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2013-08-27 07:08:11
財務省作・演出の三文芝居「増税がダメなら、日本もダメになるよ」が、昨日8月26日から始まりました。財務省が呼び集めた有識者という60人が月末31日までの6日間、”大舞台”で振り付け通りに踊ります。噴飯ものの大茶番劇。
60人の中には、消費増税反対を明確に述べる人も含めています。しかし、圧倒的多数は「消費税は上げるべきだ」派です。消費増税にその存在をかける財務省が集めたメンバーだから、一見公正のように見せながら、結論ははじめから「増税ありき」です。そのための”めくらまし踊り”が延々と展開される。
事実、初日の発言者7人の発言内容は、増税賛成が米倉経団連会長は当然として、労働者の代表であるはずの古賀・連動会長を含め5人と多数を占め、反対は山根・主婦連会長と岩田・日本経済研究センター理事長の2人だけという配置です。5対2.初日を観ただけで、結論は昭ではありませんか。
現在の財政構造をみると、国家公務員OBなど2万5千人が4500の天下り機関に天下っており、天下り(シロアリ)を養うために年間12兆1千億円の血税をつぎ込む形になっています。ここを切り込むだけで増税相当額は捻出できます。しかし、財務省は天下り先の切り込みには身体を張って抵抗します。場合によっては、総理大臣を失脚させる謀略すら仕掛けます。
日本は、米国国債もうなるほど保有する世界に冠たる金持ち国です。中国と1、2位を争うほどです。これを少しずつ売却していくことも考えるべきです。ところが、それはアメリカさまから「ならぬ」と叱られ、紙屑化したまま積み上げているだけ。
本当に、日本は世界有数の資産保有国です。財務省は「借金が1000兆円を超えた」と大々的にPRします。「ギリシャのようになるよ」と、国民を恫喝します。しかし、それに見合う資産があるから、差し引きちょぼちょぼ、大変なことになるはずがありません。事実、日本の国債の金利は安定しています。大変なことになりそうだったら、国債を購入している大ハゲタカ、小ハゲタカが一斉に売り逃げるはずです。
それに、いま増税すれば、景気がさらに悪化するのは誰しも認めるところです。中小企業は増税分を転嫁できませんから、経営が行き詰る。わずかの年金をやりくりしている庶民の中からも、生活ができなくなり、自殺者が増える心配が真剣に取りざたされています。
ともかく、消費税は凍結させるべきです。財務省の「日本が行き詰るぞ」という”恫喝”におびえる必要は全くありません。
それにしても、なんとかこの政治を変えなければ。日本は今こそ、「チェンジ」が求められているのですが……。
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