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2013年08月25日 天木直人のブログ
長い夏休みをとるのはいい。
しかし休みをとったら公務に専念すべきだ。
そしてその事を安倍首相自ら公務復帰後の記者会見で国民の前で語ったばかりだ。
ところがその安倍首相がきのう24日から中東・アフリカに出発した。
夏休みのは外遊だという。
公務に専念するというのはウソだったのか。
そう思っていたらきょう8月25日の東京新聞を読んでわが目を疑った。
政府専用機で羽田空港を出発する前に記者団にこう答えたというのだ。
「日本にとって死活的(に重要)な中東地域を訪問し、包括的な関係を強化していきたい」と。
これはもはや悪い冗談だ。
バーレーン、クウェート、カタール、ジブチのどこが日本にとって死活的に重要だというのか。
それよりも、なによりも、このタイミングで外遊する無責任さはどうだ。
安倍首相は間違いなく放射能汚染水漏れについて逃げ回っている。
日本と言う国の存亡がかかっている放射能被害について、収束するどころか被害が広がっているのが現実だ。
そのもっとも深刻な問題が汚染水が漏れ続けているだ。
それに対して対応策が見つからないままである。
本来なら首相自らが先頭に立って指揮、命令しなければならない時である。
そんな時に、外遊などしてる場合か。
福島原発事故当時の首相や東電社長らは、あの事故を当時想定することは誰も出来なかった、と言う理由で起訴を免れた。
それはいいだろう。
しかし放射能汚染水漏れは原発事故の二次災害だ。あらたな事故だ。
そしてその対策の緊急必要性は誰もが認め、指摘しているところだ。
それに対してこの国の指導者である安倍首相は何も手を打とうとしない。
信じられないことだ。
その結果、あらたな被害と犠牲は必ず起きる。
このままいけば今度こそ安倍首相は訴追を免れないのではないか。
外遊などしている場合か。
なぜ誰もその事を指摘しないのだろうか(了)
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