★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK152 > 527.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
敗戦の日に 「動員の構造」に抗する   信濃毎日新聞 社説
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/527.html
投稿者 ダイナモ 日時 2013 年 8 月 15 日 11:48:46: mY9T/8MdR98ug
 

 1930年代、飯田下伊那地方は草の根ファシズムの嵐が吹き荒れていた。

 在郷軍人の組織「信州郷軍同志会」の中心地だった。同志会は陸軍中央の支援も受け国策への同調を強い、戦争機運を高揚した。

 31年。愛国勤労党の県議、中原謹司は南信国民大会で「国論ヲ喚起シ満蒙国策ヲ断行シテ世界ニ大義ヲ敷クベシ」と決議。満州(中国東北部)移民国策化を訴えた。

 政府は36年、移民送出を国策とした。同志会幹部だった中原は移民熱をあおり、飯田下伊那は全国有数の送出地域になった。

 この流れに抗した村長がいた。大下条村(現阿南町)の佐々木忠綱である。

   <国策の強い呪縛>

 世界恐慌(29年)は、繭価の急落につながり、飯田下伊那の経済を直撃した。

 農村の窮乏を背景に当初は自発的な移民もあったが、次第に希望者が減少。国は村ぐるみで移住させる「分村移民」を打ち出した。応じれば移民はもちろん、残った村にも生活道路などへの補助金や低利貸し付けをする。

 37年に村長に就いた佐々木は翌38年、下伊那郡町村会の満州視察団に参加する。24日間の視察の結果、団の報告書は「困難は伴うが(中略)これを人に勧め得る確信を得た」と結ぶ。

 佐々木は違った。旧満州の農民を追い出し日本人が入植したような形跡も見られ、何となく不安を感じた。それに日本人が地元の人々に威張りすぎてはいないか―。

 帰国した佐々木は分村移民を推進しなかった。

 周りの村は駆り立てられた。補助金を得るため村外にも勧誘に回り、移民の獲得競争が起きた。

 45年8月9日のソ連侵攻、敗戦、逃避行。集団自決をした開拓団も出た。

 河野村(現豊丘村)の胡桃沢盛村長は戦後間もなく、移民の旗振り役をした自責の念から自ら命を絶った。国策と戦争に強いられた悲劇の一つである。

   <圧力に拒否貫く>

 満州に侵略した日本は32年、傀儡(かいらい)国家「満州国」を建国した。移民は農地開拓にとどまらず、治安の維持やソ連への防備など政治・軍事上の役割を担わされていた。

 約27万人の移民のうち、長野県は青少年義勇軍を含め3万3千人と全国最多。飯田下伊那は8350人の農業移民を送り出した。

 信州、特に飯田下伊那が多かった背景に、官民一体の「動員の構造」ががっちり仕組まれていたことがある。

 県は専門部署の拓務課を置いて町村役場を指導。移住者数の実績を競わせた。

 教員ら約600人が摘発された33年の二・四事件を境に、教育界は満州に移民を送り出す動員装置に化していった。

 こうした中で信州郷軍同志会は存在感を高めた。中原は各地の講演で満州移民を喧伝(けんでん)した。

 同志会には陸軍中央がバックにいた。神戸大学名誉教授の須崎慎一さん(佐久市在住)が中原の手帳を調べた結果、陸軍中央から高額の現金が機密費として中原らに提供されていることが分かった。

 分村移民を拒む佐々木は中原からどう喝に近い言葉を投げかけられた。別の研究者が得た証言だ。

 同志会は40年、大政翼賛運動に参画。県内各地への翼賛壮年団の組織化に影響力を発揮した。

   <立ち止まり考える>

 佐々木は翼賛壮年団から圧力を受けたと後年、明らかにした。

 「壮年団に『各村が全て分村しているのに、なぜ分村せんのか』と詰め寄られたが、拒否した。もしあの時に分村しておったなら大勢の犠牲者を出し、自分も生きておれなかったのではないか」

 戦後、伊那自由大学の聴講生の座談会で語った発言だ。

 自由大学は上田の農村青年が京都帝大出身の哲学者、土田杏村(きょうそん)の指導を受け大正時代の21年に開講。伊那や松本に広がった。

 佐々木は夜中に自宅を出発、夜通し歩いて自由大学を受講した。20代後半の知識欲旺盛な時代に進歩的、リベラルな見方を学んだ。

 役場吏員の出征の宴席で「おまえ絶対に死ぬなよ、生きて帰ってこいよ」と言うと、書記に「村長、失言ではないか」とたしなめられた逸話もある。戦時下でも個人を尊ぶ価値観が垣間見える。

 分村拒否をめぐっては迷いに迷ったらしい。「自分で行きたくないところに村の人をやるのはどうか」と妻に相談した。すると妻は「そう思うならやめたほうがいい」と答えた。まっとうな考えが決断を後押しした。

 補助金絡みの巧妙に仕組まれた国策は今に通じる。福島原発の被災民と逃避行する満州移民が重なる。民に犠牲を強いる動員の構造の典型は戦争だが、民も協力の歯車になりうる。歴史が教える。

 納得のいかない変化の波が押し寄せてきたら歴史の中に佇(たたず)んでみよう。自分ならどう考え行動するか、自問したい。抗すべき正体を見破るために。


http://www.shinmai.co.jp/news/20130815/KT130813ETI090004000.php  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2013年8月15日 11:55:41 : Xz72H72Lms
2013年8月15日

敗戦68年にあたって(声明)
社会民主党

1.第二次世界大戦の終結から68年目の8月15日を迎えました。悲惨な戦争によるすべての犠牲者に哀悼の誠を捧げます。いまなお帰ってこない遺骨、空襲による行方不明者、原爆症認定訴訟を続けなければならない方々、遺棄化学兵器のために傷ついた方々、残留孤児や残留婦人の言い表せない辛苦、さらにはアジア近隣諸国民に与えた多大な苦痛と損害など、戦争による深い傷は68年を経たいまもなお消えることはありません。戦争被害者の救済を進めるとともに、戦争という残酷な過ちを二度と繰り返させないよう、多くの犠牲を払って獲得した平和憲法の堅持を改めて誓います。

