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2013-08-13 09:50:13NEW ! simatyan2のブログ
9日、大阪市と大阪府は「大阪都構想」の具体的な制度設計案を初めて
公表しました。
橋下市長は記者団に、
「やっと都構想の姿が見えた。本当にうれしい」
と語っていましたが、同時に膨大に膨らむ大阪の借金については、
「大阪市がどのみち返していかなければいけないものを
大阪都に管理してもらうだけ」
との無責任極まる逃げの発言もしています。
http://amd.c.yimg.jp/amd/20130724-00000042-dal-000-4-view.jpg
http://www.asahi.com/politics/update/0810/OSK201308090237.html?ref=com_top6_1st
実際、「大阪都構想」と言っても問題が多すぎて最終的には総務省に丸投げ
した形になっているのです。
なぜかというと、大阪府は橋下市長が大阪府知事時代に粉飾決算をしたため、
すでに起債許可団体になっているからです。
起債許可団体というのは新たな地方債発行(借金)に総務相の許可がその都度
必要なのです。
それが都になると大阪市の借金も背負うことになり、大阪府の借金は一般会計
で5兆3千億円あるわけですが、それが8兆2千億円に膨らむことになります。
しかしこれだけで済まないことが下の都構想案のPDFファイルには書かれて
あります。(「資料2」の114ページ)
http://www.city.osaka.lg.jp/toshiseidokaikakushitsu/page/0000215214.html
つまり準公営企業会計7712億円と公営企業会計8949億円、合わせて
計1兆6661億円も大阪都に移し替えられるのです。
また同時に返済のための財源も都に移すため、今まで通りの査定だと起債許可
団体よりも更に悪い単独起債のできない(財政再建)団体になってしまうのです。
そこで松井知事は財政指標の査定ルールを変えるよう「国の了解を得たい」
との考えも明らかにしているんですね。
さらに職員数が1300人余り増え総職員数1万人に膨れ上がり、実現には
125本の法令改正が必要で、総務省との協議を本格化させる必要があるのです。
http://www.asahi.com/politics/update/0809/OSK201308090116.html
これでよくも目鼻がついたとなどと言えたものです。
しかしここで最も許せないことが新たに発覚しています。
知事・市長案づくりで橋下徹市長は、都構想の「効果額」にこだわり、
「数字は何とでもなる。
見せ方(次第)だ。
もっと何か乗せられないか」
と、法定協を控えた2日に大阪府庁であった打ち合わせで、府市大都市局に
効果額の積み上げを求めたのです。
同局は当初、職員削減による効果額を「最小で0円」と試算していたそうで、
これに対し、橋下市長は、都制に移行する時点で不足する事務系職員の補充に、
新規採用ではなく、 余剰の現業職員を配置転換させるよう指示したのです。
つまり「0円」だった効果額を、最終的に「30億円」にしたのです。
http://www.asahi.com/politics/update/0809/OSK201308090116.html
大阪市局幹部は
「都構想効果をなるべく大きくしたい、という市長からのプレッシャーがあった」
と明かしています。
なんという卑怯な手口、問題点を隠し見せ掛けの数字で人を騙す、これはもう
根っからの詐欺師にしか出来ないことですね。
はじめ都構想をぶち上げた時は府市統合効果は4000億と言っていたものが
今は4分の一以下の900億になっています。
また都に移行する際の初期費用は640億円ですむと言ってましたが、共産党
の試算では2000億かかる計算が出ています。
この共産党が出した試算に橋下市長はダンマリを決め込んでします。
普段なら大声を張り上げて否定するのに、何も言わないということは当たって
いるからなんでしょう。
前からそうですが嘘がバレて都合が悪くなると黙り、また大声で新しい嘘をつき
始めるのが橋下徹の特徴なんですね。
詐欺師というのは、嘘がバレるまでは身分が保障されますが、バレてしまうと
騙された人たちによって袋叩きにあいます。
だから常に嘘をつく必要があり、橋下市長も身の危険を感じて引くに引けず
嘘をつき続けなければならないのです。
そのため大阪府民の大多数は今も騙され続けています。
しかしこの期に及んで大阪府民はなぜ騙され続けるのか?
理由は、
大阪のテレビ局と芸人たちが全面的に応援しているからです。
慰安婦発言やオスプレイで失言しても、テレビ局が芸人を使って即座に
フォローします。
「橋下さんは何も悪気があって言ったことやない。
長い目で見て応援したってや」
大阪のバラエティ番組は全てこれです。
橋下徹が大阪の借金を増やしたことや、今なお買春宿の顧問をしていること
などには絶対に触れません。
「桂ざこば」という馬鹿な落語家が、
「ワシ橋下さんのファンやから、橋下さんが何喋っても何してもついていくで」
と番組内で煽ると、周りの観客も拍手喝さいの有様です。
大阪人というのは一部を除いて日本人気質をさらに濃くしたような人種で、
・イメージ、ムード、雰囲気で動く
・情にもろく、すぐ泣き、怒り、笑い、忘れる
・苦労話とチョイ悪に弱い
・どんなことも茶化して笑い話に変えてしまう
といった特徴があります。
だから東京出身で東京の番組でブレークした橋下徹が、茶髪とサングラスを
取り、大阪府知事として初めての議会で涙を流した場面に非常に弱いのです。
つまり
「橋下さんは本気で大阪のことを考えてくれている」
と本気で思ったようです。
もちろん全ての大阪人がそう受け取ったわけではありませんが、少なくとも
イメージの植え付けに成功したと思うのです。
しかしそれ以後、粉飾決算がバレたり失言の連続で化けの皮が剥がれ多くの
支持者は去っています。
それでも大阪のテレビ局と芸人たちが応援するので、それに釣られた大阪人
が支持を続けているのが今です。
その証拠に大阪でも投票率は悪く熱狂的な支持者のみが投票するするので
全国的に維新の会人気が低下しても大阪で持ちこたえているのが現状ですね。
ただいつまでも嘘をつき続けるのにも限界があります。
今でも大阪市民が納める血税の半分以上が大阪市民以外のために使われてる
のに、統治機構を変えました、破綻しました、では済まないのです。
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