民主主義と自由という価値観を重視してきたし、欧州は人権や平等という概念を大切にしてきた。つまり、そうした抽象的、精神的空間を守ることも国益なわけで、日本は国家というものの捉え方、考え方自体をもう少し考える必要があります。

―――日本は戦前、神道によって日本を「神の国である」という精神的空間と位置づけて大きく道を誤っただけに、戦後の外交はほぼ米国追随で、外交上の理念なるものを持たずに来てしまった感があります。

小倉:要は、日本は何をしたいのかということです。これだけ豊かになったのだから、「日本という国のアイデンティティー」「日本とは何か」というのをもう一度よく考える時期が来ているのではないか、ということです。

 よく日韓関係が悪いとか、日中関係がよくないと言いますが、ならば日米関係はよいと言えるでしょうか。沖縄に行って、見て下さい。オスプレイの配備を含め、日米関係だって大きな摩擦を抱えています。それでも多くの人は、日米は友好関係にあると思っているでしょう。つまり、今の日中関係や日韓関係に関する議論の大半は、視点が間違っています。尖閣諸島や竹島の領土問題や慰安婦、靖国神社を巡る問題など、隣国である以上、あれくらいの問題が存在するのは当たり前、と捉えるべきなんです。

 そうではなくて、もっと長い歴史を踏まえたうえで、日中、日韓の関係を考えていく必要があります。日本はアジア外交の新しいビジョンというものを考えるべきところに来ている。日本に今、問われているのは、日本という国家をアジア、ひいては世界からどのように認識してもらい、外交を展開していくのかということでしょう。

―5回の戦争から得られる3つの教訓―

―――本では、日中の5つの戦争から3つの教訓が得られると指摘されています。まず、1つがいずれの戦争も、その始まりは朝鮮半島における争いだった、と。

小倉:日本が663年、唐と戦火を交えるに至ったのは、新羅に滅ぼされた百済から救援依頼があり、百済が復活すれば百済に日本が影響力を及ぼせると判断したことが要因の1つでしたし、1592年に秀吉が朝鮮に侵攻した際は、朝鮮側からの要請もあり明が介入、明軍と日本軍との軍事衝突に発展したわけです。日中戦争も、満州の権益が導火線のように見えますが、背景には日本による朝鮮半島支配の安定化という歴史的な流れがあった。こうした事実は、日中の間においては、今後も朝鮮問題がいかに重要かを物語っています。

―――第2の教訓として内政に引きずられて外交をやってはならない、と。

小倉:そうです。元の日本侵攻 は、元が滅ぼした宋の大量の残党(軍隊)をどう処理するかという元の内政事情と強く結びついていたし、秀吉の朝鮮出兵は、日本国内の大名の統制と日本統一 を強化するという目的と連動していました。日清戦争も、清朝が内政上、あくまでも王朝の権威を守ろうとする守旧主義に流れていたことが大きい。日中戦争はご存じの通りです。

 しかし、政治指導者たるもの、その時、その時の事情に左右されたり、民衆に迎合したりするのではなく、50年、100年先を考えて、国民に対して有り得べき国の姿を訴えていくことが大切です。

―――3つ目が冒頭にも指摘された、日本の外交はいつも欧米の従属変数としての外交だった、という点ですね。そこから脱却しなければならない、と。

小倉:そうです。これは必ずしも近代だけの話ではありません。秀吉の朝鮮における明との戦いも一見、朝鮮における日中の覇権争いのように見えますが、実は西洋植民地主義の東洋進出に対する日本の対応だったという側面もありました。

 何より問題なのは、こうした事実をほとんどの中国人が知らないことです。5回の戦争をはっきりと認識し、それぞれの戦争が「いつ起きたんですか」「どこで起きたんですか」「なぜ起きたのですか」ということをきちんと勉強している人は恐らくほとんどいない。だから、頭が第2次大戦とか日中戦争のことばかりになる。

 日本も中国も長い1000年、2000年の歴史の中で考えないと、道を誤ることになります。

 ただ、中国は民主主義国家ではないし、1952年にようやく共産党による一党独裁の下、国を統一した。最近でこそ巨大な経済大国になりましたが、長い混乱と苦しみの中から生まれきたわけで、まだ発展途上にあるわけです。だから日本は中国に対して寛容である必要があります。韓国についても同様です。

