8月10日　検察捏造報告書流出の意図！「架空議決説」を否定する動きか？
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2013年8月10日　一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

小沢判決前後に、検察の捏造報告書流出事件が2件発生した。

　
　＜小沢判決直前、週刊朝日が「検察の捏造捜査報告書入手」と報道＞

　2012年4月24日、週刊朝日が「検察が検察審査会に提出した捜査報告書を入手した」と報道した。週刊朝日は入手先をもちろん書いていない。
　検察関係者が第三者に流し、その第三者が週刊朝日に持っていったものと、一市民Ｔは推測した。

　＜小沢判決直後、ロシアサーバーを通し八木啓代氏に捏造捜査報告書が流れた＞

　5月2日、八木啓代氏の元に、ロシアサーバーを通し捏造捜査報告書そのものが届いた。出処は全く分からないということだった。

　この2件の流出騒ぎに、検察はさして慌てるふうもなかった。
　検察は、誰が流したのか探そうともしなかった。探せばすぐにわかるはずなのに。
　検察幹部は流出を許容していたのではないか。

　＜森ゆうこ前議員の追及は最高裁から検察に移った＞

　捏造捜査報告書が流されてすぐ、森前議員と八木氏が中心になり、「司法改革を実現する国民会議」を結成した。そして検察追及を強めた。

　2012年5月、森前議員は「検察の罠」という本を出した。一市民Ｔは「最高裁の罠」を出してくれると期待していたのでがっかりした。
　読んで見て驚いた。
　「小沢事件の全ては検察が悪い」「黒幕は法務省」としているのだ。
　「検察の罠」の1ページ目で『...この議決は検察当局の捜査報告書の「捏造」という犯罪によって誘導されたものである』と書いている。
　森前議員は当初「審査員の存在」を疑っていた。市民らも疑惑追及を始めたが、その疑惑は深まっていくばかりだった。
　だが、捏造捜査報告書が流出された途端、森前議員は疑惑を忘れたかのように、審査員がいて、それによって誘導がなされたと決めつけた。
　さらには「検察の罠」で「　......最高裁のスタッフは真面目で優秀であるがゆえ...私は、彼らは決して悪い人間ではないと思っている」と書いている。

　小沢判決直前に、森前議員が中心になって「法務委員会秘密会開催」要請を出した。135名もの国会議員の賛同を得て提出した。
　ところが、判決後一回も開催しようとしないのだ。
　秘密会に検察審査員（？）を呼べば、すべてが解明するのに。

　小沢氏が無罪になれば、検察審査会の疑惑解明などどうでもいいのだろうか。
　
　
　＜検察の捏造捜査報告書誘導説が優勢になった＞

　その後、森ゆうこ前議員は集会でも、検察追及の話ばかり。最高裁の話を封印した。
　八木氏らが、田代検事を告発。不起訴になり検察審査会に申し立てた。
　この検察追及を大手新聞も記事にした。
　大手新聞は検察の個人の不祥事で小沢事件が幕引き出来るなら、司法当局から睨まれることはないと考え、記事にしたのだろう。

　多くの人は、検察の捏造捜査報告書が存在しただけで、審査員がいて、その報告書で誘導されて起訴議決されたと思ってしまう。検審疑惑は限りなく深いのに、それらのことはすっかり忘れてしまう。小沢事件に積極的に関わった森前議員が「捏造報告書による誘導」といえばなおさらだ。

　＜「捏造報告書誘導説」と「架空議決説」とは、天動説と地動説ほどの違い＞

　架空議決だったら審査員誘導はない。誘導があったことを認めるということは架空議決を否定することだ。
　架空議決の仕掛け人は最高裁、誘導の仕掛け人は検察。
　犯罪の大きさも桁違いに違う。

　多くの人たちは、「誘導説」を広めることにより、検審疑惑を忘れさせ、「架空議決」を潰そうとしている裏の動きに気づかない。

　
　＜「最高裁追及を続けましょう」と、�]氏を促すが＞

　�]氏とは判決前には頻繁に連絡し合っていたのに、判決後こちらが電話を架けてもなかなか出てくれなくなった。
　電話が通じた時も、このようなことしか言わない。
　「最高裁のスキャンダルはもう明らかにできない。それに小沢さんは無罪になったし」
　「小沢事件の黒幕は日本を裏で牛耳っている人たちだ。彼らは力を持っているので恐ろしい」
　「森さん達は、消費増税反対で、秘密会開催どころではない」
　「志岐さんの追及は、今は日の目を見ないけど、50年先には注目されるかもしれませんね」などと言う。
　もう最高裁の追及を諦めなさいと、言わんばかりだった。

