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KABASAWA YOUHEI BLOG
http://ameblo.jp/takumiuna/entry-11593724799.html
エジプト情勢が最悪な方向へ動き出してます。
エジプト各地で上がる炎と煙―武力衝突の死者600人超える(WSJ)
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324593704579015312780189816.html#slide/1
エジプト暫定政府が14日、モルシ前大統領の支持派による座り込みデモの強制排除に乗り出したことから始まった激しい衝突は、カイロやギザなど同国各地で15日も続いた。死者は600人を超えた。
エジプト出身のタレントでフィフイさんがツイートで今回の出来事は内戦ではなく、政府による虐殺であると発信されてます。
https://twitter.com/FIFI_Egypt
エジプト 14日に起きた政府治安部隊による反クーデターデモ隊らに対する虐殺行為での死者は525人、怪我人は3717人と保健省発表。カイロ東部ナスルシティの非武装座り込みデモ現場だけで202人死亡。※保健省の発表なので実際はこの数字をもっと上回るだろう。
エジプト情勢についてオバマが特別記者会見を開催。モルシ大統領を拘束している軍を擁護する発言をし、来月予定していた合同軍事演習は中止すると発表。エジプト政府を非難しつつも、現状を変える鍵となるエジプト軍への13億ドルの援助に関しては触れず、クーデター政権支援のスタンスを変えなかった。
エジプト情勢を解説する際に、争いだとか、内戦だとか、衝突だとかそう言った言葉を一切使わないで頂きたい。これは平和的なデモをしていた非武装な民衆に対し、暫定政権の治安部隊が一方的に行った無差別虐殺行為なのだから。亡くなった方々が浮かばれない。中途半端な知識ならば報道しないで欲しい。
アルガジィーラでは、デモをする市民に対する治安部隊の暴行の映像が次々と報道されてます。ソースは、アルガジィーラ モバーシェル ミスル。また、モスク内でも殺戮が繰り返され、モスク内は血だらけ。そのまま遺体安置所になっていたモスクは、証拠隠ぺいのためモスクごと治安部隊に燃やされた。
スエズ地区の現在。非常事態宣言は、7時以降の外出禁止だが、暫定政権の無差別虐殺に対するデモは、続いている。スエズ地区では84人が不当に逮捕され、民間人でありながら、軍事裁判にかけられる事になる。軍事裁判は、弁護士も呼ぶことも出来ない。このような暫定政権を擁護し支援する米国とは…
報道は暫定政権の治安部隊による無差別虐殺の死亡者をエジプト政府の発表に頼るが、実際にはその5倍の2000人以上。負傷者は1万人以上とされている。いつまでクーデター政権の数字をあてに報道してるんだ?恥ずかしくないのかマスコミ各位。デモクラシーを無視した報道スタンスには終始呆れる。
記者会見を行ったオバマ大統領、非武装な民衆に対しての無差別虐殺行為を行った暫定政権を擁護し、エジプト軍への13億ドルの資金援助停止に触れず、そしてまたゴルフに戻ったのであった。これがアメリカ。いつも民主主義を唱えているのは自分らの足元守る為。その為なら軍事政権も独裁者も擁護する。
日本のメディアの皆さま、取材能力に限界があり、中途半端な情報でしか報道できないのなら報道しないで下さい。米国からの受け売り報道では視聴者に真相のかけらも伝わらないし、エジプト国民の気持ちを逆なでする不快でしかありません。繰り返します。これは内戦ではありません。政府による虐殺です。
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オリバー・ストーン氏が言うオバマはヘビのような人間はまさしくこうした側面を写した言葉です。西側、日本の報道だけを鵜呑みにしてると中東の情勢を見誤る可能性大です。
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