2.広島・長崎に投下された原子爆弾の脅威を目の当たりにした日本は、非核三原則を固く誓ったにもかかわらず、2011年3月の東京電力福島第1原子力発電所の事故によって、再び核の脅威にさらされました。いまも飛散した放射性物質が国民生活を破壊し、国土を毀損し続けています。15万人を超える方々がふるさとを追われ、いつまで続くともしれない避難生活に苦しんでいます。原発再稼働に躍起になり原発輸出に邁進する安倍政権と対決し、「人類と核は共存できない」という国民の怒りの声を結集し、原発ゼロを実現していきます。

3.地上戦が行われた沖縄では、「普天間基地返還」という県民の総意は無視され続け、危険なオスプレイ配備と低空飛行訓練が強行されています。先日はまたもや米軍機の墜落事故が発生し、県民はいのちの危険にさいなまれています。オスプレイの全機撤去、普天間基地の辺野古移設計画の撤回、日米地位協定の抜本見直しを日米両政府に強く求めていきます。

4.改憲に執念を燃やす安倍政権は、「集団的自衛権行使の容認」に向けて内閣法制局長官の首をすげ替えて安保法制懇の議論を加速させ、自衛隊への「海兵隊機能」や「敵基地攻撃能力」の付与、「武器輸出三原則」の変更、国家安全保障会議(日本版NSC)創設などの検討を着々と進めています。また、村山談話や河野談話の見直しを企図してアジアとの対立を深めています。麻生副総理がナチスの「手口」に学んだ方がよいとの趣旨の発言を行い、世界的に非難をあびていますが、まさに安倍政権は解釈改憲・なし崩し改憲を進め、国民が気づかぬうちに、日本を「戦争できる国」に作り変えようとしています。私たちは、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにする、との68年前の決意を改めて思い起こし、改憲への策動を断固阻止し、「恒久の平和」という憲法理念を実現するために、全力を傾注していくことを誓います。

以上
http://www5.sdp.or.jp/comment/2013/08/15/%e6%95%97%e6%88%a6%ef%bc%96%ef%bc%98%e5%b9%b4%e3%81%ab%e3%81%82%e3%81%9f%e3%81%a3%e3%81%a6%ef%bc%88%e5%a3%b0%e6%98%8e%ef%bc%89/


02. 2013年8月15日 12:12:37 : he7ZaS5l0M
で、具体的に言って、今の状況の、何に「抗する」の?(笑) で爺

03. 2013年8月15日 12:19:13 : L3oWjvNiyM

戦争のできる国にしなきゃ駄目だ・
社民はじめ糞サヨクは国内にしか目がいかない。
当時の国際情勢、ブロック経済、日本占め殺し政策、こんなので四方を
包囲された日本。動員は当たり前であって。反対するのは人民革命の夢から
眼が覚めないお花畑の住人だ。

04. 2013年8月15日 12:55:34 : 00ZH9kOaZ6
03.へ
自民から民主の菅・野田政権につながる棄民政策の下では,
人や民の生活を守る革命はますます必要です.
これは別に左翼的な考えでは無く,小沢・鳩山でさえ,
2009年には「国民の生活が第一」の革命を唱えていた.

05. 2013年8月15日 12:58:55 : nOnSc848Xo
これはいい記事だ。資本に買収された大手マスコミにくらべ、地方マスコミには良い面もあることを感じる。

>03
はどこからどれだけ金をもらっているのだろう。人間は金には弱く、金で人を動員する側に回る人間がいた歴史を、この記事が教えてくれた。


06. 2013年8月15日 13:44:37 : 5F0b0R14AI
02ので爺ってバカではないのか?
人が書いてる内容も理解できない頭で茶化すのではない。

07. fumifumi923 2013年8月15日 15:54:01 : SkHMOfI8xanDg : sJmpmnL6vk
03へ

で、戦争のできる国にして誰が戦争になったら前線で敵と立ち向かうのですか。
貴方は銃後の後でのうのうと武器や弾を工場で製造して左うちわですか。

陸、海、空併せて二十数万人の自衛隊でどこの国と戦うのですか。


08. 2013年8月15日 15:59:17 : 3wFq3QG76c
「動員の構造に反する」というが、それなら無人島で一人で住め。
いや、無人島にひとりで住んでいたとしても人は社会的な恩恵から無縁ではない。
人が社会的動物である以上、「動員の構造」はそこに生きる大人の義務としてついてまわる。
それがいやなら断固抵抗して刑務所につながれるしかない。
「動員」とは自己の自由を奪われて他者のために働くということだ。他者のために死ぬこともある。不本意な強制ではあるがその強制に黙って従うことが社会的な真理なのだ。

たとえばいま原発の収束のために最底辺の労働者が借り集められて福島原発の危険な作業にあたっている。
しかし放射能被爆の限度があるため、次から次へと新しい作業員の投入が必要だ。増員や追加要員が見込めなければ、違法と知りつつ被爆限度を越えて作業員を働かせなければならない。でなければ福島は限界を超えてしまい、新たな惨事を誘発する。
この場合、底辺労働者の被爆の限度を越えた作業をさせるか、それとも、「動員の構造」によって国民全員に一定期間の原発作業への従事を強制するか、ふたつにひとつしか方法は残っていない。
国民を強制したくなければ外国の底辺労働者を使うことになるが、これは国際的な非難を浴びるだろう。
わたしたちがこれまで原発の恩恵を受け、無批判に容認してきた責任をとらねばならない。
このような不本意な強制をわたしは拒否するつもりはない。それがこの国に生まれたものの義務だと考えている。
もう一度いうが、この国に生き、この社会の恩恵を受けて生活する存在である以上、不本意であっても「動員の構造」の抗うことはできない。
それでも自由を求めるならこの国から出て行け。


09. 2013年8月15日 16:03:07 : 3wFq3QG76c
訂正

「動員の構造に反する」というが、それなら無人島で一人で住め。
       ↓
「動員の構造に抗する」というが、それなら無人島で一人で住め。


たとえばいま原発の収束のために最底辺の労働者が借り集められて福島原発の危険な作業にあたっている。
                       ↓
たとえばいま原発の収束のために最底辺の労働者が狩り集められて福島原発の危険な作業にあたっている。


10. 2013年8月15日 17:05:10 : QPTOZ1BeXg
08さん
「もう一度いうが、この国に生き、この社会の恩恵を受けて生活する存在である以上、不本意であっても「動員の構造」の抗うことはできない。
それでも自由を求めるならこの国から出て行け。」
でもねぇ!
満州移民という歴史が「動員の構造」の欺瞞と失敗だっただろう
歴史から何を学ぶか!
歴史を繰り返すバカがいつの世にもいるが
何故歴史から学ばないのかねぇ!

