http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/465.html
Tweet |
産経新聞のインタビューに応じる与那国町の外間守吉町長=4月13日、沖縄県与那国町
カネで票を買った典型例の与那国町長選挙
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/folder/1513906.html
★「天木直人氏の視点ー(2013/08/13)★ :本音言いまっせー!
人事の次はカネ(金)である。
8月11日に行なわれた沖縄県与那国町長選挙で、自民党現職の
外間守吉(ほかましゅきち)氏が、共産・社民・沖縄社大推薦の
崎原正吉(さきはらしょうきち)氏を破った。
553票に対する506票という僅差であったとはいえ、
先の参院選一人区で唯一自民党候補を破った沖縄にしては驚きだ。
しかも選挙の争点は、尖閣防御のためみ与那国町に陸上自衛隊配備を
強化するというものであった。
高まる基地反対の沖縄を考えると以外な結果である。
いくら外間候補が自衛隊配備に伴う経済的効果を訴えたとしても、
それだけで住民は騙されるのだろうか。
そう思っていたら、本当の理由があった。
それをきょう8月13日の産経新聞が書いていた。
なんと外間候補は、選挙自衛隊の配備をめぐる防衛省との用地交渉に
関連して、配備されたら町民一人につき50万円ずつ配ると約束して
いたという。
つまり政府と交渉して用地代を分捕り、それを「迷惑料」として配る
というのだ。
こんなわかりやすい選挙もない。
しかしこんな不当な選挙もない。
そんな選挙はおかしい、無効だ、外間候補派選挙違反だ、と書かない
ところが産経新聞の限界である。
◇
「町民に50万円ずつ配りたい」 10億の「迷惑料」要求 与那国町長選で3選の現職
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130813/plc13081301370001-n1.htm
2013.8.13 01:37 産経新聞
沖縄県与那国町長選で3選を果たした外間守吉(ほかま・しゅきち)氏が、陸上自衛隊「沿岸監視部隊」の配備をめぐる防衛省との用地交渉で「配備に伴い町民に50万円ずつ配りたい」と発言していたことが12日、分かった。外間氏はこの現金分配計画を視野に防衛省に「迷惑料」10億円を要求していた。防衛省は、外間氏の勝利で部隊の配備を進めたい考えだが、配備の完了には外間氏の金銭面の要求を含め3つの壁が立ちはだかる。
複数の交渉関係者によると、外間氏が現金分配計画に言及したのは昨秋の用地交渉。今年3月になり、「迷惑料」を要求した。同町の人口は6月末時点で1550人で、1人あたり50万円ずつ配分すると7億7500万円が必要になる。
外間氏は当選後、「配備をさらに推し進める」と述べたが、選挙戦では配備に伴うゴミ焼却場などのインフラ整備を強調してきた。産経新聞の取材にも「町は財源が少なく、インフラ整備での国の補助率引き上げを防衛省に検討してもらう」と明言した。
外間氏は「迷惑料」こそ撤回したものの、「要求型」の交渉姿勢に防衛省側の警戒感は強い。「一定の地域振興には応じるが、補助率で特例を認めればあしき前例となる」(防衛省幹部)と、満額回答には否定的なため、対立の火種としてくすぶる。
用地交渉でも暗雲が垂れ込める。駐屯地を置く町有地は農業生産法人が借り牧場として使用しているが、法人には陸自配備反対派がいる。配備を妨害する「居座り」が懸念される上、移転補償費をめぐる防衛省との交渉も難航する恐れがある。牧場移転の決着が遅れれば、平成27年度末までの部隊配備完了もずれ込みかねない。
外間氏は21年の前回選挙では配備反対派に103票差で勝利したが、今回は47票差まで迫られたことで反対運動が勢いづくとの見方もある。崎原正吉氏は「自衛隊に続き米軍も与那国に入ってくる」と危機感をあおってきた。別の防衛省幹部は「反対派に根拠もなく論点を広げられないよう、町民への丁寧な説明が求められる」と戒める。(半沢尚久)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。