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2013/08/26 22:46 かっちの言い分
本ブログでは、自民党の政策に対して絶えず批判する記事を書いている。その中で、郵政選挙、新自由主義を謳い、非正規社員の増大をもたらした労働派遣法の導入を行った小泉純一郎元首相もこのブログでは批判の的である。
しかし、以下の記事の見出しを見て不思議に思って読んでみた。小泉元首相が、脱原発のドイツに視察のために行った記事である。その際、三菱重工業、東芝、日立製作所の原発担当幹部とゼネコン幹部、計5人が同行した。当然、小泉氏は自民党の中の自民党的な人物なので、バリバリの原発推進派と思っていた。その小泉氏が、ドイツの視察を終えた感想の一部が以下のやり取りである。小泉氏は原発は即ゼロにしなければならないと述べている。
自民党にも真っ当な考えを持つ人物がいるらしい。それも「総理」がそれを決断すればいいのだと言い「自然を資源にする循環型社会を、日本がつくりゃいい」とまで述べている。
なぜこんな声が広がらないのだ?脱原発は野党の一部だけの主張ではなかった。日本の未来を想えば、自ずと小泉元首相の話にならざるを得ない。
記者−−どう見ました?
小泉: 「10万年だよ。300年後に考える(見直す)っていうんだけど、みんな死んでるよ。日本の場合、そもそも捨て場所がない。原発ゼロしかないよ」
記者− −−今すぐゼロは暴論という声が優勢ですが。
小泉: 「逆だよ、逆。今ゼロという方針を打ち出さないと将来ゼロにするのは難しいんだよ。野党はみんな原発ゼロに賛成だ。総理が決断すりゃできる。あとは知恵者が知恵を出す」
小泉: 「戦はシンガリ(退却軍の最後尾で敵の追撃を防ぐ部隊)がいちばん難しいんだよ。撤退が」
小泉: 「昭和の戦争だって、満州(中国東北部)から撤退すればいいのに、できなかった。『原発を失ったら経済成長できない』と経済界は言うけど、そんなことないね。昔も『満州は日本の生命線』と言ったけど、満州を失ったって日本は発展したじゃないか」
小泉: 「必要は発明の母って言うだろ? 敗戦、石油ショック、東日本大震災。ピンチはチャンス。自然を資源にする循環型社会を、日本がつくりゃいい」
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