　ところが、今年の3月、その�]氏が驚くべき情報をもたらした。
　
　ロシアのサーバーを通し八木氏に捏造報告書を流した人物を明らかにしたのだ。　
　捏造捜査報告書の流出の裏に大きな企みが隠されていた。

　その続きは、次回ブログで！

コメント
01. 2013年8月10日 11:29:05 : FK1aATPuAM 結局小沢はキリストにはなれなかったということ、 たとえ有罪になっても、もちろん議員辞職だけで済むぐらいの話だが、 それもどうしても避けたかったということ。 むしろ有罪とされた方が、影響力は今よりあったかもしれない。 小沢にはまだ期待しているが、いかんせん、限界の見えた政治家。 森や達増などは、早く乗り越えてもっと大きくなってほしい。
02. 2013年8月10日 11:50:34 : kH29JZvDuY 　御苦労さま。いつも興味深く読んでいます。 　阿修羅歴３年。いまの日本を包んでいるよどんだ空気を振り払ってくれるような投稿には常に敬意を払っています。いまの体制に不満を持っているのは事実で、すると小沢シンパと色分けされるのもなんとなく理解していますが、検察・警察、最高裁への不信感は日々募っています。 　森さん、八木さんに対しても頑張ってほしい気持ちを持っていますが、確かにTさんの言われる通り、いわゆる小沢事件の主犯というか、黒幕については見解が分かれていますね。どっちもワルなのは分かっているつもりですが、わたしとしてはTさんの見立てにいまは傾いています。 　疑問というか、わたしがまだ十分に理解していないところですが、検察黒幕の場合と最高裁黒幕の場合、もし真実が発覚した後、日本の統治機構、官僚機構に与えるダメージはどう違うのでしょうっか？ 　率直に言って、最高裁黒幕だとしたら、日本の三権分立はまったくのまやかしということになり、日本の戦後そのものが否定されてしまうような重大事になる。だから、森さんたちは最高裁追及は避けたわけなのでしょうか？ 　連日の投稿、あしたをまたを楽しみにしています。
03. 2013年8月10日 12:00:34 : aQq0UGoaxY 検察審査会から目を逸らすために最高裁はあらゆる手段を使っている。 審査員の平均年齢の捏造ミス以来、急に周りの状況が騒がしくなり工作員も多く出現していた。 検察に注目させようとして捏造捜査報告書をリークしたのは最高検がやったことかもしれない。 田代をお咎めなしにするくらい簡単だと考えているのだろうし、事実、尻尾きりをうまくやった。 だが人間は年を取るとボケて真実を話したくなるものだ。 もちろん田代も身の安全のために証拠を保存しているので時限爆弾のようなものだ。 架空審査員や弁護士や伝田みのりだとか色々なことが今後も出現するので分析を続けなければならない。
04. 2013年8月10日 12:42:28 : 61gkmPnkD2 市民の立場で権力を追求するのだから、逃げ隠れできない証拠でも出さない限り�]氏の言うとおりだろう。 まして、国会議員の立場では「追求したが空振り」になると、次の追求は困難だ。 「その話はもう終わりました」と相手にされなくなるからだ。 つまり、対峙できる権力の座に着くことが前提になるのだろう。 しかし、民主党の例がある。 先ず、法務大臣を千葉氏にした。 その他主要閣僚を松下政経塾出身者+菅氏などで構成した。 何も松下政経塾出身者+菅氏などは政界において異端児ではない。 与野党合わせて多数と見るべきだろう。 X氏の 「志岐さんの追及は、今は日の目を見ないけど、50年先には注目されるかもしれませんね」は、 「皆死んでしまったら明らかになるかもしれませんね」 「生きているうちは無理なのでは？」 という意味だろう。 やはり逃げ隠れできない証拠が出ない限り困難だ。 或いは、維新の会、みんなの党、民主党のような「軸足は自公と同じ」ではない、権力と真っ向から対峙する政治勢力が誕生し、政権を取ることがない限り、権力を追求することは難しいのだろう。 そのためには、国民がもう少し痛めつけられなければならないのかもしれない。
05. 2013年8月10日 15:15:53 : 1qxvgw7KgY 小澤も森もその低度の政治家だったのならば現在の世間の取り扱いも文句は言えないな。 　ガンジーにも、マンデラにも金大中にすらなれない。 森は当初７０００万の審査員扱うソフトの改竄自在の存在で或ることを暴き立て我々の不審を募らせておりながら、ソフトが作り替えらたとの話もないし、その運用の事務総局の恣意性に対する何等の対策についても成果のないままに、「......最高裁のスタッフは真面目で優秀であるがゆえ...私は、彼らは決して悪い人間ではないと思っている。」で済ませる話でないではないか。あきれた結末のつけかた。
06. 2013年8月10日 17:20:28 : 0EopofEgjc やっぱどうにも腑に落ちないのは「検審の議決を捏造するくらいなら、どうして端っから検察が無理矢理でも小沢を起訴しなかったのか？」ってことだよな。 確か起訴するチャンスって２回くらいあったはずなんだけどなぁ・・・ そう考えると、他の第３者の都合に検察や最高裁がいいように振り回されたような気がするんだけど。 違うのかなぁ・・・
07. 2013年8月10日 22:34:55 : dfeZybjP4M 4さん、ごもっとも。 権力の移行がなきゃ難しいのでは？ しかし、検審架空議決が証明されたら、そこから一挙に 権力の移行が起きる。それくらい大きな事。 世界情勢は、日本国内の政治情勢に直結する。 志岐さんが戦ってくれている巨大な権力は、国内の雑魚じゃない。 その怪物が断末魔の叫びを上げてのたうち回っている。 何の根拠もないがその竜が倒れ、闇が暴かれる日がきっとくる。 その日は３年以内。 そんな気がする。 頑張って欲しい。
08. 2013年8月10日 22:44:53 : jZwK4JfvNc やはり予想通り、標的を最高裁から八木さんに切り替え、攻撃をはじめたな。 これから延々と繰り返すのだろう。 韓国と同じで、身近に敵を作って難癖つけるしか力が湧かないようだ。 初めは八木さんから仕掛けたとか言い訳していたが、本性を現した。 所詮、T氏とはこんなもんだったのか・・・ 麻生のマンガ以下のお粗末さだ。 泣けてくる！
09. 2013年8月11日 07:15:59 : VSSdv8SmZM 最高検の特別扱いを受けてる八木グループ
10. 2013年8月11日 07:51:03 : vx5w9DECSw ＜「捏造報告書誘導説」と「架空議決説」とは、 天動説と地動説ほどの違い 確かに雲泥の差が生じますね。 例えば、日本の法律や憲法がちゃんと機能するには 最高裁判所の存在があり、この最高裁判所が特定の グループの影響下になく、公正に判断が下せる存在 でなければなりません。 特定のグループの影響下にあると、そのグループに とって都合の良い解釈が世の中の「法律」や「憲法」 となり、りっぱな法律やりっぱな憲法も単なる文言 の羅列だけの存在になってしまい、その存在価値その ものが無きものになってしまいます。 米国の例だと、米国連邦最高裁判所が「法人には 自然人と同様に表現の自由があり、その自由度は 法人が使えるお金の多寡で判断される」という趣旨 の判決が下されました。 この新ルールにより、米国大企業や多国籍企業や コーク兄弟の様なスーパーリッチが自分達の資産 を増やすのに都合の良い社会制度に変更する事が たいへんやり易くなってしまい、経済格差は広がる 一方です。 なぜなら、資本主義社会では大多数の人達が札束 を積まれると、どうしてもひれ伏し、従ってしま うからです。 次回ブログを楽しみにしております。