世界の歴史から見ると日本はまたもや安倍によって軍国主義に
戻っている!って思われても仕方ない

社会の恩恵って
国民一人一人が作ることであって
別に安倍につくってもらっているわけではない!
爆走を監視するのが国民だ!



11. 2013年8月15日 17:12:35 : 3wFq3QG76c
>10. 2013年8月15日 17:05:10 : QPTOZ1BeXg

あなたは「歴史」のはなしをしているのかそれとも「国家の本質」論を議題にしているのかどっちですか。
表題のような言い方だからわたしは国家の本質を語ったにすぎない。歴史のはなしをしたいのならかってにしろ。わたしには興味はない。

それと、「社会の恩恵」はひとりひとりがつくれるものではない。
あくまでも集団としてしか社会は動かない。
だからこそ社会(国家)はいつも個人と逆立するんです。
マルクスでも読んで勉強しなおしなさい。でわ。


12. ダイナモ 2013年8月15日 17:22:44 : mY9T/8MdR98ug : 5RwHBaG4ss
>>08
>人が社会的動物である以上、「動員の構造」はそこに生きる大人の義務としてついてまわる。

あの苛烈な天皇制軍国主義体制下の日本であっても、動員に最後まで反対を貫き通した人間がいたことを、この社説は具体的な事例で紹介している。

原発の収束のための「動員」と君は言っているが、日本国民1億2千万人を動員する訳ではない。だが天皇制軍国主義体制下では、この社説で紹介されたような少数の抵抗者を除いて、他の大多数の人間は体制の動員に進んで協力した。その結果が600万人の日本人と2000万人のアジア諸国民の犠牲者を出すに至ったのだ。

天皇制軍国主義と原発廃炉作業はまったく異なる性質の問題である。ここで原発廃炉作業を持ち出すのは間違っている。


13. 2013年8月15日 17:56:50 : 3wFq3QG76c
>12. ダイナモ 2013年8月15日 17:22:44 : mY9T/8MdR98ug : 5RwHBaG4ss

なにをぎゃーぎゃーわめいているんだよ、ぼくは。w
「動員の構造」としては原発収束のための国民総動員も戦争のための国民総動員もまったく同じ原理だよ。
そうしなければ国家体制、社会体制がひっくりかえるような危険性があれば社会を構成している人たちに強制的な動員がかかる。きみのいう動員のきっかけ、内容(つまりはきみのいう「動員の性質」)なんか関係ないよ。
それとね、そういう「動員の構造」に抗うのも結構だし、抗わないのも結構だとわたしはいっている。
わたしのおやじは戦争中、徴兵を忌避してK刑務所に終戦までつながれていた。しかし終戦と同時に米国の憲兵がやってきてわたしのおやじのような政治犯は全員釈放された。
しかしわたしはおやじが立派だともダメだとも思っていない。同じように不本意ながら動員されていった人たちがダメだとも思っていない。
自由を求めるならそれなりの代価が必要なんだよ。ギャーギャーわめいたってだれもたすけてはくれない。
おまえのような低脳が抗ったってほとんどの善良な市民、国民は「動員」に嫌々従う。それのどこが悪いのか。この薄らバカ、まだわからないか?


14. Hikikomori 2013年8月15日 18:28:09 : MbJedTZUJV0uo : ivtjoqDHNE
13.>に言う。
原発収束のためにいつ国民に強制的に動員がかかりましたか?
ギャーギャーわめいて屁理屈を書き連ねるあんたが薄らバカに見えますが。

15. 2013年8月15日 18:34:43 : pmfcyUkmF6
>14. Hikikomori 2013年8月15日 18:28:09 : MbJedTZUJV0uo : ivtjoqDHNE


ばかは、はなしの仮定も理解できないのか。


16. 2013年8月15日 20:30:21 : esmsVHFkrM

>>08、3wFq3QG76cさま、

お盆に平和に過ごしておりました。このまま心安らかに過ごそうと思っておりましたが、あなたのあまりの妄論を黙って見過ごすわけには行かず、不本意ながら出てまいりました。

「「動員」とは自己の自由を奪われて他者のために働くということだ。他者のために死ぬこともある。不本意な強制ではあるがその強制に黙って従うことが社会的な真理なのだ」とのご主張ですが、これはまったくの誤りです。

このようなことはファシズム国家およびファシズム社会においてはしばしば現実に起こることですが、日本は幸い今でもファシズム国家でもファシズム社会でもなく(アジア太平洋戦争の敗戦の前までは典型的なファシズム国家でした)、民主主義国家で民主主義社会です。

日本に限らず民主主義国家と社会においては人の基本的人権が最大限に尊重保護されておりその国家権力によるその否定や侵害は厳しく禁止されています。あなたの主張するような「動員」はまさに「奴隷的苦役」ですが、それは日本の場合には憲法第18条によって明示的にかつ疑問の余地なく禁止されています。以下に第18条を全文引用します。

「第十八条  何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない」。

したがって、民主主義日本においては(その他の民主主義国家すべてにおいても)あなたが主張するような奴隷的苦役は、それが兵役であれ原発被爆労働であれ国家権力がそれを行うことは不法であり許されません。

