菅義偉官房長官は21日の閣議後の記者会見で、集団的自衛権を巡る前内閣法制局長官の山本庸幸・最高裁判事の発言について「公の場で憲法改正の必要性まで発言したことは、極めて違和感を感じる」と強く批判した。山本氏は20日の就任会見で、集団的自衛権の行使容認を憲法解釈で変えることに「私は難しいと考えている」「実現には憲法改正が適切」と発言した。

　最高裁判事が司法判断以外で政治的課題への見解を表明したのは異例で、内閣の要である官房長官が最高裁判事の発言を批判するのも極めて異例だ。

　菅長官は「政府として憲法解釈する必要がある場合は、内閣法制局の法律上の専門的知見を活用しながら、第一義的に内閣が行う」と、解釈の変更による集団的自衛権行使を認める方針をにじませた。

　安倍内閣は山本氏の後任判事に外務省条約畑出身の小松一郎氏を起用し、集団的自衛権の行使容認へ動き出している。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2101Y_R20C13A8000000/?dg=1 　

コメント
01. 2013年8月21日 18:16:34 : H81rPjUZlY 何をいまさら。 菅官房長官の分際で言うのか？ 日本国の最高権力者は誰か分かってない。首相は選挙で選ばれるだろう。だから、特定の人物を首相にしない方法があるんだ。で菅氏よ、その恩恵にどっぷりとつかっているではないか！ 頭が高い！
02. 2013年8月21日 18:54:10 : FbH3nqMrsI 次の衆院選で最高裁判事を罷免しよう。 ネット選挙で前以てよびかけよう。
03. 2013年8月21日 19:19:49 : zKhrRT3tBk 02、それはお門違いと言うもんだ！山本最高裁判事の見解は真面だ。 今や真面な裁判官は絶滅危惧種となっている。
04. 2013年8月21日 19:54:39 : Gak2xxvxIU とにかくも、憲法改正は遠のいた。憲法解釈の変更も中身が議論されれば国民の多数は集団的自衛権の拡大解釈のは反対のはず。多くの日本人はまだ裁判所を信じている。裁判所もクソであるがマスコミの刷り込みにより政治家は全く信用されていない。 安倍がいかにのたまおうとも自民党と維新が議会の多数を占めようとも、憲法再生（悪）と原発再稼働は阻止していこう。そうすれば 安倍は必ず行き詰まる。同じ路線の後継者も同じだ。
05. JohnMung 2013年8月21日 20:41:54 : SfgJT2I6DyMEc : pL0pMj3b9k >>02. FbH3nqMrsI は、どたまが逝かれていないか！？ 　内閣法制局長官交代人事に係る元長官の発言に、菅内閣官房長官がクレームを付る根底には、自民党の改憲草案で企んでいたことがあり、７月の麻生太郎ナチス発言なども絡んでいます。 　謀略・ペテン詐欺集団自民党が、ファシズム礼賛・戦争の党の本性を顕してきたということです。 　看過・放置せずに、朝鮮カルト「統一協会」やレイシスト「在特会」などとズブズブの安倍自民党の企みと言動を、直ちにネット内外に拡散しましょう。
06. 2013年8月21日 21:50:16 : r60pu8ObgA 米国、オバマ政権は集団的自衛権行使に消極的なんだろうか？ 米国との関係が錯綜している感じがする。
07. 2013年8月21日 23:48:34 : EQ4u43yLSE 　普通に考えれば、集団的自衛権の行使を実現しようとする自民党がアメリカの意向に沿っているように思えるよね。 　山本氏は本当に自身の考えなんだろうか。自分の考えであるとしても、その背景に大きな意志が存在しないとは今の段階では断言しづらいね。
08. 2013年8月22日 00:08:21 : Q1AShcAlNU ファシスト安陪政権のいいなりにならない真っ当な最高裁判事が任命されて我々憲法改悪反対派も一息つけそうだ韓国には平和憲法がないばかりに”集団的自衛権”の名の下にイラク戦争に３万人を出兵、5000人が戦死した。日本も集団権自衛権を行使したらアメリカの傭兵となって戦うことになる。アメリカ兵は死ななくて済む。 安陪は、日本兵がアメリカの戦争で死のうが、日本がTPPで破滅しようが、海水が放射能で汚染されようが知ったことではない。 アメリカを喜ばすために必死なのだ。集団的自衛権を行使すれば、次ぎの訪米では米大統領から大歓待を受けること間違いなし、そうなったら長期政権につながると冥想しているかも。
09. 2013年8月22日 09:51:13 : W7CuBdZI4k 　菅官房長官、どうやら自らの立ち位置がわかってないらしい。 　こんなことだからアホウは野放し・トウデンは垂れ流しなのだ。

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