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2013-08-21 陽光堂主人の読書日記
安全性への懸念から国内配備にあれだけ反対のあった米軍新型輸送機オスプレイを、自衛隊が導入するそうです。今月5日に訓練中の米軍ヘリが宜野座村のキャンプ・ハンセン内の山林に墜落し、12日には遅れていた沖縄普天間飛行場へのオスプレイ追加配備が強行され、批判が高まる中、国民を嘲笑うかのような発表です。
当初からの予定通りで、国民がどう思おうと、何が起きようと政府には関係ないのでしょう。米国の命令だから従うしかないと見るのは善意に満ちた捉え方で、閣僚と米国の要人との会談風景を見ていると、奴隷根性丸出しの卑屈さがにじみ出ていますから、イエスマンを貫くことが習い性となっているようです。
無人偵察機の導入も検討されている模様ですから、この分ではいずれパキスタンなどで行われているように、テロ対策の名を借りた国民に対する無差別攻撃が行われることでしょう。
同じ国民同士、そんな酷いことはやらないだろうと思っている人もいるでしょうが、米国では権力に逆らう人間は次々と消されており、テロ対策の名の下、無法が罷り通っています。エジプトでは軍が介入して内戦状態となっています。日本でも今後、何が起きるか分かりません。
オスプレイ配備は評判が悪いので、南海トラフ巨大地震に備えるという名目で、オスプレイを使った日米共同訓練が計画されています。こうしたパフォーマンスに騙される人がいる限り、お為ごかしの手法は何度でも使われます。第二の「トモダチ作戦」というわけです。
防衛省は、尖閣奪還作戦にオスプレイを使うつもりのようです。尖閣を中国に取られると想定した上での計画で、ということは中国は2015年まで行動を起こさないと見ていることになります。そんなに待ってくれるかどうか…。それとも、綿密に打ち合わせてあるのでしょうか?
長期休暇を終えた安倍はやる気満々だそうで、悪政・圧政の連続を国民は覚悟する必要があります。晩夏にも拘らず猛暑が続いていますが、不快感が倍増しそうな予感がします。
自衛隊にオスプレイ 防衛省 15年度から導入検討
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013082102000120.html
防衛省は、米軍新型輸送機オスプレイを二〇一五年度から自衛隊に導入する方向で検討に入った。政府関係者が二十日、明らかにした。一四年度予算の概算要求では調査費約一億円を計上する。沖縄県・尖閣諸島周辺での中国の海洋活動活発化をにらみ、海兵隊機能を強化する構えだが、開発段階で事故が相次いだため、安全性への懸念は根強い。
小野寺五典防衛相は二十日、宮城県大崎市で記者会見し「(民主党政権当時の)森本敏・前防衛相も、オスプレイの性能に懸念は示さなかった。有用性を検討する必要はある」と指摘した。
政府は「新防衛計画の大綱」と併せて年内に策定する「中期防衛力整備計画(中期防)」に、オスプレイ導入を明記する方針だ。一四年度予算に計上する一億円は、米側からオスプレイの技術資料を購入する費用などに充てる。
防衛省は一四年度の防衛予算で、海兵隊機能の強化を柱として前年度比約千三百八十億円(2・9%)増の約四兆八千九百二十億円を要求する。
一三年度予算で購入する水陸両用車四両に加え、一四年度予算では指揮機能を持った別のタイプを二両追加購入し陸上自衛隊で性能テストをする。一五年度から実戦配備用に、さらに購入台数を増やす。
一四年度予算では、水陸両用車を離島近くに運ぶための輸送艦三隻の改修費を盛り込む。自衛隊と米海兵隊との共同訓練も充実させる。
<オスプレイ> 米海兵隊の主力兵員輸送機。回転翼の角度を変化させて、ヘリコプターのような垂直離着陸と固定翼機並みの速度で長距離を飛行することができる。開発段階から墜落事故が相次いだ。米政府は沖縄県の米軍普天間飛行場への配備を進めているが、8月5日の米軍ヘリコプター墜落事故を受け、沖縄県民の反発が強まっている。防衛省は2013年度予算で、導入に向けた調査費800万円を計上した。
(8月21日付「東京新聞」)
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