―降伏文書署名にみる日本のドイツの違いー

―――日本がまず歴史の教訓をきちんと踏まえて、朝鮮半島を巡る問題はとかく争いごとに発展しやすいとか、内政に流されないようなきちんとした日本の外交の視点を持つべきだ、ということですね。

小倉:そうです。本来は双方の国がそのように正しく歴史を認識して、同じ過ちを繰り返さないように努力することこそが必要なんです。  しかし我々、日本人も歴史についてもっときちんと認識する必要があります。特にドイツとの違いについて、重大なことを多くの人が忘れています。

―――第2次大戦後、ドイツはきちんと謝罪して、日本は謝罪していない、という印象があります。

小倉:ドイツは戦争で、ナチズムの第3帝国が崩壊してドイツという国がなくなったため、降伏文書には軍隊だけがサインをしている。つまり、ドイツという国がなくなったため、はっきりとした断絶がある。よってドイツは大戦後、ナチを一切、政治に関与させていません。

 これに対し、日本は降伏文書に日本の軍(陸軍大将の梅津美智治郎)と当時外務大臣だった重光葵がサインした。つまり、日本政府は存続し続けたということです。これは、連合軍が無条件降伏してポツダム宣言を受諾せよと求めてきた時、日本は天皇制の維持という条件を1つ付けた。それに対し連合軍は、「それは日本国民が決めることだ」と回答して、暗黙のうちに「日本国民がそれがいいというなら、それでもいいよ」としたからです。

―――米ソ対立が鮮明になる中、共産主義の台頭を阻みたいという米国の思いが影響した。

小倉:そういう面もあります。そのために日本は戦前と戦後に断絶がなく、戦争責任があるとして烙印を押された人が戦後、総理になったりした。こうした事実、過去とまず向き合うことが必要でしょう。自国についてろくに反省もせずに、ただ謝るからおかしなことになるんです。

―TPP交渉もいわば鹿鳴館外交―

―――しかし、日中関係、日韓関係は安倍晋三政権の下、一向に改善の兆しが見えません。5回の戦争の教訓を生かすと言っても、具体的にはどうすればいいのでしょうか。今の状況を見ていると難しく感じます。

小倉:例えばTPP(環太平洋経 済連携協定)――。みんな大賛成と言っていますね。賛成するのは、参加すれば得するからでしょう。でも日本が得するというのは、誰か損をしている国があるはずです。入らなければ、損をする。現時点では中国は入らないでしょう。つまり、中国は損するはずなんです。

 日本の最大の貿易パートナーの中国が損をするような協定を日本はなぜ結ぶのか。投資の点から見たら、米国への投資には累積ではまだ追いついていないと思いますが、それでも少し変ではないでしょうか。

 この質問にまともに答える人を聞いたことがない。日中EPA(経済連携協定)も進めていると言うが、何か政府の下のレベルでやっているみたいで総理や大 臣級が思い切って進める、という状況ではありません。つまり、相も変わらず、日本は明治以来の僕の言うところの鹿鳴館外交をやっている。

―――今も米国追随を続けている、、、と。

小倉:そうです。我々はどんな国をつくるべきなのか、私たち自身がそれにどう関与すべきかと考える際、やはり自分の周りの国のことをまず考えるのが普通ではないでしょうか。

 そう考えると、僕はちょっとおこがましい言い方ですが、考え方としては中国を安定した民主国家に育てていく。韓国も、民主主義国家とは言っているが、任期を満了した大統領が自殺したり、辞めると弾劾されたり、やはり制度にひずみがある。民主主義が本当に定着したかまだ疑問です。韓国が立派な民主主義国家に育っていくことを、見守り、必要なら助けていくことが大事でしょう。

 中国もすぐに、というのは難しいにせよ、いずれ徐々に安定した民主国家が育っていくようにしていくことが、日本の本当にあるべき姿ではないでしょうか。 だから、チベットやウイグルの問題などが浮上した際には、日本は中国政府に対して「それはおかしい」と指摘していくべきだと考えます。

「オリンピック開催から9年が節目」というジンクスー

―――中国が世界の工場と言われ、経済成長を遂げ、市場としても世界一になっていくに従い、「中国も徐々に民主的な国家になっていくに違いない」と日本を含めた多くの欧米諸国は期待してたと思いますが、最近の中国は中華思想に基づく大国を志向していると見る向きが増えていると思います。

小倉:中国が、そういう道を選んでいるという面はあります。それは、その方が自分たちは得をすると考えているからでしょう。それより、欧米諸国だって中国が変な風に混乱するより、今のままの方がいいと思っている人は多いですよ。

―――意外と?