これは近代民主主義の大原則である天賦人権論の一部をなす法理であり、近代民主主義をその国家存立の基本原則とするすべての民主主義国に共通する原則です。

したがって、あなたの主張はまったくの誤りです。

ただし、あなたの言うような「真理」が北朝鮮のようなファシズム国家においては遺憾ながら未だに現実であることは事実です。私にとってこれは残念なことですが、あなたにとってはあなたの主張の一部でも成立しているので喜ばしいことでしょうか。

では、あなたの提起した福島第一点発事故収束のための被爆労働問題は民主主義国においてはどう解決されるでしょうか。

ファシズムを当然視するあなたは、「底辺労働者の被爆の限度を越えた作業をさせるか、それとも、「動員の構造」によって国民全員に一定期間の原発作業への従事を強制するか、ふたつにひとつしか方法は残っていない」と選択肢がこのふたつの強制(「底辺労働者」に「作業させる」というのも結局強制でしょう)でしかないかのように短絡しますが、まともな人間は普通そのようには考えないと思いますよ普通のまともな人間は、現在事故収束被爆労働を強いられている現場作業員(東電の多重的下請け労働者)についてもそれが社会的最弱者で気の毒で申し訳ないと思っても「底辺労働者」などという蔑視的な用語はとても使えませんし。

民主主義国家や社会において福島第一原発事故のような社会的危機をどう解決するかと言えば、それはもちろん民主主義的な議論によって解決するに決まっています。

問題の本質は事故収束のための被爆労働を誰がやるかと言うことですから、さまざまな議論があるでしょうが、民主主義を信奉する私としては次のようなやり方を提案するでしょうしこれはそのような民主主義的な議論において多くの日本人の賛同を得るものと思います。

被爆作業参加はあくまで個人の自由意志(志願制)とするが、原発建設とその事故の歴史的経緯を勘案して参加が要請される順序は以下のとおりとする、

1、 福島第一原発を運転していた東電社員および株主および福島第一原発の製造会社社員および株主
2. 原発政策を推進した自民党党員および産業経済省職員ならびに関係公益法人職員
3. 他に原発を運転する他の電力会社社員および株主および自民党の原発政策に賛成した他の政党の党員および産業経済省と共に原発政策を推進した文部科学省等の他省庁職員ならびに関係公益法人職員およびそのような原発政策を唱導ならびに支持してきた大学教員とその他研究機関の研究者
4. 福島県および電源三法交付金を受けた地元市町村の首長、議員、および該当地方公共団体職員と関連公益法人職員
5. 原発政策に賛成した他の政党党員およびにその他の日本政府職員およびすべての公益法人職員
6. 自民党の原発政策を支持してきたメディアの職員および言論人
7. 自民党の原発政策を支持してきた一般国民の成人男子
8. 自民党の原発政策に明示的に反対することがなかった一般国民の成人男子
9. 自民党の原発政策に反対する言動を行った一般国民の成人男子
10. 自民党の原発政策に反対する行動を具体的に行った一般国民の成人男子
11. その他の一般国民成人女子
12. その他の一般国民の未成人男子
13. その他の一般国民の未成年女子

以上はあくまで「参加が要請される順序」であるので、個人がその基本的人権の発動として憲法18条規定を行使する場合にはもちろん参加を拒否することができる。ただしその場合には、上記1.から7.の該当者については「それなら無人島で一人で住め」とか「この国から出て行け」とか言われるかもしれない。

以上です。

おわかりでしょうか。

そんなにファシズムがお好きなようなら日本をファシズムに戻そうなどと努力せずにとっとと北朝鮮にでもいらっしゃればいいのではないでしょうか。

おっと、その前に福島第一で被爆作業志願が先ですよね。あなたはむろん上記の7.該当なのでしょう?


17. 2013年8月15日 21:30:43 : 3PJAqRzx3M
3wFq3QG76c よ。

君はなぜ、「日本に限らず民主主義国家と社会においては人の基本的人権が最大限に尊重保護されておりその国家権力によるその否定や侵害は厳しく禁止されてい」るのかまったく理解されていないようだね。

それほど自由が嫌いならば人間であることをやめ、家畜になりたまえ。
それがきみに似合う。t


18. 2013年8月15日 21:38:28 : esmsVHFkrM

>>16ですが、

1点訂正いたします。

不注意から「原発政策に賛成した他の政党党員」が被爆作業参加が要請される順序の3.と5.に重複しておりました。わたしはこれが第3ランクに位置づけられるものと思いますので、5.を以下のとおりに訂正いたします。

「5.その他の日本政府職員およびすべての公益法人職員」

その他にも読点の打ち忘れ等のタイプミスがありますが文意は通じるものと判断しますのでこれ以上の訂正は控えます。

失礼しました。よろしくお願いします。


19. 2013年8月16日 00:06:20 : he7ZaS5l0M
いや、だから、例えば、福島の被災民にどうしろと言ってるのよ?満州移民と重なるとか・・・おざなりなことを(笑)

戦前にこういうことがあったと「いつか来た道」を情緒的にほのめかすだけで、何か言ったつもりになる・・・この手の社説が多すぎるのよ、終戦日は。書き手も、惰性で描いているね。

で爺


20. 無段活用 2013年8月16日 01:32:09 : 2iUYbJALJ4TtU : ddGVSlWexS
満州開拓団の出身県は、長野が第1位。理由は貧困。人口圧を減らすためには
「口減らし」が必要だった。それが、満州を日本の裏庭にしたいとの国策と合致し
た。札束で貧しい人の頬を叩いて行動を促すのは、原発立地と同じ構図だ。

でも満州建国の理念は違った。石原や板垣など、満州事変の主導者は「五族共
和」を真面目に追求しようとしたと聞く。理由は簡単。アジアが結束しなければ、
アメリカに勝てない。それをねじ曲げたのは、岸や東条など、東京から来た文武
双方の官僚たち。日本人農家に売り渡すため、中国人入植者の土地は二束三文
で買い叩かれた。そこに、「神州不滅」の神話を素朴に信じる、日本人が入植した。
中国人は日本人より先に来たはずなのに、日本人に仕える地位に叩き落とされた。

