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内閣改造見送り 「ナチス麻生」続投させる安倍の国際感覚
http://gendai.net/articles/view/syakai/144268
2013年8月29日 日刊ゲンダイ
安倍首相が、9月末の自民党役員任期切れに伴う内閣改造の見送りを決めた。外遊先で「政策を前に進めていくという観点から判断したい」と話していたが、周辺は「少なくとも年末まで改造はやらない。見送りは既定路線」と話す。10月中旬に召集される臨時国会は現体制で迎える方針だ。
そうなると、「ナチスの手法に学んだらどうか」と話し、欧米諸国に衝撃を与えた麻生財務相も続投となる。国際常識からすれば、考えられない事態だ。
政治評論家の有馬晴海氏が言う。
「麻生大臣の発言は、欧州諸国に強烈な不快感を与えました。辞任してもおかしくないレベル。ただ、内政を担う財務大臣ですからね。外務大臣と違って、国際社会からの圧力は受けにくいでしょう。国会が夏休みで閉まっていたことも幸いしました。いくら問題があっても、場外乱闘では追い込まれません。なにしろ臨時国会は2カ月後です。果たしてバラバラの野党に、この問題を蒸し返すエネルギーがあるかどうか。TPPや消費増税といった内政問題でワーワーとなれば、いつまでもナチス発言を引っ張れるわけがない。官邸側には、そんな読みもあったのでしょう」
なんとも内向きの発想である。国際社会を無視した判断だが、党内も静かなものだ。麻生批判はもちろん、改造を求める声さえ聞こえてこない。
自民党関係者が言う。
「菅官房長官が反安倍勢力を抑えているのです。内紛の兆候を見て取ると『民主党の二の舞いだぞ』と諭すし、政策に文句を言いたい連中には官僚を向かわせ、粘り強い説明で口を封じているらしい。おかげで、あれほどうるさかったTPP反対派も沈黙です。それでも派閥に力があれば、改造圧力が高まったり、人事に口出しがあったりしたのでしょうが、今はそんな時代でもない。拳を振り上げる人も見当たらないような状況です」
おかげで日本は世界の孤児となるのである。
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