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〈みんな・柿沢氏離党〉渡辺喜美代表会見詳報 「私の方針と反する言動があった」(産経新聞) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/855.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 8 月 24 日 01:33:01: igsppGRN/E9PQ
 

記者会見する渡辺喜美代表(左)と浅尾慶一郎幹事長=22日午後、国会内(酒巻俊介撮影)


【みんな・柿沢氏離党】渡辺喜美代表会見詳報 「私の方針と反する言動があった」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130823/stt13082323010002-n1.htm
2013.8.23 22:57  産経新聞


 みんなの党の柿沢未途衆院議員の離党を受けて23日に行われた渡辺喜美代表の記者会見の詳細は次の通り。(浅尾慶一郎幹事長が同席)

【冒頭】

 渡辺氏「先日の役員会でも申し上げたことでありますが、日本では2大政党制を目指すという方向性がございました。2大政党制を作るための政界再編であるという触れ込みだったわけでありますが、残念ながら、この理念が相当現実とかけ離れてきてしまっていた。政界再編の失敗の連続、このことに思いを致さなければなりません」

 「2大政党をつくるためには、とにかく、数あわせの切り張り再編をやる必要がある。数が多ければ多いほど、考え方の違った人たちが呉越同舟的に同じ船に乗る。そうすると、船の内部の操縦をコントロールするために多大のエネルギーを必要とする。党内抗争が起き、船が瓦解(がかい)をしてしまうということが、よくあったわけであります」

 「こうした2大政党制の呪縛から逃れる必要があります。新党を作って政界再編ということよりも、スマートな現実的なやり方として、政党連合・政党ブロックによる再編、こうしたことを考える時期に来ております。それぞれの政党が、自らの政策を声高に訴える。原理主義的にふるまってみても、こうした政党ブロックはできません。各党がばらばらに声をあげ続けるということでは、単なる『ガス抜きスピーチコンテスト』になりかねません。日本の実情にあった政党連合・政党ブロック、これを構築していくべきと考えます」

 「自民党、公明党が政権を去った後も政党連合・政党ブロックを維持し、そして政権に返り咲いた。それぞれ相当考え方は違うわけでありますが、こうした政党連合・政党ブロックによるところが、自公政権の強みでもあるわけであります。われわれは、こうした日本の現実に即した政界再編のあり方を考えてまいりたいと思います」

 浅尾氏「先ほど、みんなの党の柿沢衆院議員から離党届を提出をされました。その離党届、私の方で受け取っております。離党届提出に至る過程その他については、皆さんからのご質問にお答えさせていただきたいと思います」

【質疑】

 −−柿沢氏は「渡辺代表から『党から出ていってくれ』といわれた」としているが、これまでの経緯は

 渡辺氏「いろいろな意見の相違が見受けられましたので、お盆前からだったと思いますが、幹事長の方から呼び出しをかけておりました。先方の時間が取れずに、遅れ遅れになっていたということで、昨日お会いをしたところでございます。そして、昨日結論が出なかったのが、今日改めてお会いをし、『離党を致します』ということで、幹事長の方で離党届を受理をしたということであります」