>旧満州の農民を追い出し日本人が入植したような形跡も見られ、何となく不安
>を感じた。それに日本人が地元の人々に威張りすぎてはいないか―。

見事な観察眼だと思う。そして、判断も正しかった。満州からの引き上げがどれ
だけ悲惨だったかは、今では誰もが知っている。その中でも、残留邦人の問題は
まだ終わっていない。おそらく解決は不可能だろう。

実は、終戦直後、政府はいち早く「満州移民は現地に同化してもらう」との方針を
打ち出している。既にソ連が占領しており、引き揚げを促すどころか、旧軍人・
軍属など、どんどんシベリアに連行し、抑留し、強制労働させている現実があった。
政府として満州でできることは何もなかった。でも、これも、原発事故から今まで、
政府が現地を見捨てているという現実と合致する。

記事が投げかける問いはとても重い。答えがないのだ。

満州でもそうだった。財産を全て失い、子供の手を引いて命からがら逃げ帰れた
人は、それでも幸せだった。自分は生きて帰れないと思い、せめて子供の命だけ
でもと中国人に子供を預けた親がたくさんいた。同じ中国人に子供を預けた親で
も、自分が逃げる足手まといになるからと考えた親もいただろう。自らの手で子供
を殺し、その後自決した親も多かったと聞く。

福島で、家を捨て夫と別れ、子供の手を引いて避難した親は少なくない。福島に
は残っているが、できる限り放射能を避ける生活を、せめて子供にはさせたいと
格闘を続ける親もいる。尤も、中には、「政府が言うから安全だろう」と、これまでと
同じ日常をこれからも続けるつもりの人もいるだろうが。

原発のことだけじゃない。記者が

>抗すべき正体を見破るために。

と言っているのは、単に「動員を強いる権力と闘え」、と安易なことを言っている
のではない。私たちが平素から何をどう見、どう聞き、どう考えるかを積み重ね
ていくしか、答えは出ないのだ。ただ、その答えによっては、私たちは、家を失い、
国を失い、命を失うことになる。

そのような長野だから、このような記事が書けたのだろう。私には書けない文章だ。


21. 2013年8月16日 08:25:31 : sMwTTpYyAQ
16. 2013年8月15日 20:30:21 : esmsVHFkrM

>>08、3wFq3QG76cさま、
>「動員」とは自己の自由を奪われて他者のために働くということだ。他者のために死ぬこともある。不本意な強制ではあるがその強制に黙って従うことが社会的な真理なのだ」とのご主張ですが、これはまったくの誤りです。
>日本は幸い今でもファシズム国家でもファシズム社会でもなく(アジア太平洋戦争の敗戦の前までは典型的なファシズム国家でした)、民主主義国家で民主主義社会です。


それはちがうね。
日本は戦前よりひどいファシズム国家だよ。
一見、民主主義を標榜する平和な国にみえるだけのはなしだ。
実態はちがう。ファシズムが深く濃く浸透したファシストとファシズムの国家だよ。
それがわかっていない低脳とこれ以上議論するのはムダかもしれないなあ。w


>あなたの主張するような「動員」はまさに「奴隷的苦役」ですが、それは日本の場合には憲法第18条によって明示的にかつ疑問の余地なく禁止されています。

あんたは他人のコメントのどこを読んでるんだ?
わたしのコメントは「たとえば」という枕詞で展開している。
現行の憲法のはなしではなく国家の本質論をかたっているだけのことだ。
その例示として原発収束のための国家動員を挙げている。
憲法がどうであれできないことではない。その可能性を語っているだけだ。
頭どこかおかしいのじゃないかい?


>17. 2013年8月15日 21:30:43 : 3PJAqRzx3M
3wFq3QG76c よ。
君はなぜ、「日本に限らず民主主義国家と社会においては人の基本的人権が最大限に尊重保護されておりその国家権力によるその否定や侵害は厳しく禁止されてい」るのかまったく理解されていないようだね。

はい、このバカも同じ。w
日本に限らず民主主義国家であれなんであれ基本的人権が最大限に尊重されている国なんかどこにもない。民主主義が売り物の米国なら米国では紙切れ一枚で即、当日に解雇されて会社から放り出される。これが「最大限人権が保障されている」国といえるのか、あほう。

基本的におまえらはどいつもこいつもウソでかためられた民主主義神話を大企業や官僚にかわって宣伝しているだけにすぎない。
おまえらこそがファシズムの最大の中核であり、しかもじぶんではそうではないとおもっている、手におえないクソどもなんだよ。

うせろ。


22. 2013年8月16日 10:08:08 : he7ZaS5l0M
>>20 満州移民と、原発の問題はあんまり関係ないだろう。筆者も実はそれを自覚してるから、非情におざなりな書き方でしょ。結局のところ、自立した個人として、もっとよく考えて、批判するときには、政府はちゃんと批判しなさい・・・といういつもの、お題目でじゃない。なんで、そんな「当たり前のこと」をいまさら、説教されなきゃならんのよ。新聞ごときに。(笑)

新聞の論説員が、こういう左翼上から目線で何か説教すれば、喝采を受ける時代は終わったの。国民に批判的に考えなさいじゃなくて、新聞自らが、自ら考えて、批判しなければならんのよ。一例を言えば、「産経新聞」のようにね(笑)こういう論説は、自らは批判を浴びたくないという一種の傲慢さから来るものなのね。

で爺


23. 2013年8月16日 10:55:17 : esmsVHFkrM

>>21、sMwTTpYyAQ、

IDが3wFq3QG76cではないが、「あんたは他人のコメントのどこを読んでるんだ? わたしのコメントは「たとえば」という枕詞で展開している」と書いているのだから>>08の3wFq3QG76cと同一人物であると確信する。

私は>>16のesmsVHFkrMだが、「うせろ」と言われちゃ、出てこないわけにはいかない。だが、君を相手にまともな論争が成り立たないのは>>21を見れば明らかだ。すでに君の言っていることは「お前の母ちゃんでべそ」だ。こちらはまともな日本人だからそんな小学生の口げんかに付き合うわけには行かない。