小倉:意外とじゃなくて。日本の企業だって中国が民主化してほしいなんて考えている企業なんかないと思います。中国が共産党だろうが、何だろうが儲かればいいと思っているんじゃないですか。中国の民主化運動のためにカネを出している企業なんてありますか。私は聞いたことがありません。  日本企業は儲かればいいんだから、日本政府には中国に対してあまり苦言など呈して欲しいとは思っていないでしょう。

―――中国共産党にどの程度、持続性があるとご覧になりますか。経済成長率がどこかで7%を切ることも考えざるを得ない。その場合、国民の不満を中国がどうガス抜きするのか。また、日本がターゲットになるリスクもあります。

小倉:笑い話として最後に聞いて 欲しいんですが、「オリンピック9年説」というのがある。オリンピックを開催して9年経つと、権威主義的な独裁主義的政権は崩壊する、というものです。 1936年にベルリンオリンピックを開催した9年後の1945年にドイツ帝国は崩壊した。1980年のモスクワオリンピック開催から9年後の1989年に ベルリンの壁が崩壊し、ソ連崩壊へとつながった。1988年にソウルオリンピックが開かれた9年後の1997年、韓国では初めて民主的な大統領が登場し て、金大中政権が発足し、それまでの保守政権が崩壊しました。

 そこで、北京オリンピックが2008年だから、2017年に何か大きなことが起きるかもしれない、というわけです。しかし、大事なのは日本がどういう国を目指すか、ということです。≫(日経ビジネスオンライン:アジア・国際:キーパーソンに聞く・小倉和夫。聞き手・石黒千賀子)

 

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コメント
 
01. 2013年8月30日 15:57:01 : 9RlFBRHASE
>もっと長い歴史を踏まえたうえで、日中、日韓の関係を考えていく必要があります。

もう既に、誤った歴史観が勢力を広げつつある今、その「踏まえる」場を何処に置くかが問題なのだよ。

語られていない歴史がある。
それは、朝鮮半島の少なくとも一部は、古代の日本の施政下にあったのであり、隣国の新羅(しらぎ)も、百済も、その王族を日本に送り、帰化させた、いわば「親の国」であり「師匠の国」であったこと。
それを証すように、任那とかつて日本が呼んだ地域に、日本オリジナルの前方後円墳が続々と発見されている。

これが後に、漢字や仏教を教えたとか、話がすっかり逆転しているが、本来はそうじゃない。
逆転したのは、今の慰安婦問題と同様、かの国のプロパガンダ体質によるもの。要は、左から右に伝達しただけなのに、プライドが猛々しいのは今と同じ。

だから、663年の白村江の戦いにしても、その後の朝鮮出兵にしても、日本はその「親国(おやぐに)」としての責任から、対処した、いや、する必要に迫られた、という経緯がある。

残念ながら、そうした大事な動機に関する部分は、かの隣国のナショナリズムに抵触するせいで、マトモな議論になっていないし、かつての戦争の動因として、数えられてはいない。


文面を読む限り、この方はそうした、もう民族の無意識レベルに埋没してしまった、深い動因に気づいているようだね。

記事で指摘している、
>・・実は西洋植民地主義の東洋進出に対する日本の対応・・

という視点も、「親国(おやぐに)」としての責任があればこそだ。それと、

>僕はちょっとおこがましい言い方ですが、考え方としては中国を安定した民主国家に育てていく。韓国も、民主主義国家とは言っているが、任期を満了した大統領が自殺したり、辞めると弾劾されたり、やはり制度にひずみがある。民主主義が本当に定着したかまだ疑問です。韓国が立派な民主主義国家に育っていくことを、見守り、必要なら助けていくことが大事でしょう。

これも、まさに「親国(おやぐに)」としての責任そのもの。
日本は、そうした半島の建国の父、導いた師としての立場を忘れずにいることが大切だと思う。
そうした視点があれば、そうした子、弟子らの、度の過ぎた甘えへの対処が何かは、自ずと出てくるはず。