 −−どんな意見の相違か

 渡辺氏「いちいちここで申し上げることは致しません」

 −−公党の党員である人物が党籍を離脱した。理由を明らかにすべきだ

 浅尾氏「私の方から…」

 −−「代表から『出ていってくれ』といわれた」と柿沢氏はおっしゃっているが

 渡辺氏「私の方から何と申し上げたかは定かには覚えておりませんが、『離党していただきたい』ということはお話は致しました」

 −−「意見の違い」とは何だったのか

 渡辺氏「いちいち申し上げません」

 −−申し上げない理由は

 渡辺氏「申し上げません」

 −−「意見が違う人は出ていってもらいたい」という党なのか

 渡辺氏「いちいち申し上げません」

 −−「離党していただきたい」といった理由は

 渡辺氏「まあ、早い話が、相当党の方針、私の方針と反する言動があったということであります」

 −−「党の方針と反する言動」というと、江田憲司前幹事長についても方針の違いがあったが、江田氏との扱いの違いをどう考えているか

 渡辺氏「これから考えてまいります」

 −−江田氏に対しても「離党してもらいたい」ということはあるのか

 渡辺氏「これから考えてまいります」

 −−柿沢氏以外にも「意見が違うので離党してほしい」と思う人はいるか

 渡辺氏「今ここでは申し上げません」

 −−「党の方針」とは何を指しているのか

 渡辺氏「いろんなことですね。さまざまなことです」

 −−政党ブロックによる再編構想もその中に含まれるのか

 渡辺氏「それも方針の1つですね。まあ、いろんな方針があります」

 −−先日の人事断行の際の会見では「党内融和を図る」といっていた。「党内融和」とは異なる意見の人を排除するということか

 渡辺氏「党内融和を阻んでいるところを外科的に取り除くということを申し上げました」

 −−そのときの会見では「これで外科的な手術は終わって、党内融和は図れる」とおっしゃっていたが

 渡辺氏「『終わった』とは認識はしておりません」

 −−「柿沢離党で融和の環境が整った」という認識ではないのか

 渡辺氏「そこは申し上げません」

 −−離党届は受理されているのか

 浅尾氏「私の方から正確な言葉で説明をさせていただきたい。昨日、柿沢氏にお会いをいたしました。その際、私から柿沢氏に確認をさせていただいたのは、政党ブロックによる再編という選択肢を先日の役員会、私の記者会見でも申し上げた。もちろん、最終的に政策が寸分もたがわなければ、新しい政党になることは否定しない。しかし、どうも柿沢氏自身は新党を作るという方に前向きなのではないか。つまり政党ブロックというものでは満足ができなくて、もし新党を作るということだとすると、これは、みんなの党の方針と異なりますよ。新党を作るということであれば考え方が違うから、それは、今、代表が言われたような選択肢というのがあるのではないかということを申し上げました」

 「どうするのか結論をくださいと申し上げ、今日、ご本人の方から、正確な言葉で言うと、『みんなの党に迷惑をかけるかもしれない』『新党を作るかどうかはまだ決まっていない』。本人もブロックは否定しておりませんでしたけれども、おそらく、それとは別のことも一緒にやりたいということがあったので、最終的に、本人から、今申し上げた言葉の通りで言うと、『迷惑をかけるかもしれない』ということで、離党届を出しますということでありまして、本当にいいのかという確認は、代表の方から柿沢氏にいたしました。本人が『それで結構だ』ということです」

 −−仮に柿沢氏が離党届を出さなかった場合、除名も考えていたのか

 浅尾氏「離党届を出したのは、党がそういうふうに現実的に動いている中で、個人として、他党と政党を作ることも含めた会合に、そこまではっきりは言ってませんけれども、『出ない』という選択肢をとりたくなかったから、たぶん離党届を出されたのではないかと、私の方では忖度(そんたく)をいたします。したがって、もしそういうことではなくて、党の方針に従いますということであれば、まあ、それはそれでよかったんじゃないかと思います」

 −−新党を視野に他党の国会議員をまじえた会合に出ることは、党としては許さないか

 浅尾氏「いろんな窓口でいろいろな話をすることは、当然ありうると思いますから、党としてそれを『全面的にだめだ』ということではありませんが、新党そのものを100%否定しているわけではありませんから、党の方針をわかって行動するということであれば、それは構わないということになる」