だから、まともな日本人、すなわち、これを読む皆様に申し上げる。

この人物が書いた>>08>>13>>21をよくごらん頂きたい。

「人が社会的動物である以上、「動員の構造」はそこに生きる大人の義務としてついてまわる」、「「動員」とは自己の自由を奪われて他者のために働くということだ。他者のために死ぬこともある。不本意な強制ではあるがその強制に黙って従うことが社会的な真理なのだ」と奴隷的苦役の強制が人間が構成する国家や社会の本質であるとして、だから「この国に生き、この社会の恩恵を受けて生活する存在である以上、不本意であっても「動員の構造」の抗うことはできない。それでも自由を求めるならこの国から出て行け」とそのような奴隷的苦役を強制するような国家とか社会の構造をそのまま肯定してそれに従えと主張している。

そんなファシズムは国家や社会のあり方の本質ではないと民主主義思想とその憲法の存在を指摘されると、その主張の破綻を弥縫するために「日本は戦前よりひどいファシズム国家だよ。一見、民主主義を標榜する平和な国にみえるだけのはなしだ。実態はちがう。ファシズムが深く濃く浸透したファシストとファシズムの国家だよ」と戦後民主主義日本までファシズム国家だとのご宣託だ。それでそんなファシズム日本とそのファシズムを断罪しているのかと思えば、それが意味していることは、世の中にはファシズム国家以外に存在しないのだから諦めろだ。

結局主張していることは「奴隷的苦役を強制するようなファシズムに従え」だ。

これが右翼、保守、ウヨ、ネトウヨ、安倍自民党支持者と言われる類の人間の主張と思想だ。

言うまでもなく、戦後日本は戦前の日本と決別した民主主義国家で社会であるが、その戦後民主主義が徹底しないのも、またそれが今脅かされているのも、このような人間、すなわち、右翼、保守、ウヨ、ネトウヨ、安倍自民党支持者のせいだ。

過去の歴史の苦く悲惨な経験から血を持って生み出された民主主義思想と民主主義憲法は貴重だ。この3PJAqRzx3Mのような男が主張する奴隷的苦役の強制から日本人を守るのは天賦人権思想と民主主義であり日本国憲法だ。

21世紀の先進国において改めて民主主義の価値を論じなければならないとは、まことに情けない日本の現状だ。

今やファシストが声高に「ファシズムを受け入れろ」と喚いている。

さあ、自分の天賦人権を思い出そう。民主主義思想の尊さを実感しよう。ファシストの攻撃から戦後民主主義とその憲法を護らなければならない。その上で、日本の民主主義を徹底して、ファシストどもをこの民主主義日本からをたたき出そう。

もう一度、>>08>>13>>21を読み返してほしい。これが安倍自民党支持者のファシストだ。


24. 2013年8月16日 11:10:07 : esmsVHFkrM

おっと、>>22の「で爺」もファシストだ。こいつも右翼保守で、ウヨで、安倍自民党の支持者だ。だからもちろん「産経新聞」が大好きだ。

この「で爺」が書いた>>22とこいつが揶揄しようとしている>>20を比べて読めばよく分かる。

>>20が真摯で洞察力と道義に富み誠実な議論を展開しようと努力しているのに対し、「で爺」の>>22ははなから人を小ばかにしたようなシニカルで無責任で内容がない戯言だ。

この「で爺」というのは、必ず「後から出てきて」真摯で誠実なコメに対してつまらない誹謗と揶揄を繰り返す。本人は気が利いているつもり(ひょっとすると自分が頭がいいとでも思っているほど大馬鹿かもしれない)かもしれないが、まともな人間が読めばその浅はかさと底意地の悪さと世の中をなめた傲慢がありありと見えている。

右翼、保守、ウヨ、ネトウヨ、安倍自民党支持者とは結局こういう類の人間だ。



25. 2013年8月16日 11:47:47 : S3BucprbH2
>23. 2013年8月16日 10:55:17 : esmsVHFkrM


ほんときみはどこまで低脳なんだ。
小学生にもわかるようにかいつまんで説明してやろう。
きみとわたしの違う点はただひとつだ。
きみは国家には、いい国家と悪い国家があるといっている。
それに対してわたしは国家はすべて本質的に悪だといっている。
そしてきみのように国家を否定しないのなら、どんないい国家でも国民に強制を強いるのだから、それには従うしかないといっている。
以上、わかったかね? 低脳くん。
それだけのことなんだよ。


26. 2013年8月16日 11:52:09 : S3BucprbH2
>24. 2013年8月16日 11:10:07 : esmsVHFkrM


別にで爺氏をかばうつもりはないが、きみの批判はまったくあたっていないよ。
で爺氏は簡単明快なことをいっているにすぎない。
世の中のものごとはつきつめればそんなむつかしい言葉で語る必要のあるものなどほとんどないという、厳然たる事実だ。
大学の教授はそうしないと給料がもらえないから難しい言葉で語るんだ。
ほんとうは平易なことばで済むものばかりなんだよ。
それは、で爺氏が長くこの世を生きてきたからいえる言葉であってきみのような低脳なんかにはわかるはずもないがな。


27. 2013年8月16日 13:06:38 : he7ZaS5l0M
いや、難しい言葉というか、オレは、こういう、終わり方の論説が嫌いなのよ。「抗すべき正体」を提示し、読者の信を問うのがメディアの責任じゃないの。何というか、単に、気取りかえっているだけでしょう。

>納得のいかない変化の波が押し寄せてきたら歴史の中に佇(たたず)んでみよう。自分ならどう考え行動するか、自問したい。抗すべき正体を見破るために。

今日、新しく掲示板に出た、北海道新聞や、西日本新聞の社説ならば、こういう文句はつけないのね。同意はしないけれど。

で爺


28. 2013年8月16日 13:08:19 : zmIeg7HEI6
08さん>「動員」とは自己の自由を奪われて他者のために働くということだ。他者のために死ぬこともある不本意な強制ではあるがその強制に黙って従うことが社会的な真理なのだ

