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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130823-00000000-mai-pol
毎日新聞 8月23日(金)0時24分配信
民主党の海江田万里代表は22日の全国幹事長会議で重ねて続投の意欲を示し、地方県連の了承をひとまず取り付けた。しかし、党内に有力な「ポスト海江田」が見当たらず、「党内のゴタゴタを示すことが一番望ましくない」(宮崎県連)との消極的な理由が大勢。2015年春に統一地方選を控える地方議員の不安は消えておらず、今後の党勢次第では代表交代論が再燃する可能性もある。
「皆さんの民主党に対する深い愛情、愛着に依拠し、民主党の再生を果たしていかなければいけない」
海江田氏は会議の冒頭、党再生に向けて所属地方議員の「情」に訴えかけた。出席者によると、5都道府県の地方県連から「代表、幹事長を含めて体制を一新すべきだ」と代表選実施を求める意見が出た。逆に「代表選をやるべきではない」との擁護論も上がり、最終的には拍手で了承された。
しかし、海江田執行部による党再生に向けた取り組みは「先送り」ばかりが目立つ。政府・与党との対立軸を示せなかった参院選の反省を踏まえ、ようやく安倍政権の経済政策「アベノミクス」の対案づくりに着手。集団的自衛権や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉参加など重要課題を巡って意見集約するのも、早くて秋の臨時国会になる。
中身の見えない党再生のさなか、海江田氏の続投容認は、国政選挙の惨敗を引きずる民主党の現状を映し出す。参院選後には、「ポスト海江田」の候補として岡田克也前副総理、前原誠司元外相ら「6人組」の名前が浮上。しかし、海江田氏に批判的な勢力からも「次の衆院選までに賞味期限切れになる」(中堅議員)との慎重論が強まり、代表交代のエネルギーすらわいてこない。
全国幹事長会議の出席者は「ガンバロー」を三唱し、会合を締めくくった。しかし、積極的支持の乏しい海江田氏が代表のまま、1年半後の統一地方選を戦えるのか、保証はない。党執行部に距離を置く議員は「統一選前には新代表を選んで、新しい体制で臨まなければいけない」ともらした。【笈田直樹、光田宗義、木下訓明】
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