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★孫崎享氏の視点ー<2013/08/08>★ :本音言いまっせー!
安倍政権のマスコミへの圧力のかけたかがますます異常化している。
大手マスコミは現状を報道していくべきだ。「表現の強要」という
驚くべき要求に応じたりしているから恥ずかしくて書けないかも
しれないが、放置していたら大変なことになる。
このまま行ったら、日本は全体主義国家になる。
マスコミは何の役割を担うか。
どこの国もマスコミは「統治の道具」という側面を持つ。
それだけに、ジャーナリストは「新聞は社会の木鐸たれ」という
スローガンを掲げ、「統治の道具」「統治の犬」になることを戒めてきた。
しかし、今それが完全に消滅しかかっている。
私達は言論弾圧があった、戦争に突っ走った1930年代何故あんな事件
が起こったかをいぶかってきた。しかし、それと同じ社会現象がおきている。
保阪 正康氏が今の日本は異なる見解を持つ者に対して、簡単に「国賊」
のレッテルを張る等、1930年代の日本に似てきたと指摘されていた。
今、自民党からマスコミにかかっている圧力には次の物がある。
類型
1:特定人物をマスコミで扱わないように圧力
2:ボイコット(TBSに対して)自民党は7月4日夜、TBSの報道内容が
公平さを欠いているとして、党幹部に対する取材や幹部の番組出演を当面、
拒否すると発表
3:特定方向の報道を強要
4:特定方向を持つ報道、企画の抹殺
5:表現の強要(具体的文言を指示)
ぜひマスコミは具体的事例を国民に知らせてもらいたい。
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