 −−柿沢氏離党が党内に与える影響は

 渡辺氏「これから考えます」

 −−柿沢氏が離党したことで、次から次へと離党者が出てくることにならないか

 渡辺氏「やはり、党がまとまるべきところにまとまる、これが大事なことだと考えています」

 −−風通しが悪くなるとの懸念もあるが

 渡辺氏「ご心配には及びません」

 −−最後の「これでいいのか」という確認は代表の方からか

 渡辺氏「最後に離党届を手渡しを受けるときに、中身を見ながら『これでよろしいのですか』と私の方から問いかけました。答えは『はい』と」

 −−「政党ブロック」を党の方針として扱うことについては

 渡辺氏「例えば『解党はしない』ということです。これは昨年からいってきている。『解党をしない』ということは、新党にはしないという方向性ですね。浅尾氏がいったように、100%新党を否定するものではないが、『解党しない』というのは昨年の今ごろからいっている話なのであって、まあ、昨年の今ごろもですね、解党・合流論というのがありました。解党・合流を唱えていた人たちは離党をしていきました。柿沢氏も解党・合流論に賛成の立場でありました。ですから、そういった『解党しない』というのは、論理的な当然の帰結として、政党ブロック論になっていきます」

 −−「報告うんぬんの問題ではない。党の方針にしっかりついてこい」ということか

 渡辺氏「『解党しない』というのは1年前から私が言い続けて、再選をされました。そして、この前の両院総会においても『私でよろしいんでしょうか』と再度確認をいたしました。『私でまずければ、代表選をやってください』ということまで申し上げたところであります。異論はありませんでした。当然、私の方針が信任をされたものと理解をしております」

 −−柿沢氏は最初の衆院選で当選したメンバーだが

 渡辺氏「柿沢氏には『この4年間本当に頑張っていただいて、ありがとうございました』という感謝の気持ちをお伝えをいたしました」

 −−柿沢氏のほか、井坂信彦氏、柴田巧氏も3党若手会合に出ていたが、2人にも話を聞くのか

 渡辺氏「その予定です。幹事長が行うということになろうかと思います」

 −−声はかけているのか

 渡辺氏「かけておりませんが、柴田氏については、新聞に出た日に私のところに報告がありました」

 −−幹事長がということは、また改めて話を聞くのか

 浅尾氏「別途お話をうかがう。仮に、党を割って、大きな再編ではなくて、一部の人たちが一部一緒になるということであれば、明確に党の方針と反するということなので、そこを確認する」

 −−いつごろの予定か

 浅尾氏「来週中には」

 −−都議会の会派の分裂と何か関係あるのか

 渡辺氏「この点についても問いただしました。柿沢氏の答えは『会派の分裂について、自分はかかわっていない』という答えでありました。

野上幸絵氏については、以前、私が聴取をしております。その延長線でですね、柿沢氏の聴取を行ったということであります」

 −−柿沢氏はそこで「維新との統一会派を組んではどうか」と発言した。その問題も今回の離党届に関係があるのか

 渡辺氏「それも聴取の内容に含まれております」

 −−離党届を求めたことと関係しているのか

 渡辺氏「さまざまなことを聴取をいたしました」

 −−江田氏、柴田氏、井坂氏らとはこれからも一緒にやっていけるのか

 渡辺氏「これから考えます」

 −−現段階では

 渡辺氏「これから考えます」

 −−昨年から離党者が相次いでいる要因は

 渡辺氏「相次いでいるといっても、維新に行った3人と今回ですから、これが相次いでいるのか。昨年は、先ほど申し上げた解党・合流論、『みんなの党を解党して維新に合流してきなさい』という、こういう主張をめぐって党内の争いがあったということであります。基本的には似たような状況が続いていたのかもしれません」

 −−最近の当選者の中にも「新党をつくるべきだ」という人がいるが、そもそも、なぜそういう人がみんなの党公認になったのか

 渡辺氏「みんなの党は政界再編を究極の戦略目標としております。目的ではありません。目的と目標というのは違います。われわれの目的は、二十数年来落ち込んだ右肩下がりの日本を再び成長国家にしていこうということから始まってですね、政界再編自体が自己目的化してはいけない。目的と手段を取り違えてはいけない。われわれはこうした原点を常に思い起こしながらやっていかなければならない。目的と手段を取り違えた人たちが党の方針に反する、そういう行動をとるならば、それは断固たる措置を取ります」