それと、隣国の中国も、太古は、日本が師という立場だった。
道教の神に登場する東王父と西王母の組の、東王父は日本の神のこと。それを感謝された図柄が三角縁神獣鏡に刻まれ、日本の古墳から出土する。こうした背景は漢字思想に媚びる歴史学者さんは、なかなか語らないがね。
記事の云う、中国の民主化を語る方こそがホンモノということ。


02. 2013年8月30日 16:11:50 : FTIfaikkMc
> 米国は民主主義と自由という価値観を重視してきたし、欧州は人権や平等という概念を大切にしてきた。つまり、そうした抽象的、精神的空間を守ることも国益なわけで、日本は国家というものの捉え方、考え方自体をもう少し考える必要があります。

「欧州は人権や平等という概念を大切にしてきた」ときの人権は、欧米人の人権であり、それ以外の国々の人権は眼中になかったし、今もない。

> 何より問題なのは、こうした事実をほとんどの中国人が知らないことです。5回の戦争をはっきりと認識し、それぞれの戦争が「いつ起きたんですか」「どこで起きたんですか」「なぜ起きたのですか」ということをきちんと勉強している人は恐らくほとんどいない。だから、頭が第2次大戦とか日中戦争のことばかりになる。

「こうした事実をほとんどの中国人が知らない」だけでなく、韓国・朝鮮人も全く知らない。

> 小倉:ドイツは戦争で、ナチズムの第3帝国が崩壊してドイツという国がなくなったため、降伏文書には軍隊だけがサインをしている。つまり、ドイツという国がなくなったため、はっきりとした断絶がある。

ドイツ政府のカール・デーニッツ元帥から降伏の権限を受けたドイツ国防軍作戦部長アルフレート・ヨードル大将が連合国軍司令長官ドワイト・D・アイゼンハワー元帥はドイツの無条件降伏文書に調印した[1]。

カール・デーニッツ元帥は、ヒットラー総統から後継者に指名されている[2]。
それ故、「ナチズムの第3帝国が崩壊してドイツという国がなくなったため、降伏文書には軍隊だけがサインをしている」は間違っている。

思考停止は、小倉和夫氏自身のように見える。

[1] ヨーロッパ戦勝記念日 降伏文書調印[編集]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%91%E6%88%A6%E5%8B%9D%E8%A8%98%E5%BF%B5%E6%97%A5
カルルスホルストで調印されたドイツ軍の降伏文書。
カルルスホルストの調印式に参加したドイツ軍の司令官。
1945年5月7日午前2時41分、フランス・シャンパーニュ地方のランスにあった連合国遠征軍総司令部 (Supreme Headquarters Allied Expeditionary Force, SHAEF) で、フレンスブルク政府のカール・デーニッツ元帥から降伏の権限を受けたドイツ国防軍作戦部長アルフレート・ヨードル大将が連合国軍司令長官ドワイト・D・アイゼンハワー元帥はドイツの無条件降伏文書に調印した。

[2] カール・デーニッツ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%84
しかし、4月30日ナチス党官房長マルティン・ボルマンよりの第一号電文で「総統はゲーリングの代わりに貴殿(デーニッツ)を後継者に指名した。現状にて可能な処置をすべてとられるように」との暗号電文を海軍の通信施設より受け、ヒトラーが死んだか、死が間近と考えたデーニッツは、自らの手で戦争を終わらせる決意をした。


03. 2013年8月30日 16:39:09 : glnvOURP8A
日本人も知らないねwww
歴史好きなら、どの国の人でも知っているだろう。
しかし、知らない国民は日中韓の概ねの国民じゃないの?
だから、こういう考え方がある、と言っているのでしょう。
聖徳太子の時代を踏まえて、話をしよう!