>このような不本意な強制をわたしは拒否するつもりはない。それがこの国に生まれたものの義務だと考えている。


お前の頭は なんのことはない 滅私奉公じゃねえか 戦前戦中の化石人か

それとも税金を食いつぶす役人かえ

いっとくがな 個人があって国があるんだろう 国があって個人があるんではない 個人が存在しなければ

国家も糞もねえだろう 原発の悪事を働いた奴の尻拭いを未来永劫することになる不本意などなどいくらでもあるが 同意できない この国からは

出て行かない 個人が主役だ


29. 2013年8月16日 15:34:31 : iz27pDCNkK
>28. 2013年8月16日 13:08:19 : zmIeg7HEI6
>08さん
>いっとくがな 個人があって国があるんだろう 国があって個人があるんではない>個人が存在しなければ国家も糞もねえだろう。


それがそうじゃないんだな、これが。 
富裕層は一日何十億というカネを動かし、湯水のように享楽でゼニを使う。
おれならせいぜい一日の食費は数千円だ。
しかし富裕層は一回の晩飯に何十万も使うこともある。
仮におれがスーパーで一円玉を落としたら拾うが、富裕層が落とした一円玉をわざわざひらうだろうか?
かれらの金銭感覚でいえば一円が積み重なって数十億になるとは考えていない。
最初から億単位でカネは動くのだ。
だから一円玉は捨てられる。見向きもされない。

もっともロックフェラーの息子が大昔、日本に留学したときは、わずか六畳のアパートに暮らさせた。
一日の小遣いは数千円以下だったはずだ。
それは英才教育のためであって、どんなケチな暮らしをしていてもいずれロックフェラーの一門は億単位でものを考える人間になる。
一円玉が個人であって億単位の資本が国家だ。
一円玉なんかに自由も人権もない。あたりまえのはなしだ。

では一円玉であるおまえやおれはどうすればいいか?
こころの自由を得ることだ。精神の片隅の一番たいせつなところに小さなシアワセを育むことだ。
これはたとえ相手がどんな強大な権力を持とうとも、決して冒すことはできない。
個人はそれほど強い存在でもある。
ただし、宗教なんかに走るなよ。wそれじゃ、精神までだれかに手渡してしまうことになるぜ。


30. 無段活用 2013年8月16日 16:49:33 : 2iUYbJALJ4TtU : ddGVSlWexS
>>22

私は、原発は差別の問題だと思っているから、長野に満州移民を押し付けた構
図と、福島に原発を押し込んだ構図を、記者が重ねたというのが、理解できる。

記者は、佐々木氏の生き方から、何かを学べないだろうかと思ったのだと思う。
何かを主張したかった、というよりも、この終戦の日に佐々木氏のことを紹介した
かったのだろうな、と思った。

それが、「動員の構造」に抗する、となったのは、長野に満州移民を押し付けた
時代の空気を、今の時代に感じたからでしょう。その一つの例として、福島を
挙げた。他にもある。つまり、国民を強者と弱者に分断し、強者が弱者の生命・
生活を奪う行為が、いまこの国内で進んでいる。

記者が見破れと説く「抗すべき正体」について、記者は、それは一人一人の内に
あるものであって、外にあるものでない、ということを、佐々木氏の故事から示唆
している。筆者は気取っているだけかも知れない、そうでないかも知れない。それ
は私には分からないけど、その正体が自分の内にあるものならば、その実体は
自分で見つけ出すしかない。

そのようなことを、考えてみたわけです。


31. 2013年8月16日 19:04:14 : j1iw7cTQ5c
>30. 無段活用 2013年8月16日 16:49:33 : 2iUYbJALJ4TtU : ddGVSlWexS
>>22

>私は、原発は差別の問題だと思っているから、


はぁ〜? 原発が差別の問題だって? 
東京や大阪のような人口密集地に原発を建てて万が一、事故が起きたときの被害の大きさを考えれば、過疎地に建てるのはあたりまえの話じゃないか?
どうしてこれが差別なんだよ? きわめて冷静かつ科学的な判断じゃないか。
地価の高い東京のど真ん中やその周辺に建てられるかよ。
おまえら腐りサヨクはなんでもかんでも差別の問題にしたがるけどねえ、
おまえらは「差別」の意味を爪の垢ほども知らないし考えたこともないのだ。
たとえば金のないホームレスがデパートでパンをひとつ万引きしたとしょう。
警備員が追いかけて「捕まえてくれ」といえば、
原発の問題は差別だと考えている低脳のサヨクくんのなかにもそのホームレスを追いかけてつかまえるやつもいる。
しかし、これこそがほんとうの差別の問題なのじゃないかね。
金のあるやつと無いやつ。これ、差別じゃないのか? 明日の食料も得る道のないやつとあるやつ。これ、差別じゃないのか?
そして金のないやつが生きるために、金のあるやつから万引きする。これ、当然のことじゃないか。
法律に違反しているって? 法律というものがまさに「差別」を厳然と保障し、差別を正しく守るための道具なんだよ。
おまえらは日ごろまさに差別をアタマの先からツマサキまで太陽のように燦燦とあびて生きているんだ。
それがまあ、都合よく、急に「原発は差別の問題」だと?
ヘソが湯をわかすような茶番はやめろ。この腐り左翼。w


32. 無段活用 2013年8月16日 19:44:08 : 2iUYbJALJ4TtU : ddGVSlWexS
>>31

なんかわからん主張だけど、2011年3月15日、私がここで何をしていたか、あなた
知っててそれを書いてるの?この日は場合によっては東京が壊滅する可能性も
あった。「風向きが変わって」良かったよ。

(地震: 大使館からフランス人居住者の皆様へのメッセージ(在日フランス大使館)
:阿修羅♪)
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/527.html

>東京や大阪のような人口密集地に原発を建てて万が一、事故が起きたときの
>被害の大きさを考えれば、過疎地に建てるのはあたりまえの話じゃないか?

