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2013/8/28 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
◆過去にも「表現の自由」規制で旗振り
世の漫画オタクも目が覚めただろう。麻生太郎副総理がきのう(27日)の閣議後の会見で、こんなことを言っていた。
「君は『はだしのゲン』を読んだことあるか? 出たころ、毎週の連載を読んでいたが、もっと禁止した方がいい成人向け漫画がある」
要するに、松江市で閲覧制限され、撤回された「はだしのゲン」より、ポルノコミックをもっと取り締まれ、ということ。
漫画オタクにすれば、ちょっと待て、だろう。麻生といえば、「ゴルゴ13」で国際情勢を学んでいるといわれる男だ。事務所の書棚は漫画だらけで、「公用車内にも常に最新の漫画誌を置いている」(関係者)とも。だから秋葉原あたりで演説すると、「われわれの味方」と、拍手喝采で迎え入れられてきた。
ところが「もっと取り締まれ」だ。しかも、麻生は昔からそういう男なのである。
話は20年以上前の“有害コミック騒動”にさかのぼる。91年、都議会が「有害図書類の規制に関する決議」を採択し、青少年保護育成条例の強化に乗り出した。自民党内でも「子供向けポルノコミック等対策議員懇話会」が結成されたが、その時の会長が麻生なのだ。
出版業界にも詳しい経済ジャーナリストの岩波拓哉氏が言う。
「当時は〈表現の自由を脅かす〉と業界団体も猛反発し、スッタモンダがあった。今は青少年が書店やコンビニで成人漫画を立ち読みできないように、業界も“自主規制”していますが、結局、いくつもの雑誌が廃刊に追い込まれた。麻生氏の正体は割れていて、何を今さら……と思います」
表現の自由を規制する男に、漫画を語って欲しくない。
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