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KABASAWA YOUHEI BLOG
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麻生太郎副総理のナチス発言、大臣を辞職しないままこのまま、あんな発言があったねで終わらせていい問題なのでしょうか。橋下徹氏の慰安婦必要だった発言も然り、日本の政治家からの発信が日本の信用を損ねてるという事態を重く受け止める必要があるのではないでしょうか。いつの世もファシズムをうみ育てるのは民衆の無知と無関心です。
ナチスを生んだドイツ。そのドイツの日刊紙特派員のインタビュー記事が赤旗日曜版に掲載されてましたので紹介します。
独日刊紙フランクフルター・アルゲマイネ特派員
カーステン・ゲアミスさん
欧米なら辞職が当然
麻生氏の発言は間違っているだけでなく、とても危険です。(麻生氏の言うように)ナチは静かに憲法を改正したのではなく、政府だけが政策を決定できるという法律を通し、憲法を無効にしました。多くの反対する人たちを刑務所に入れ、大きな圧力ををかけて成立させたのです。静かだったとすれば、それは(反対者を抹殺した)墓場の静けさです。
米国や欧州で、ナチを模範とできるなどといえば、その日のうちにその政治家は辞職に追い込まれるでしょう。ドイツであれば、まず首相が解任せよと非難され、全野党、全マスコミが要求します。かつて1980年代にドイツの連邦議会議長が”ナチもそんなに悪くない”と言ったときも、辞職に追い込まれました。フランスでもイタリアでももちろん、辞職せざるを得ない。
麻生氏や安倍氏が変えようというのが憲法の平和条項9条であり、(国会議員の3分の2で改定を発議する)96条、(基本的人権の)97条です。非民主主義的な方向への憲法改正を静かに、公開の討論もなく静かに人々が気づかないようにやろうとしていることは危険です。
麻生氏はかつて、韓国人労働をやった一族の企業の責任について、「歴史家の判断に任せる」といいました。しかし、歴史から学び、行動していくのが政治家の責任ではないでしょうか。慰安婦問題などでも問われています。
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「ナチスは世界を地獄に」世界各国から抗議の声
麻生副総理のナチス発言は世界に衝撃を与え、大きな波紋を呼んでいます。
ナチスによる犯罪の追及を続ける民間団体「サイモン・ウィーゼンダール・センター」(本部=米ロサンゼルス)は7月30日、抗議声明を発表。「ナチスが権力を握り、世界を地獄の底へと導き人類を恐怖に陥れたことを麻生氏は忘れたのか」と強調しました。
朝鮮日報は7月31日付で「ナチス式の憲法改正に言及した日本の極右政治家」との社説を掲載。韓国外務省や中国外務省も日本の侵略戦争と植民地支配と関連づけて批判しました。
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は1日、麻生発言がアジアの「懸念を裏付けした」とし、「安倍政権のメンバーがナチス・ドイツの同盟国だった大日本帝国をより積極的に描くために第2次世界大戦への現在の見方を変えたがってるという懸念だ」と指摘しました。
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