04. 2013年8月30日 18:22:49 : Y1qfNyFUNY
で、いったい何が言いたいの?(笑)

例えば、ここ。

>賛成するのは、参加すれば得するからでしょう。でも日本が得するというのは、誰か損をしている国があるはずです。入らなければ、損をする。現時点では中国は入らないでしょう。つまり、中国は損するはずなんです。

 日本の最大の貿易パートナーの中国が損をするような協定を日本はなぜ結ぶのか。投資の点から見たら、米国への投資には累積ではまだ追いついていないと思いますが、それでも少し変ではないでしょうか。

日本がTPPに参加することは、「結局は損」という意味ならば、もうちょっと、まともな倫理構築をしなければいかんだろうね。

で爺


05. 2013年8月30日 18:48:18 : Y1qfNyFUNY
↑「論理構築」ね、訂正、失礼。

06. 2013年8月30日 19:32:40 : 7wOdSiSi2o
簡単な話で
こりゃあ、東大話法に騙されてるんだよ

あいばさんも騙されているけど、糞カルトの、で(たらめ)爺もまんまと騙されているw

どちらかと言えば、糞カルトに近い思想で書かれた本だろうね

==========================
韓国では、プロパガンダでもあるにせよ
豊臣秀吉の朝鮮出兵と植民地時代を、切り離しては考えていない
昔から考えていない

日中の衝突で、常に朝鮮半島を強調するのは
「つくる会」の教科書が、朝鮮半島を日本に向けられた鉤爪であるかのように表現しようとした発想と、なんら変わらない

>小倉:そうです。これは必ずしも近代だけの話ではありません。秀吉の朝鮮における明との戦いも一見、朝鮮における日中の覇権争いのように見えますが、実は西洋植民地主義の東洋進出に対する日本の対応だったという側面もありました。

単なる秀吉の自滅のご乱心を、このように評価する意味が分からないし

中国や韓国と同じように、日本も民主主義国家ではないのは明白だ

==========================
>小倉:そういう面もあります。そのために日本は戦前と戦後に断絶がなく、戦争責任があるとして烙印を押された人が戦後、総理になったりした。こうした事実、過去とまず向き合うことが必要でしょう。自国についてろくに反省もせずに、ただ謝るからおかしなことになるんです。


この部分があるために
全体として、そういう流れのインタビューに見えるが
このことが本当に問題と考えるのであれば、こんな分かりづらいやり取りにはならないはず

少なくとも、肝心な部分で逃げているので
これが正しいなどとは評価できないな


07. 2013年8月31日 00:47:10 : g9jLm1zljE
鹿鳴館外交って何でしょう?欧米人の“偉業”に加担する事か?世界中から富を収奪し覇を唱える事なのか?
16世紀以降→ヨーロッパ各地で建築した豪華絢爛な宮殿やお城の【原資】は、天から降って来たのかしら?
アメリカ大陸(インカ・ブラジル)深部に豊富な金銀に目をつけ、原住民を酷使して略奪の限りを尽くしたね。
王侯貴族は植民地を経営し、「奴隷貿易」で得られた暴利で、贅沢三昧の舞踏会を開いて素敵な人生を送る。

人口12億人を超える「インド」はイギリス連邦の加盟国ですね。身分制度である「カースト制度」の影響は
今でも残っており、1日2ドル未満で暮らす貧困人口は8億人を超えています。
過酷な植民地支配を受けた「フィリピン」も似たようなものですよ。ゴミ拾いで生活する貧困層も大勢います。

資本民主主義の社会って、何なの?中国にも、中東にも白人規格の“民主化”にしなければならないのかな!


08. 2013年8月31日 01:36:35 : kSOa5EhiN2
天智天皇・中臣鎌足による大化の改新(蘇我氏の滅亡)実現は明治天皇や大久保利通による明治維新(江戸幕府の滅亡)と同義なのかもしれないね。元寇は自衛の戦争だが文禄・慶長の役を含めた他の例では過去の仕組みと決別して天皇を重視しようとした国内政治の刷新が背景にある。今の五輪招致運動や改憲推進なども55年体制で機能していた政党政治が崩壊してそれに代わる新しい仕組みを模索しようとする中で出てきている。状況は過去の戦争勃発時と似ていると思う。日本国憲法にある天皇の憲法擁護規定や江戸幕府の禁中並公家諸法度にある天皇への規制などがあると日本は平和志向の政治になる。そんな循環みたいなのがあるのかもしれないね。

09. 2013年8月31日 08:02:58 : 0J4wTtThac

   >>04 Y1qfNyFUNY  >で、いったい何が言いたいの?(笑)
日本がTPPに参加することは、「結局は損」という意味ならば、もうちょっと、まともな倫理構築をしなければいかんだろうね。で爺