 −−今後同様の若手会合があった場合も、出席者にいちいち事情を聴くのか

 浅尾氏「政界再編そのものは別に否定しているわけではありません。

そのことが自己目的化するような会合なのか、それとも戦略目標として、政界再編を通じて経済再生とか日本改革をやれるという会合なのか。おのずとそこは分かると思いますので、すべてを否定するということではありません。もっと、ありていに申し上げるとするならば、短期的に、例えば年内に、あるいは来年早々に、みんなの党の全部と図らずに、一部でもって新党を作るということであれば、まさに新党を作ること自体が自己目的化してしまっているということなので、そこは違うんではないかということを誰であれ申し上げるつもりでありますし、逆に、誰であれ、みんなの党の方針を理解した上で、それぞれのレベルで他党の人と意見交換をしていただくということは、全く構わない」

 −−「目的と手段を取り違えた人には断固とした対応をとる」ということだが、本人が離党届を出さなければ、倫理委員会にかけるのか

 渡辺氏「お答えはいたしません」

 −−というと

 渡辺氏「仮定の話ですからお答えできません」

 −−DRYの会(=民維み3党若手会合)への出席はだめなのか

 渡辺氏「どういう会であるのか、これを聴取を始めたところであります」

 −−柴田氏からの説明で納得したのか?

 渡辺氏「通り一遍の説明を一応聞き置いたということであります」

 −−DRYの会合には以前、みんなの党からは6〜7人が出席しているが

 渡辺氏「誘われた人はもっとたくさんいますね。その誘い方が、例えば、『どこそこの委員会で集まるので来てほしい』という誘い方もあったと聞いております」

 −−代表は「いろいろな意見の相違」と述べた。政界再編をめぐるスタンスの違いだけが理由なのか

 渡辺氏「たくさんございます」

 −−それはどういうところか

 渡辺氏「いちいち申し上げません。本人の名誉の問題もありますので。今回は、柿沢氏は潔く離党届を提出をしてきました。したがって、いちいち彼の言動について、あげつらうことはいたしません。行動についても同じです」


 

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コメント
 
01. 2013年8月24日 04:45:13 : zKhrRT3tBk
いずれにしても、究極的には小沢先生の指揮の下で野党連立を形成・構築し、収束をみるのがベストなのだ。が、そうは問屋が下ろさないが政界なんだ。
自民・公明・共産のようなガチガチに利害が凝固している政党とDNAが違うのがアキレス健なのだ。

02. 2013年8月24日 08:45:35 : I8nWmGJEQA
渡辺代表、純化路線に突き進む 離党届「目の前で書け」
2013年8月24日7時38分

【今村尚徳】みんなの党の柿沢未途衆院議員が23日、離党届を提出し、受理された。野党再編へ解党・新党結成を主張する柿沢氏に対し、党存続を重視する渡辺喜美代表が離党を勧告した。渡辺代表は今月上旬に江田憲司前幹事長を更迭したばかりで、野党再編をめぐる路線対立が再び激化しそうだ。

 柿沢氏は23日、記者会見し、「代表から出ていってくれと何度も言われ、覚悟を決めた。愛する党を離れざるを得なくなり、はらわたがちぎれるほど残念だ」と絞り出すように語った。

 柿沢氏によると、22日午後3時、渡辺代表に国会内の事務所に呼び出され、再編について問われた。柿沢氏は「古い殻を脱ぎ捨て新しい枠組みを作っていくべきだ」と主張。すると渡辺氏は「端的に言う。何も言わないから党から出ていってくれ」と、午後5時までの返事を迫った。柿沢氏は23日昼に再び呼び出され、「目の前で離党届を書け」と求められ、自室に戻ってコピー用紙に手書きで離党届を書いたという。

 柿沢氏は2009年の結党直後の衆院選で初当選。昨年末の衆院選後、新党結成に向けて日本維新の会や民主党の若手議員との協議を本格化させてきた。今後について柿沢氏は会見で「脱藩浪人として、じっくり考えたい」と語った。