11. 2013年8月11日 08:57:29 : L2PFs0oue2 >>10 そんな判決おりるか？
12. 2013年8月11日 11:30:22 : pnbo6DUTLo もはやTさんの頭の中は、八木さんのことでいっぱい。 他に何もする気力も無い。 他に何も書くことができない！ これから八木さんに対する妬み、恨みだけでの世界に生きるのだろう・・・ すでに無間地獄に陥っている。 南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・
13. 2013年8月11日 12:13:42 : L2PFs0oue2 なんか勿体つけるのがどうかとも思うが・・・ 八木女史にロシア経由で情報を流した者を知ってるって？ なら検察は当然知ってるし森ゆうこ八木啓代も知ってる 森八木は検察とグル・・・そういう事だろ？
14. 2013年8月11日 12:28:55 : 9Ni0RoXeLg 13様 もったいをつけて申し訳ありません。 今日の阿修羅に掲載されてます。 http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/374.html
15. 2013年8月11日 12:55:28 : L2PFs0oue2 >>14 ああ、すいません見てませんでした でもやっぱりXさんなんですよね 全然別人がポンと出ない限り それしかないとは思ってたけど でもXさんて平野貞夫経由の実力者で 平野貞夫はジョン万次郎の会のNo2で 政治家小沢一郎の秘書じゃないけど 政財界に影響力を有する 小沢一郎グループ全体の秘書みたいなもんでしょ これって小沢一郎の意思じゃないの？ ・・・と、個人的には思ってしまうけど・・・ 活動には感謝してます、頑張ってください
16. 2013年8月12日 09:34:48 : Gq5jq1HIjc >>10 検察が悪いか、最高裁が悪いか？ そんなお遊びを論じているのではないのだよ。 そんなことは、みんなとうに判りきっているのだよ。 如何に実現するかが問題だ。 Tのように屁理屈を論じていても何も解決しない。 八木さんの実行力に期待したい。

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