    
   この爺さん、馬鹿じゃないかな。「で、いったい何が言いたいの?(笑)」といいながら、「日本がTPPに参加することは、「結局は損」という意味ならば」てか。
    
   こら、爺さん、分からんのだったら勝手に解釈するな。(笑)

    この爺さんは年食ってる割に、支離滅裂の自己中爺さんだぜ。あははは。



10. 2013年8月31日 13:15:38 : lgBmKbNLIg
まぁ、>>01. は分かっていないようだ。あいば氏の斬り口は斬新だから、歴史に新たなアプローチを試みようと提案する親心のようなものを感じさせるほどである。

あいば氏がテーマにした

   >>維新以降に埋没する思考停止な人々>>の
それらの人々が陥ったであろうと推察し得る思考回路や思考形態の特徴はどう表現できるだろうか。

>>01. も思想に言及しているが、トンでも論理なことを言う。論理だけではなく結論においても中国の民主化を語るのがホンモノなどと、しっかりトンデモ理論だ、馬鹿だろ。

>>01. ほか似た者同士がいたらの話だが、明治維新もいきなり日本史に登場したのではないことをどのように実感してるのか。その実感不足がお前らの稚拙な論理と愚かな結論に全て表現されている。

言われれば不愉快になって怒りまくるだろうが、お前らの歴史認識と根拠は浅はか過ぎるにも程がある。何が親国だ、トンでも理論の正体だ。馬鹿だろ。

   >>漢字や仏教を教えたとか、話がすっかり逆転しているが、本来はそうじゃない。>>

馬鹿者はいい加減にして謬説を我見にもっともらしく主張するのは止めろよ、みっともない。この恥知らずの馬鹿野郎 め!!!


11. 2013年9月01日 21:32:22 : qXNU2Yan4g
01だが

>>10

ほう。馬鹿野郎は、こうした場では勲章かも知れないな。(笑)

>   >>維新以降に埋没する思考停止な人々>>の
>それらの人々が陥ったであろうと推察し得る思考回路や思考形態の特徴はどう表現できるだろうか。

自明なことだ。
あいばさんとやらの言う通り、歴史を鑑みるということ。

明治維新には、中華的とでも言おうか「易性革命」の思想が若干混じっている。
維新後半の戊辰戦争にみるような、病的な程に執拗な掃討作戦なぞをみると、ついぞ感じるもの。

そうした姿勢は結果的に、靖国神社の祭祀に、日本国民からみても「トゲ」を残した。
そして今も、同質ゆえにこそ、中華思想の本家が敏感に反応しているのだ。

そうした中華的な思想を、その「維新以降に埋没する思考停止な人々」は、自己検証し、卒業するべきだろう。それは、勝者が敗者を嗤い、あざける、卑しい心魂を、日本人の中に残すものだということを。

明治維新が手本とした神武東征は、中華思想に影響を受けた編者等が描いた、一つの歴史観に過ぎない。
戦時に有名となった「・・撃ちてし止まん」の歌も、本当は、その歌によって争乱を終らせた一種の美談だった。日本人は、明治の無血開城のような譲る政治を何度も経験しているということだ。


>何が親国だ、トンでも理論の正体だ。馬鹿だろ。
>
>  >>漢字や仏教を教えたとか、話がすっかり逆転しているが、本来はそうじゃない。>>
>
>馬鹿者はいい加減にして謬説を我見にもっともらしく主張するのは止めろよ、みっともない。

(笑)では聞こう。
朝鮮の方は、その漢字や仏教を「発明」でもしたのか?‥そんな話は聞いたこともない。

それを、左から右に伝承しただけなのは、今の状況をみれば明らかだろう。
日本は漢字を、よりその本質を理解したが故に、明治の新造語のような漢字を創造するまでに使いこなしたし、仏教も然り。キリスト教に宗旨替えしたに近い隣国とは違う。

韓国が、そうしたものを創り出した話を聞いたことがない。
かつて、「吏読(リトウ)」という訓読みの手法が半島にあったと歴史家は言うが、それさえも日本と半島とで、どちらが先だったかは定かではない。
そうしたあやふやなグレーゾーンを全部、一部の半島人は自国の発明だと言うから、皆が訝しがるのだ。それをしてプロパガンダ体質と評させて貰った。


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