 一方、渡辺代表は同日の会見で「柿沢氏に新党を作る会合をあきらめたくないとの思いがあった。『解党しない』という私の方針に反する。方針に反する行動をとるならば断固たる措置を取る」と述べ、今後も党の純化路線を推進する意向を明らかにした。

 みんなでは維新を軸とする野党再編をめぐって内紛が続いている。昨年9月には3人の参院議員が離党し、維新に入党した。江田憲司前幹事長は今月7日、維新の松野頼久国会議員団幹事長、民主党の細野豪志幹事長(当時)と参院選投開票日に意見交換したことを理由に更迭された。渡辺氏は23日の会見で今後、江田氏に離党を求めるかと問われ、「これから考える」と含みを持たせた。

 新党結成による再編を主張する維新の橋下徹共同代表は23日、大阪市役所で「柿沢さんこそが政治家の行動だ。新党の中心人物になられる方だ。政界再編の起爆剤になるだろう」と記者団に語った。さらに、「維新の若手もどんどん動きを起こしていくべきではないか」と述べ、野党再編を後押しする考えを示した。

■「党の方針に反するなら断固たる処置」

 柿沢未途衆院議員の離党を受けて、渡辺喜美代表が行った記者会見の要旨は次の通り。

 二大政党制を目指す方向性は相当現実からかけ離れてしまった。二大政党制の呪縛から逃れるため、新党を作るよりも、よりスマートな政党連合の時期に来ている。現実に即した政界再編のあり方を考えたい。

 私は昨年から「解党しない」と言ってきている。新党にはしないということだ。昨年の今頃も解党・新党合流論があったが、それを唱えていた人は離党した。柿沢氏も、解党合流論に賛成の立場だった。私の方針と反する言動があったということだ。

 (更迭した江田憲司前幹事長にも離党を迫るかどうかは)これから考えていく。
 みんなの党は政界再編を究極の戦略目標としている。我々の目的は右肩下がりの日本を再び成長国家にしていくこと。目標と目的は違う。政界再編が自己目的化してはいけない。目的と手段を取り違えた人たちが党の方針に反する行動をとるならば、断固たる処置をとる。

http://www.asahi.com/politics/update/0824/TKY201308240010.html


03. 2013年8月24日 11:37:18 : Q4lNubFRl2
みんなの党も維新の会も一度バラバラになることだ。党の中で主導権をとりたいだけのやつらが多くいるということ。

ばらばらになる動きは歓迎する。


04. 2013年8月24日 11:45:54 : 61gkmPnkD2
「自民党、公明党が政権を去った後も政党連合・政党ブロックを維持し、そして政権に返り咲いた。それぞれ相当考え方は違うわけでありますが、こうした政党連合・政党ブロックによるところが、自公政権の強みでもあるわけであります。われわれは、こうした日本の現実に即した政界再編のあり方を考えてまいりたいと思います」


渡辺氏は、
考え方は違っても良いと言っているようにも聞こえる。
自公のような選挙協力を目指すとも言っている。
自公モデルがうまく言っているのにはそれなりの理由がある。

自公の場合、考え方は違うといっても「与党でいたい」で完全一致している。
自民単独では選挙に勝てないので、公明の固定票で比較第一党を確保する。
小選挙区では候補者調整が行われ、共倒れが起きない。
図体の大きい自民が政権の核となり、公明に大臣ポストを与え更に政策でも妥協する。公明は単独で政権をとる考えはない。
政権から転落した野党時代もこの関係は維持された。
これらの「相互補完」関係が成立するから強いのだ。

面白くなくても、頼りなくても、受け入れ難くても、
金と連合を持っている民主党主導を容認する覚悟があるのか。
それとも「俺が俺が」で結局ダメになるのか。
或いは、もう一度か二度の衆院選を経てからになるのか。

大方の有権者は、次の衆院選では「まとまってくれ」と考えている。
「政党連合・政党ブロック」とは、その切なる要望に応えるための究極の一手になるのか今後を注目したい。


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