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http://31634308.at.webry.info/201308/article_23.html
2013/08/25 21:09 かっちの言い分
今、福島原発の汚染水が毎日400トン海に流れている。この数字とて東電の推測値で、割り引かなければならない。つい最近、この福島原発で汚染水を蓄えていたタンクから300トン近くが漏洩したが、タンクの周りに設置した防御壁のバルブを開けた儘ということだった。漏れたら大変ということで防御壁の中にタンクを設置したのに、バルブは解放していたという。もう緊張感がまるでないというか、安全性の基本もわからないようだ。雨が降ったら、水が溜まる度にバルブを開けなければならないので、開けて置いたということである。もうバカとしか言うしかない。もはや東電には管理能力はない。
また漏れた理由は、このタンクは以前地盤沈下して、分解したものをもう一度使ったからという報道であった。これなどは、私に言わせれば全く理由にもならない。マスコミも何故こんなに頭が悪いのか。こんな理由を書くならマスコミの価値はない。分解したものだから漏れたというが、変形したものや、どこかに傷が付いているとか破損したものでない限り、漏れないはずである。要するに、そんな損傷したタンク部品を使ったということを言いたいのか?いずれにしても、東電に安全管理能力は無い。今の政府にもその能力はない。全くやる気がない。
さらに、このタンクを請け負った会社の会長が以下のように証言している。「タンクは工期が短く、金もなるべくかけずに作った。長期間耐えられる構造ではない」
継ぎ目は樹脂と書かれているからゴム製と思われる。ゴムは長時間圧縮されていると弾性が無くなり、接合部のゆがみによって隙間の間隔が変化してくる。その隙間の変化をゴムの弾性で吸収することが出来なくなり漏水することを、会長が述べていると思う。
高々2年程度でゴムが劣化して漏洩が始まるということは、もう数年で次々と漏洩が始まると予測出来る。これから何十年、100年、いやそれ以上、廃炉処理、汚染水処理をしなければならない原発処理は、お金がなく管理能力もない東電が行うことは無理だ。お金の必要な有効な対策を国が出てきて行わない限り、日本は大変なことになる。
そのためには、こんな原発を外国に輸出しようとする、何もしない石原環境大臣がいるような政府では無理だ。
汚染水漏れ:「タンク、金かけず作った」協力会社会長証言
http://mainichi.jp/select/news/20130825k0000m040091000c.html
地盤沈下が原因で移設されていたことが明らかになった東京電力福島第1原発の汚染水タンク。高濃度の放射性物質を含んだ汚染水約300トンの漏出は、この移設が原因なのか−−。廃炉作業に参加している東電協力会社(福島県いわき市)の会長(72)は毎日新聞の取材に「タンクは工期が短く、金もなるべくかけずに作った。長期間耐えられる構造ではない」と証言した。
会長が東電幹部やゼネコン関係者から聞いた話では、今回水漏れを起こしたタンクは、設置工事の期間が短かった上、東電の財務事情から安上がりにすることが求められていた。タンクは組み立て式で、猛暑によってボルトや水漏れを防ぐパッキンの劣化が、通常より早まる可能性も指摘されていたという。
会長は「野ざらしで太陽光線が当たり、中の汚染水の温度は気温より高いはず。構造を考えれば水漏れは驚くことではなく、現場の感覚では織り込み済みの事態だ。現場の東電の技術スタッフも心配はしていた」と明かす。【袴田貴行】
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