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花巻東の県外出身者は3人だけ/(C)日刊ゲンダイ
高校野球 東北勢が強い背景に「復興マネー」も
http://gendai.net/articles/view/syakai/144103
2013年8月20日 日刊ゲンダイ
助成金と補助金で「生徒」も「設備」も潤沢
東北勢の活躍が目立つ今夏の甲子園。花巻東(岩手)、日大山形が揃ってベスト4に進出した。他校も健闘していて、弘前学院聖愛(青森)、仙台育英(宮城)、聖光学院(福島)も初戦を突破。夏に弱い東北勢が強いのだ。
中には県外出身の“外人部隊”が11人も占める聖光学院のような高校もあるが、花巻東の県外出身者は3人、日大山形も2人しかおらず、ほぼ地元の子だけで勝ち進んできたのだからスゴイ。原動力は何か。
「ズバリ、復興マネーの力もあると思いますよ。震災後、国や県から教育振興交付金が大量に投下され、遠征のための宿泊費、交通費にも助成金が付いたりする。また、被災地の中学生が私立高に進学すれば、入学金と授業料は免除です。普通なら公立校に進学していた生徒も、これによって私立校に集まってきている。例年、1000人程度だった花巻東の受験者は、受験料免除などで昨年1402人と急激に増加しました」(教育関係者)
復興予算といえば、昨年度は繰り越し分も含めた約10兆円のうち、約3兆4000億円を余らせたシロモノ。今年度の復興特別会計も4兆3840億円と潤沢だ。
「文科省予算で『私立学校施設災害復旧事業』という補助金もあり、現在まで88の私立校が利用しました。仙台育英にも16億4500万円が交付され、今年3月に立派なグラウンドができた。それも総人工芝で、プロ野球の楽天球団並みの設備です」(スポーツ記者)
大新聞やNHKは、「被災地の絆」という物語に仕立てているが、こんな背景もあるのだ。
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