だから、どこに建てようが実は同じ、ということ。大飯でフクイチ級の事故が起き
れば、京都や大阪が壊滅の危機に見舞われる。

もう一度言うけど、日本に於いては、原発は差別の問題だ。カネの力で強者が
弱者を叩きのめす構図が、原発のあらゆる面に見られる。それは、自分で少し
でも調べれば分かる。

多分捨てIDだろうけど、場が荒れるので、反論しておきました。


33. 2013年8月16日 20:01:37 : j1iw7cTQ5c
>32. 無段活用 2013年8月16日 19:44:08 : 2iUYbJALJ4TtU : ddGVSlWexS
>もう一度言うけど、日本に於いては、原発は差別の問題だ。カネの力で強者が
弱者を叩きのめす構図が、原発のあらゆる面に見られる。それは、自分で少し
でも調べれば分かる。


だから「差別」の問題じゃないっての。w
差別ってのは差別する者と差別される者が存在し、差別されるものがその差別を明確に、強権による強制と屈辱であると自覚しているはずだ。
ならば今回の参議院選挙で原発推進派の自民党議員が圧倒的な票数で勝つはずもない。
もしきみがどこか遠くから差別するものとされるものの集団を眺めていて「ああ、差別されてる」とおもったところで、それは、よそ者のかってな主観にすぎない。
きみが差別されていると感じる当事者たちが、今回の参議院選挙でも原発推進派の自民党議員を圧倒的な投票で勝たせたのだから。
それは利権や金が欲しいからだろうというかもしれないが、金が欲しいということは生活を成り立たせたいということだろう。それはちっとも悪くない選択だ。
きみにじぶんの生活の外のことをあーだ、こーだいう資格はない。
なにが原発差別だ。調子のいいことをいうな。

>多分捨てIDだろうけど、場が荒れるので、反論しておきました。

捨てIDだろうとなかろうと大事なのはコメントの中味じゃないのか?
そのような区別で差異化を図ろうということ自体が差別という構造の根源にあるものなのだ。
つまりきみの上のような身についた発言、発想から、きみがもっとも差別的な人間であることはすぐにわかるんだよ。あほう。


34. 無段活用 2013年8月16日 21:08:50 : 2iUYbJALJ4TtU : ddGVSlWexS
>>33

>だから「差別」の問題じゃないっての。w

自分で調べたか?「阿修羅♪」の原発板に投稿が山ほどあるだろう。

調べてから書けよ。


35. 2013年8月16日 21:12:38 : j1iw7cTQ5c
34. 無段活用 2013年8月16日 21:08:50 : 2iUYbJALJ4TtU : ddGVSlWexS
>>33
>だから「差別」の問題じゃないっての。w

>自分で調べたか?「阿修羅♪」の原発板に投稿が山ほどあるだろう。


調べるなら害基地どもの書き散らす阿修羅の投稿なんか参考にするバカがいるか。w あほう。
精神病院の議論ならちょうどいいだろが、あいにくそんな趣味は無い。


36. 無段活用 2013年8月16日 21:30:26 : 2iUYbJALJ4TtU : ddGVSlWexS
>>35

>調べるなら害基地どもの書き散らす阿修羅の投稿なんか参考にするバカがいるか。

なら、なぜあなたはここにいる?


37. 無段活用 2013年8月16日 21:38:08 : 2iUYbJALJ4TtU : ddGVSlWexS
ただ、この指摘は重要だ。

「ならば今回の参議院選挙で原発推進派の自民党議員が圧倒的な票数で勝つ
はずもない。」

これは、つまり、安倍政権の原子力政策を福島県民が信任したってことでしょう。

その意味も考えてみたいと思った。


38. 無段活用 2013年8月16日 21:53:08 : 2iUYbJALJ4TtU : ddGVSlWexS
福島県民は現状を受け入れたと、とれなくもない。

その辺り、どうなんだろう?


39. 2013年8月17日 11:35:18 : 0J4wTtThac

    >>27  he7ZaS5l0M  >いや、難しい言葉というか、オレは、こういう、終わり方の論説が嫌いなのよ。「抗すべき正体」を提示し、読者の信を問うのがメディアの責任じゃないの。何というか、単に、気取りかえっているだけでしょう。で爺

   
だったら、はじめから「オレは、こういう、終わり方の論説が嫌いなの」と、言えよ。ぐだぐだもったいぶった言い方しやがって。気取ってるのはお前だろうが。
   
    年くってる割に、器の小さい野郎だぜ。この爺さんは。あははは。



40. 2013年8月17日 15:22:18 : 7oSKGju5kA
ウチの家系は満州帰りだよ。
結構空気の様にあちこち居るんでないかな、こう言う家系の人って。
ちょっと出戻った過去があると反日呼ばわりってのは敵わんな。
国策棄民に強力してやって、なのに関東軍なんざ日本人ほったらかしでさっさとケツ膜って先に引き上げちまう。
いやはやどっちが愛国でどっちが反日だものかね。
ああ。俺ん家は帰って来られたのが幸いだ。御蔭で今俺は日本の地で生まれ育ったよ。
国の御蔭じゃなかったね。自助努力がたまたま実っただけだ。そうでなかった人々も山ほどあろう。其れを考えると無念でならんよ。何が「反日」だろうね。
『命をとして国に協力したのにね』国は何かしたかね。
「反日本人」って意味じゃ「気の狂れた国家システムの方が余程に『反日』」だろうがね。

そして今に思うよ。
沖縄で棄民を見てる。 福島で棄民を見てる。  水俣だって棄民だったよな。
他にも各地で山程だ。
たまたまこの地域に生まれて、譲りがたい処最大限譲って「国に協力した」つもりが「気の狂れた国家システム」から何らかの仇為されて犠牲を強いられると『反日』なのか?

なんだ それ???
ならば『反日』でも結構かと考えもするかな。
そんな見えない糞まみれ日の丸は破き捨てて、ピッカピカの新しい日の丸を誂えたいもんだ。
糞まみれの『日本』もやめて新しい国名も誂えようか。新国名はピカピカの「日本」だ…。

糞まみれの方は反日って呼んでやるか(笑)。
いや、それはやめとこう。 そんな事をしたらまた糞まみれになっちまうもんな…。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

 次へ  前へ

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK152掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK152掲示板
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